実家の押入を整理していたら、小学校二年生(7歳)のときの作文が見つかりました。子供らしい、観察力の鋭さと素直な感想が、今読んでみると新鮮です。原文をそのまま再現したので、ひらがなが多く誤字があります。お許し下さい。
*マークは文末に解説があります。


「にわとりに目をつっつかれそうになったこと」

二ねん うめぐみ いわたまさし

 にわとりを見にいったら、にわとりのふんでくさかったので
「そうじをしていないんだな。」
とおもいました。
 まっかなにくひ毛*がきんたまみたいでした。
 にくひ毛が二つにわかれて、だらあんとぶらさがっているからです。
 そのときにゴーコッコとないたので、
「おもしろいな ふつうわコーコケコとなくのに。」
とおもいました。
 黒い目のまわりに黄いろい白目**があったので、
「人げんの目とちょっとちがうんだな。」
とおもいました。
 よくみたら、つめがながかったので、
「ひっかかれたらいたいだろうな」
とおもいました。
 にわとりは、うんこをたべていたので
「へんなやつだな」
とおもいました。
 にわとりの目がたいようでかがやいたので、ぼくもまけずに
「かがやくぞ」
とおもってたいようをみたら、まぶしかったです。
 そのうちに、だいのうえに、にひきとものりました。
 くさをいれたら一ぴきだけおりてきて、くさをぱくぱくとたべました。
 そうしたらにらんできたので、ぼくも、にらんだら、にげていったので
「ぼくのかちだ」
とおもいました。
 そうしたらしかえしおしにきたみたいにきて、ちょんと目をつっつこうとしたのでかおをよけました。
 そうしたら、つっつかれなかったので、
「よかった。」
とおもいました。

にくひ毛*=肉髭:鶏の嘴の下にある赤い皮膚の垂れ下がったもの
黄いろい白目**:鶏の虹彩は脂肪を含むため黄色い

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