北海道レンタカーの旅
2006年9月1日 (金)
レンタカーを借りて北海道を一周してきました。

宿泊地は小樽→旭川→稚内→網走→釧路と右回りで予約し、車で1日に300km以上移動してそれぞれの宿泊地に向かいました。天候にも恵まれ、ほとんどのスポットを満喫。
特に気に入ったのが稚内で、鮮やかで素晴らしい景色を見ることができました。網走、釧路、小樽、旭川も忘れられない。できれば各宿泊地で2泊したかった。そして函館もまわりたかった…。詳しくは以下のテキストで。
2006年9月1日 (金)
レンタカーを借りて北海道を一周してきました。

宿泊地は小樽→旭川→稚内→網走→釧路と右回りで予約し、車で1日に300km以上移動してそれぞれの宿泊地に向かいました。天候にも恵まれ、ほとんどのスポットを満喫。
特に気に入ったのが稚内で、鮮やかで素晴らしい景色を見ることができました。網走、釧路、小樽、旭川も忘れられない。できれば各宿泊地で2泊したかった。そして函館もまわりたかった…。詳しくは以下のテキストで。
1日目
よく晴れたある日、北海道レンタカーの旅に出発しました。
宿泊予定地は「小樽」「旭川」「稚内」「網走」「釧路」。まず飛行機で千歳空港へ向かいます。写真は青森上空。青森と函館を同時に見ることができ、飛行機の実力を実感。いよいよ北海道、期待に胸が膨らみます。

そして飛行機は何事もなく千歳へ。北海道は大地が広い。

無事空港に到着した後、レンタカーのカウンターで手続き。レンタカーの受け取り場所は空港から少し離れているのでレンタカー会社のバスで移動。着陸からおよそ30分後にレンタカーに乗ることができました。そして1日目の宿泊地である小樽にナビを設定し、出発。高速道路を使って一気に小樽へ。北海道の車の流れはかなり速いため、徐々にアクセルを踏み込んでいきます。

小樽は夕日が似合います。ホテルにチェックインし荷物を置いた後、「積丹岬」へ行くことに。ただ今の時間は午後5時半。小樽から積丹岬までの距離はおよそ60km。日の入りに間に合う。ということで急いで出発。
しかしながら道の途中で日没を迎え、これはもうダメかと思ったときに案内板発見。見える。まだ空が赤い。急いで真っ暗で何も見えないトンネルを携帯の明かりで照らしながら進み、展望台に着く。海岸まで降りる階段を発見し、急いで降りる。そして辛うじて撮ったのが次の写真。

これ以降は暗すぎて撮ることができませんでしたが、日本海の水を触り、たくさんの星を見て十分満足。カメラにはまったく写らないモノが目には見えるのです。人間の目の感度はすばらしい…。しかしながら、海岸に広がる大きめのゴツゴツした石に何度となく足を取られ(見えるのに!)、虫の大群にも刺されまくる。蚊アレルギー?の私の手は腫れ上がって大変なことに。
その後、小樽市街に戻り、食事に出かけることにしました。ぶらぶらと歩いていると「小樽倉庫No.1」という聞いたことのある店があったので入ることに。ゆっくりとした時間のなか、コクのあるビール、ビールによく合う料理、そしてボサノバの生演奏を堪能しました。

明日は旭川へ。
2日目
今日は旭川です。高速道路を使い一気に旭川へ。この高速道路はまるで私一人のために造ったのではないかと錯覚するほど車が少なく、北海道の大地を走る魅力を存分に味わいました。
そしてまず「当麻鍾乳洞」へ。北海道の天然記念物の指定を受けており、学術的にも大変貴重な鍾乳洞ということで見学しに行くことにしました。

とにかく狭い。入っていきなり頭をぶつけ、しばし苦しむ。鍾乳洞の全長は短いものの、石の色が場所によって異なるのが印象的でした。ただ、かなり人の手が入っており、石にラベルが付いていたりします。
次に「アイスパビリオン」へ。のんびり入場したのが大失敗、一気に体の芯まで冷えが襲ってきました。さすがに−20℃は寒い。貸し出しコートを羽織っているものの、本当に寒い。全身に力を入れているため体中が痛くなってきます。

そして−40℃の部屋に。ボタンを押すと−40℃になるとのことで、押してみる。ものすごい冷気がフードをかぶっていた顔面に直撃し、体を一気に冷やします。旭川には住めない…。
続いてアイスパビリオンの隣にある「熊牧場」へ。付近にいたスタッフの人に「熊いますか?」と聞くと「たくさんいる」とのこと。そこで入ってみると、いる。いすぎるくらい、いる。しかも、座って、手を振って、立ち上がる。

ペット?と勘違いするような予想をはるかに越える人懐っこさでしたが、それでも闘って勝てる相手ではありません。なんというか、レベルが全く違う。
次に「層雲峡黒岳」へ。層雲峡は北海道の大屋根とよばれる大雪山連峰に最も近い入り口です。5合目まではロープウェイで、そこから7合目まではリフトで登ることができます。高いところが好きな私にとって、ここは魅力的なスポット。左の写真が5合目、右の写真が7合目で撮ったものです。

天気もよく、体を突いてくるような山気を満喫しました。ロープウェイ+リフトの往復料金が2350円と少し割高ですが、それだけの価値はあります。今回は青々とした山々が見られましたが、紅葉した山々も見てみたいものです。
最後に、流星の滝・銀河の滝。写真は滝の前にある「双瀑台」とよばれる高台から撮ったものです。

双瀑台への道のりは非常にきつい階段(写真のように段というかハードルになっている)の連続なのですが、ここからは二つの滝を同時に見ることができます。ぜひ登ってみることをおすすめします。
明日は稚内へ。
3日目
今日は旭川と稚内です。
まず「旭山動物園」へ。雨なのですいているかと思いきや、予想以上の人。さすが全国的に有名な動物園です。

ここは動物の見せ方がとてもうまく、写真を撮るのも忘れて見入っていました。そのため写真がありません…。特に気に入ったのがペンギン。水がとてもきれいでペンギンが泳ぎ飛ぶ姿が感動的です。あまりにペンギンの動きが早いためにカメラではフォーカスが追いつかず、ビデオで撮って切り出したのが下の写真。

ペンギンってヒョウよりかっこいい。
旭山動物園を心ゆくまで楽しんだのはよかったのですが、ただ今の時間は午後2時。今夜の宿は稚内ですので、ここから250 kmほど移動しなければなりません。予定時刻より大幅に遅れて出発です。
士別剣淵まで高速道路で移動し、その後、緑に囲まれた道をひたすら北に進む途中、道を間違えたついでに駅によりました。まっすぐな線路がもうなんともいえず、よい。踏切の線路の上にカメラをのせて撮影。

そうこうしているうちに日が暮れ始め、鮮やかな夕日が広がりました。日没までに稚内に着く、という予定を無かったことにし、車を止め、写真を撮る。

直後に完全に日が落ち、今度は一面の星空。来てよかった…。
ようやくホテルに到着し、食事の後、「野寒布岬」に行くことに。夕日はとっくに見えないものの「夕日が丘パーキング」に寄ってみる。月がきれいで利尻島も見ることができ、大満足でした。

最後に稚内の灯台。風が強く、海を全身に感じながら、怖いくらいの佇まいをみせる灯台をしばしの間見上げ続けました。

明日は網走へ。
4日目
今日は稚内と網走です。
まず昨日訪れた「野寒布岬」へ。昨夜は暗くて全く気付かなかったモニュメントを撮影。利尻島もきれいに見ることができました。昼間に見る灯台はかわいらしさを感じます。

そして「北防波堤ドーム」へ。総延長427m、柱の総数70本の大きな構造物で、反対側まで行こうかと思ったものの断念。反対側がはっきりと見えないくらい遠い。

次に最北端の駅、「稚内駅」に。いつか夢である寝台特急の旅を実現したいものです(+豪華客船での世界一周の旅)。

次に「大沼」へ。天気もよく、ドライブを楽しむこと30分で到着。沼というか湖のような光沢をもっています。ちなみに沼と湖の区別は広辞苑によると、最深部まで沈水植物が繁茂することができる深度(およそ5m以下)をもつものを沼、中央部が沿岸植物の侵入を許さない程度の深度(およそ5〜10m以上)をもつものが湖、となっています。

穏やかな沼で景色が抜群。大沼までのびる道路がまたきれいで、思わず写真を撮ってしまいました。
しばらく行くと風力発電用の風車が見え始め、少し山道を登っていくと風車が一面に広がりました。

宗谷丘陵にある宗谷岬ウィンドファームには57基の風車(1基1000kW)があるそうで、近くで見るとそれぞれが非常に大きい。圧巻でした。空の青さと相まって最高の気分。
次に「宗谷岬」。日本最北端です。岬の先にある岩へ降りていって写真撮影。

もうなんともいえず感動です。平日の朝でしたがたくさんの人が訪れていていました。日本最北端のガソリンスタンドで給油し、最北端記念のカードと貝でできたお守りをいただきました。いざ網走へ。
しばらく走るとメーターが1000kmを示しましたので、記念に撮影。

途中クッチャロ湖に寄りつつ、ひたすら網走を目指しました。宗谷岬を出ておよそ5時間後、網走に到着。
そして、本物の流氷を見るために「オホーツク流氷館」に寄る。アイスパビリオンよりも寒く感じる流氷の置いてある部屋で、手渡された濡れタオルを振り回すと本当に凍ったのに驚きました。流氷に触るのもほどほどに、館内で上映されている映像を堪能。映像機器がとても優れており、大きくてきれいな映像に感動しました。また、屋上の展望台から網走市街が一望できます。

明日は釧路へ。
5日目
今日は網走、知床と釧路です。
まず「網走刑務所」へ。行刑資料館はとても興味深く、網走刑務所のことだけでなく、明治期から現在にわたる行刑の変遷が詳しく展示されていました。受刑者が北海道開拓に果たした役割も詳しく知ることができました。

そして知床へ。朝降っていた雨も上がり、昼過ぎに「知床五湖」へ到着しました。今日は時間の関係で一湖と二湖のみ散策。途中から太陽が顔を出し、思う存分知床を満喫しました。いつの日か、ゆっくり五湖まわりたいものです。

次に知床横断道路を抜け、国道335号線から272号線、道道13号線、国道243号線を通り「摩周湖」へ。あいにくの天気で、まったく見えませんでした。

そこに湖があるかどうかさえ分からず。ただ、摩周湖の近くにある「硫黄山」は見ることができたのでそれなりに満足。
日が暮れかかるなか、「屈斜路湖」を見るために、急いで和琴半島へ。もう真っ暗でしたが長時間露出でなんとか撮影。クッシーには出会えず。

この後、急いで釧路のホテルに向かいました。
明日は最終日、千歳へ。
6日目
今日は最終日、釧路です。
日本一早い日の出を見に行こうと、朝3時に起きて「納沙布岬」へ。釧路から納沙布岬への道のりはおよそ150 km。予想以上に長く、到着まで2時間以上かかりました。カラスの大群に驚き、また途中で走行距離2000 kmを達成したので撮影。

いよいよ納沙布岬へ到着。すごい雨風にとっくに朝日はあきらめ、見学に専念。岬の下に降りられるようなので、地面に手をつきつつ降りてみました。そこで撮ったのが次の写真。

風が強く波もうねっていたので、これ以上先に行くことは断念しました。ここの海は死を感じます。
そして日本最東端の駅、「東根室駅」を訪れました。この駅は無人駅で、近くの道路に案内もないという、なんともかわいそうな扱いを受けています。

朝の散策の最後、花咲灯台の「車石」を見に行きました。棒状の石が放射状に広がり、全体として丸い形をしています。花咲岬周辺では棒状の石をあちこちで見ることができます。

ホテルで朝食をとり、再び「釧路湿原」へ出発。雨も上がり、日が出てきました。途中、釧路湿原駅に寄ってノロッコ号を撮影。あまりにホーム隅に寄りすぎてカメラを構えたため、近づいてくる列車にひかれそうになりつつもがんばる。迫ってくる列車を撮影する際には早めにシャッターを切りがちなので(列車がまだ遠いので小さく写ってしまう)、一息待つことが重要であるそうです。

そしていよいよ最後の観光スポット、釧路湿原。広大な湿原に見入ってしまいました。緑がすばらしい。こんなところでドラえもんのひみつ道具、キャンピングカプセルを使ってのんびり過ごしたいものです。

その後、ひたすら千歳を目指して走りました。日勝峠で渋滞にはまるものの、なんとか飛行機に間に合う時間に千歳のレンタカー営業所へ到着。走行距離は2564 km、使用したガソリンは188L。ひたすら移動した大満足な北海道レンタカーの旅でした。

かかったガソリン代は26740円。おぉ…。