眺めるだけじゃもったいない!
なぜ通過してしまう釧路湿原?
釧路湿原というと、北海道でもかなり有名な観光スポットなんですが、その知名度とは裏腹に多くの人が「見るだけで通過してしまう」場所になってしまっているのもまた事実かもしれません。北海道関係の旅行記のページを見ていると、「細岡大観望はすごい感動」で終わっているページばかりで(しかもたいてい寄り道プラン)釧路湿原の魅力にはまってしまった私としては、「なんで!」と思わず叫んでしまうのです。
ゆっくり過ごせばいいこといっぱい!
ここ数年の釧路湿原の歩き方といえば、釧路からノロッコ号にのり、「わー広いね。日本じゃないみたい…。」なんていう言葉が車内で行き交い、釧路湿原駅で下車、細岡の大観望で記念写真を撮って終了、というのがおきまりのパターンになりつつあります。さらにノロッコ号ならまだいい方で、観光バスで塘路駅や細岡大観望へ乗り付けて騒がしく去っていく方々も…。
これは、もしかしたら釧路湿原に限らず道内の他の観光地もそうなのかもしれません。広い北海道、しかも行ってみたい場所もたくさんある…短い時間でたくさんのものを見ようとしたら、つまみ食い的な旅になってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
しかし、まだ北海道へ行ったことのない人にこそ言いたい!「行きたい場所を一つ決めてそこをゆっくり見るべし」と。
それでこそ、北海道の自然の素晴らしさを知ることができるのではないかと思っています。釧路湿原が通過してしまう場所ではなく、北海道らしいゆっくりのんびり過ごせる場所であることを多くの人に知ってほしいと思います。
木道歩き・カヌーなど楽しみ方はいっぱい。
湿原を堪能するためにはやはりこの2つは欠かせません。歩くことでいろいろな発見ができます。湿原に咲く花や草木、エゾシカ・リス・オジロワシ・タンチョウなどの野生動物などなど、歩くことで湿原と一体化したような不思議な感覚になれます。そして、さらにおすすめなのがカヌーです。釧路川を下りながら湿原を眺めているとその静かな川の流れとあいまって心洗われる気分になります。
このサイトではガイドブックやふつうの旅行記ページでは紹介されることの少ない、釧路湿原の歩き方や楽しみ方をたくさん紹介していきます。このページを見てあなたの旅のプランが変わることを期待しています。
エリアガイドに進む前に…
本当はわかりやすいマップを作りたいとずっ〜と思っているのですが、なかなか形に出来ていません。エリアガイドの中の地図もどうも分かりづらい、いまいちなできなので、旅先に印刷して持って行きたいという方は、北海道ユースホステル協会の「北海道の歩き方」の中にある湿原マップをオススメします。
このような地図と、一緒にこのエリアガイドを見ていただくと、場所のイメージも何となくつくかと思います。
※「北海道の歩き方コツのコツ」→「タンチョウ見学のコツ」 の中にあります。
ニーズ別 オススメの歩き方
- 木道を歩きたい!
- 湿原西側(温根内木道)に行ってみよう。現在本格的な木道歩きが楽しめるのは「温根内木道」のみになってしまいました。展望台から眺める湿原もいいですが、湿原の広さを間近に感じるならここが一番です。
詳しくはこちらへ - 穴場としては「シラルトロ歩道」ガイドブックなどにも載っていない穴場の遊歩道。わずかな距離ですが、「やちぼうず」などが間近に見られる木道があります。大半は尾根道と階段ですが、歩道の先端には「展望広場」「野鳥観察台」などがあります。
詳しくはこちらへ - とにかく時間がないあなたへ
細岡大観望や
塘路周辺の展望台へ行ってみよう。やむを得ずレンタカーで通過するだけになってしまうあなたは、湿原東側にある展望台をいくつか選んで行ってみましょう。- レンタカーはないけれど、1日ゆっくり歩きたい。
鶴居軌道跡遊歩道と温根内木道へ行ってみよう。釧路から阿寒バス(鶴居方面行き)を利用します。湿原展望台から温根内木道へつながる鶴居軌道跡の遊歩道を歩いて温根内木道へ行ってみましょう。湿原を眺めながらゆっくり歩けます。- JR釧網線を利用して
塘路と
コッタロエリアを歩いてみよう。塘路駅ではレンタサイクルがあります。これを利用してコッタロエリアまで足を伸ばしてみましょう。ダート道で砂埃に耐えながらひたすら走ればタンチョウの営巣地であるコッタロ湿原を眺められます。途中自転車を降りれば、サルボ展望台・サルルン展望台(三角点)・二本松展望地などにも寄れます。歩きの方はサルボ。サルルン展望台くらいが無難だと思いますが、1日かけて塘路駅からコッタロ第3展望台まで歩いて往復する強者?もいます。

歩き方
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