写真のつなぎ合わせをする場合、PhotoshopのPhotomergeと、CanonのソフトウェアであるPhotoStitchのどちらがより自然か、比較してみることにしました。
Photomerge

PhotoStitch

撮影に用いたカメラはCanon IXY 400、ほぼ180°の景色を少しずつ角度を変えて撮ったものを合成しました。
基本的にPhotomergeは斜めに分割して合成、PhotoStitchは縦に分割して合成するといった特徴があります。そのため、合成写真にはPhotomergeは斜め、PhotoStitchは縦の境界線が残っています。
PhotoStitchはCanonが作っているだけあって、Canonレンズの性質による写真の端の歪みを自動的に補正し、うまく平坦に揃えてくれます。しかし被写体によってはその補正が徒となり、直線で構成されたものが変に歪みます。上の写真の鉄塔や建物の歪みがそれです。なるべく細かい角度で撮影しておくときれいに仕上がるようです。
一方、Photomergeは歪みを、その範囲を使わない方向で合成します。したがって、かなり広範囲で歪みの無いきれいな画像が得られますが、多少つなぎ方は強引です。一般的な写真では許容範囲を超えてしまい使い物になりませんが、今回のような平坦な風景ではつなぎ目が目立たず、なかなかきれいな写真になります。よってあまり変化のない被写体に向いているといえます。
私はパノラマ写真を作るときはいつもPhotoStitchを使っています。ほとんどの写真でうまく処理でき、QuickTimeVRで書き出せるためです。パノラマ写真はしっかり撮影しないとどうしても不自然さが残ってしまうので、写真としてみるのではなく、VRでぐるぐるまわして楽しんでいます。また、処理速度が非常に速く(Photomergeより3〜4倍速い印象があります)快適に作業ができるのもポイントです。