松ぼっくり
2005年6月4日 (土)
松ぼっくり(松かさ)は水に濡れるとかさを閉じるというので、実際に試してみました。

松ぼっくりをざっと水に浸け、大慌てでカメラの前にセット。カメラを回しっぱなしでおよそ40分、松ぼっくりのかさが徐々に閉じる様子を撮影し、それを600倍早送りしたものが次の動画です。
松の種子には、風にのせて遠くまで飛ばすための羽根がついています。これらの種子は松ぼっくりのかさを構成する一片一片の奥にあり、かさを開くと種子が外に出てきます。晴れの日ならば、開いたかさの間から落ちた種子は風にのって飛ぶことができます。
松としてはなるべく広い範囲に子孫を残したい。すぐ下に落ちてしまう雨の日は飛ばしたくない。こうしたことから、松ぼっくりは濡れるとかさを閉じる性質をもつことになりました。雨の日(=かさが濡れたとき)かさを閉じることで、雨の日に種子が誤って飛び出し、飛ばずに真下に落ちてしまうことを防ぐわけです。
花粉症にビクビクする毎年の春先。
