[aml 38487] 神戸事件A君仮退院にあたって後藤弁護士談話・母の問い掛けの解釈他


(旧AML投稿復刻版)Wed, 31 Mar 2004
[aml 38487] 神戸事件A君仮退院にあたって後藤弁護士談話・母の問い掛けの解釈他

Subject: [aml 38487] 神戸事件A君仮退院にあたって後藤弁護士談話・母の問い掛けの解釈他
Date: Wed, 31 Mar 2004 23:44:46 +0900
Seq: 38487



神戸事件のA君仮退院に際して。警察・検察の不正の告発を支援する会会報『告
発』より。すこしアップ遅れてすいません。


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警察・検察の不正の告発を支援する会会報『告発』第28号(2004/3/15)より

ついにA「少年」が「仮退院」!(3.10)
悪宣伝を許さず、真実を求めて、今こそ再審を実現しよう!


日本中を震憾させた神戸小学生惨殺事件から七年──。さる三月十日に、この事
件の「犯人」とされたA「少年」が当日の朝「仮退院」したと発表されました。
十二月までは保護観察下におかれるとはいえ、長年にわたって拘束されてきた関
東医療少年院から解放され、ついに「自由」の身になったのです。
しかし、大々的なマスコミの報道に見られるものは、少年が犯人であることを大
前提としたうえで、「本当に更生したのか」、「またあのような犯罪をくり返す
のではないか」、などといった悪宣伝ばかりです。このままでは、A「少年」は
一生“憎むべき犯罪者”とされてしまいそうです。しかも、「殺人というのは癖
になりやすい一種の病気です。...性犯罪は...治りにくい...再犯の可能性があるの
です」(福島章上智大名誉教授、『フライデー』三月二六日号)などと、A「少
年」への憎悪を煽りたてるきわめて悪質な報道すらなされています。もし彼の、
そして彼の両親の居所がマスコミにかぎつけられれば、いったいどのような騒ぎ
になるのでしょうか。
もはや一刻の猶予もありません。このような悪宣伝を許さず、疑惑に満ちた事件
と捜査過程の真相を明らかにし、A「少年」のえん罪を晴らすために、今こそ再
審を実現しようではありませんか。そのために奮闘している後藤昌次郎弁護士
が、このたび以下のよびかけを発しました。


A少年仮退院の報道に際して
後藤昌次郎
このよびかけは
http://postx.at.infoseek.co.jp/koube/Gotou_danwa040312.html
をごらんください。
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兵庫県弁護士会が「指導監督を行わない」と決定
後藤弁護士らは直ちに日弁連への申立の準備を開始

このたび兵庫県弁護士会は、後藤弁護士たちが求めてきた「指導監督の申し入
れ」について、「指導監督を行わない」と決定した旨を通知してきました。奇し
くもA「少年」が「仮退院」したと同じ三月十日付でなされたこの決定は、とて
も納得できるものではありません。
A「少年」を犯人とするにはあまりにも多くの合理的疑問があり、それらを再審
などの場を通じて解決するためにぜひ協力してほしい──。後藤弁護士たちはか
ねてより、A君の付添人をしていた弁護士、およびその後もA君のご両親の代理
人となってきた弁護士に懇願してきました。ところが彼らはこれを拒否し、A
「少年」の両親の居所について教えないばかりか、極めて不誠実な対応を繰り返
してきました。そこで後藤さんたちは、この二人が所属する兵庫県弁護士会に対
して、この二人をしっかりと指導監督せよ、という申し入れを昨年十一月に行っ
たのでした(「告発」27号参照)。
ところが、兵庫県弁護士会は「指導監督を行わない」と言ってきました。その
「理由」は、この弁護士が両親の居所を知らない(だから教えられない)と言っ
ているから、などということです。しかし、現在もA君のご両親の代理人をして
いる弁護士がご両親の居所を知らないはずがありません。後藤弁護士と会うこと
すら拒否しつづけているこの弁護士らを説得することを放棄した兵庫県弁護士会
には、もはや期待しうるものはありません。後藤さんたちは、いよいよ日弁連に
同様の申立をする準備を今、進めています。
A「少年」の冤罪をはらすための粘り強い闘いを、全力で支援していきましょ
う。今後とも皆様のご協力を、どうぞよろしくお願いします。


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第二次付審判請求の特別抗告を最高裁が棄却(2・17)

さる二月十八日、最高裁から第二次付審判請求の特別抗告を棄却するという決定
文(二月十七日付)が、弁護団に送られてきました。文字どおりの三行半(みく
だりはん)の棄却決定に怒りを禁じ得ません。すでにご存知のように、大阪高裁
が抗告を棄却した唯一の理由は、同様の内容の請求(後藤昌次郎弁護士らが先頭
に立ってたたかった第一次請求)がすでに棄却されているからということでし
た。これについて元大阪高裁判事の生田暉雄弁護士ら第二次請求弁護団は、別の
申立を理由に新たな申立を棄却するのは、「抗告人らの裁判を受ける権利を奪っ
た」ものにほかならないことを、最高裁への特別抗告のなかで明確につきだした
のでした。ところが、最高裁はこの特別抗告を無視し、踏みにじる決定をしたの
です。この決定を私たちは決して許すことができません。第二次請求弁護団は、
可能な限りの手を尽くして、今後も粘り強く闘っていく決意です。



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警察・検察の不正の告発を支援する会会報『告発』第27号(2004/1/15)より

後藤弁護士らが弁護士会に「指導監督申し入れ書」を提出(03/11/27)
これまでA「少年」の冤罪を晴らそうと、後藤昌次郎弁護士らが「告発」や「付
審判請求」などさまざまな取り組みをねばり強く進めてきました。そしてその後
藤さんら四名の弁護士が、昨年末に兵庫県弁護士会に対して所属弁護士への「指
導監督」の申し入れを行ったのです。ますます意気軒昂の後藤さんを先頭にし
て、また新たな闘いが開始されました。
事件当時、神戸弁護士会(現兵庫県弁護士会)の要請でA君の弁護人(付添人)
や「対策協議会」の任に中心的にあたってきた二人の弁護士がいました。彼らに
対して後藤さんたちは、神戸家庭裁判所の決定以来一貫して真相究明のために協
力するようによびかけてきたのでした。それは、A君の冤罪を晴らすのにどうし
ても不可欠なこと──かつてA「少年」の審判を家庭裁判所で行った際に扱った
証拠類をあらためて検討しなおし、またA君の両親にも会ってゆっくりこの件に
ついて話し合うこと──を実現するためには、その証拠類を持っており、なおか
つ両親の居所をも知っている両弁護士の協力がなければならないからです。そも
そも、A君の逮捕から審判に至る短い日時の間に、自白その他の証拠の深い解読
や実験ができたはずがありません。ところが両弁護士は一貫して協力を拒否して
きました。そればかりか、両親に近い親類などに後藤さんらと接触しないように
させ、後藤さんらの働きかけを妨害してきたのです。
そこで後藤さんらは〇二年十二月十一日に、両弁護士が所属する兵庫県弁護士会
に対して、「紛議調停申立」をおこないました。これは、弁護士会にあいだに
入ってもらって両弁護士との話し合いの場をつくってくれるように要請する手続
きです。ところが弁護士会がこれを認めなかったため、今回新たに弁護士会に対
して、両弁護士への「指導監督」を求める申し入れを行ったのです(昨年十一月
二十七日付)。また同日、「紛議調停」についても「再開申立」の手続きをおこ
ないました。それにふまえて昨年末の十二月半二日に、四名の申入人(後記書面
参照)を代表して後藤さんが、これまでの取り組みを常に一緒に担ってきてくれ
た作家の伊佐千尋さんとともに兵庫県弁護士会を訪問しました。応対した弁護士
会の麻田会長は、申し入れの趣旨を時間をかけて丁寧に説明する後藤さんの話
に、熱心に耳を傾けていたそうです。
神戸事件に注目するみなさん!いよいよA「少年」が出てくるという今こそ、彼
の冤罪を晴らすために闘いつづける後藤さんたちを支援する運動を、さらに大き
くつくっていきましよう。
(「指導監督申し入れ書」については,『告発』バックナンバー27号を参照下さ
い)


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第二次付審判請求
神戸地裁。不当な棄却映定に対して、弁護団が抗告申立書を提出(昨年12・
12神戸地裁)

後藤さんたちが兵庫県弁護士会を訪問した日でもある十二月十二日に、第二次付
審判請求の請求人二十九名を代表して渡辺千古弁護士が、神戸地裁に「抗告申立
書」を提出しました。
A「少年」への警察官らによる自白強要について、警察官・検察官らの告発(第
二次)を「不起訴処分」とした神戸地検の処分撤回を求めて一昨年十二月三日に
申し立てた「付審判請求(第二次)」を、神戸地裁は不当にも棄却したのでした
(昨年十一月十四日)。今回提出した抗告申立書は、この地裁の棄却決定を覆す
ために大阪高裁宛に出したものです(手続き上提出先は神戸地裁)。神戸地裁は
この棄却決定において、「被疑者池田(取り調べ警察官)は、少年から『証拠が
あるんですか』と尋ねられたのに対し、捜査書類を綴ったファイルの上に手をの
せて、『ここにある』と言い、『君神戸新聞に手紙を出しているやろ、素人が見
てもわかるよ』とか、『この字は君の字やろ』などと言った」、という明白な事
実を認めています。この事実だけでも警察官が少年を騙したことははっきりして
いるにもかかわらず、それでも「(警察官は)犯行声明文の筆跡と少年の筆跡が
一致したとは言っていない」のであり、「少年が、取り調べという非日常的な精
神状態下に、その年齢からくる思慮の不足や思い込みが加わって」騙されたと
思ったに過ぎない、などとコジツケて神戸地裁は付審判請求を棄却したのです。
このようなデタラメな決定文について、弁護団は今回提出した申立書において、
「いわゆる『俺俺詐欺』の詐欺師の弁解(『自分は、俺、俺と言ったに過ぎな
い、息子だとは言っていない、それを相手が勝手に息子だと誤解したのであ
る』)と全く同様の論弁以外の何ものでもないではないか」と明快に喝破してい
ます。さらに三十四頁にもわたる申立書全体をつうじて、A「少年」を犯人とす
ることへの合理的疑問を余すところなく明らかにしています。これを受けた大阪
高裁は、もはや抗告を認める以外にはないはずです。みなさん!第二次付審判請
求の勝利に向けて、さらに奮闘していきましよう。


緊急のお知ら世
大阪高裁による付審判請求の抗告棄却決定に抗議し、最高裁での勝利をかちとろ
う!

皆さん!本日大阪高裁は、付審判請求(第2次)の抗告を不当にも棄却するとい
う決定文を弁護団に送ってきました(決定は1月14日付)。当会発行のニュー
ス27号にあるとおり、付審判請求(第2次)を神戸地裁が棄却したことに対して
弁護団が大阪高裁に抗告したのは昨年の12月12日です。高裁はわずか1ヶ月
で決定を出したのです。弁護団が大変な労力をかけて作成した抗告申立書を、年
末年始をはさんでの1カ月間に詳細に検討することなど、できるはずがありませ
ん。
じっさい棄却の理由として書かれているのは、すでに後藤昌次郎弁護士らがおこ
なった告発一付審判請求(第1次)で結論は出ているから、ということにすぎま
せん。一度決定が出たらあとはダメなどというのでは、警察官等の犯罪を告発す
る権利を奪うことに等しいもので、とても容認できるものではありません。裏を
返せば、大阪高裁は弁護団が提出した抗告申立書に何一つ反論することができな
いということです。だからこそ、“すでに結論は出ている”などということを理
由にせざるをえなかったに違いありません。弁護団は直ちに最高裁に特別抗告を
する準備を開始しました。第2次付審判請求の勝利をかちとりましょう!そして
A「少年」の再審を何としても実現しましょう!

2004年1月16日警察・検察の不正の告発を支援する会


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『淳君を殺したんは、本当にお前なんか?』
02年のある日少年院を訪問し、A「少年」に問いかけたお母さん
──やはりお母さんはA君の無実を信じていた!
『週刊文春』(〇三年十一月二〇日号)

A「少年」の仮退院がいよいよ間近と言われているなかで、“凶悪なA「少年」
をこのまま出所させたら再び犯罪をおこす恐れがある”、などというような悪ら
つな宣伝が週刊誌などでなされています。しかし同時にその中では、決定的な事
実が明らかにされているのです。
『週刊文春』(昨年十一月二〇日号)によると、東北少年院にA「少年」がいた
〇二年のある日、面会に訪れたお母さんは、「淳君を殺したんは、本当にお前な
んか?」とA「少年」に問いかけたというのです。これにたいして彼は「自分が
やりました」と答えながらも、とても強い衝撃を受け、「いまだに自分が犯人で
はない、何かの間違いであってくれたらいいと思い、自分を捨てきれないのが、
お母さんというものなのか...」と思ったと書かれています。
これについて『週刊文春』の記事の中では、A「少年」が親の愛情を理解するよ
うになったことであり、矯正が進んだことを意味するなどと紹介されています。
しかしそれは解釈にすぎず、ここで決定的な事実は、事件から五年もたっていな
がらも、お母さんがA「少年」にあらためて「淳君を殺したんは、本当にお前な
んか?」と問いかけたことです。やはりお母さんは、事件以来社会的になんと言
われようとも、A君がやったと考えられる証拠や状況がなく、無実を信じていた
のです。そして他方のA君も、そのお母さんの気持ちをしっかりととらえたから
こそ、「強い衝撃を受けた」のではないでしょうか。
彼が少年院から出てきて自由の身になりお母さんとゆっくりと話す機会さえでき
れば、彼の閉ざされた心が解きほぐされ、彼自身の口から事件捜査と審判の真相
が明かされる日が必ず来るに違いありません。しかし同時に、真相が暴かれるこ
とを恐れる者たちや、A君を「モンスター」だと思いこんでいる心ない人たち
が、「口封じ」などを狙って彼の身に危険をおよぼすことを私たちは危倶しない
わけにはいきません。
みなさん!何としてもご両親と協力しながらA「少年」の再審を実現することを
めざして、ともに頑張りましょう。




警察・検察の不正の告発を支援する会
東京都文京区湯島4-8-15
TEL03-5684-5420
FAX03-5684-5425
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http://page.freett.com/postx/kobemovie/kensyou04.html
神戸事件報道検証ページその4
http://postx.at.infoseek.co.jp/koubejiken1.html
神戸事件ページ

Posted: 月 - 1 3, 2005 at 01:19 åflå„      


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