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 NHK名古屋放送局 ’石井かおるのちょっとひといき’03年12月17日
 Bookレビュー’江戸開府400年にちなんで’
※番組は総合TVでの放送で、キャスターの石井かおるアナウンサーによる進行。このページでは話された内容だけを収録しています。
(石井)
「次は、Bookレビューのコーナーです。このコーナーでは名古屋市内の大手書店が発表した週間ベストセラーランキングをお伝えすると共に、お薦めの本を、紹介しています。今日は、リポーターの西村育子さんと共にお伝えしていきます。よろしくお願いします」
(西村)
「よろしくおねがいします(^-^)今日もすてきな本をご用意していますが、その前に、ベストセラーランキングから、御紹介します。1位です、(画面変わる、中略)6位からは御覧のようになっています」
(石井)
「はい、ベストセラーランキングはこのようになっています。そして西村さん!今日のお薦めの本は」
(西村)
「はいっ。今日はっ、どう〜しても今年の内に紹介しておきたい本なんです。今年は、江戸幕府が始まってちょうど400年の記念の年で、本屋さんにはー江戸幕府やー江戸時代関連の本がたくさん並んだんです」
(石井)
「そうですねー、江戸の暮らしを紹介する企画展なんてのもありましたしねー」
(西村)
「はいっ。まず〜御紹介しますのがっ...こちらなんです (本を取り出す西村さん) ’大江戸開府400年事情’と、いう本です。ま言わば、江戸・幕府の、入門編のような本で...」
(石井)
「ええ」
(西村)
「中を御覧いただきますと (開いて見開きの絵を呈する西村さん) こんな風に、当時の絵が、載っています」
(石井)
「はー、暮らしぶりが...こう、ねえ分かるようですね」
(西村)
「そうなんです(^^)この絵を見る事で、当時の生活や風俗を、知ってもらおうという、本なんです。そして今日、たくさん紹介していきます。 (次の本を取り出す西村さん) 続いては、女性が主人公の本です’姥ざかり旅の花笠’です。江戸時代の後期に九州からお伊勢参り、それからー善光寺にもお参りしたという、女性の旅の日記なんです」
(石井)
「女性が旅に出られると言うと、江戸時代の長い歴史の中でも、かなり後の方...」
(西村)
「はいっ、やはり後の方ですね。当時世界中でも、女性が一人..ま、この、旅日記は女性4人で旅をしていますが、女性だけで旅をできる国というのは、世界にそうなかった、日本だけじゃなかったかと言われているんだそうです」
(石井)
「どんな旅だったんでしょうね?女同士の旅(笑)」
(西村)
「今と同じですよ(^o^)おいしい物を食べてお土産を買って...はいっ(笑)」
(石井)
「はあー。そんな事が書かれているんですね」
(西村)
「そしてもう一冊あります (次の本を取り出す西村さん) 私が特におもしろいと思ったのが...こちらです’武士の家計簿’という、本なんです」
(石井)
「武士が家計簿書くんですか?」
(西村)
「そうなんです(^^)つけていたんです。あの今はー家計簿って女性がつけるという印象強いかも知れないんですが、当時は、財務管理は男性の仕事だったんです。加賀の前田藩に仕えた、武士が、え〜お金を何に使ったかという事を、細かく、書いてあるんです」
(石井)
「はい」
(西村)
「中はこんな風にですね、表があるんですが...」
(石井)
「細かい内訳が、いろいろ書いてありますねーこれ..俸禄収入」
(西村)
「はいこれ、所謂お給料の事ですね〜。えそしてこのまま右の方を御覧いただきますと...」
(石井)
「これ数字の単位は?」
(西村)
「ハイこれ匁(もんめ)と右上に...」
(石井)
「あっ銀と書いてありますね(笑)」
(西村)
「そうなんです〜あの、当時、関西は主に銀、関東は、金が、お金の単位だったとも言われているようで、匁となっています。使っている物...お米..」
(石井)
「はい」
(西村)
「それから御祝儀、下の方...お薬、小遣い、など、あります」
(石井)
「光熱費も、書いてありますね(笑)油・炭・薪代。はあー」
(西村)
「はい(笑)いろいろと、物入りだったようで(^_^)」
(石井)
「よくー残ってましたねー」
(西村)
「そ〜うなんですよこの江戸時代というのはっ、もう日本の歴史の中でも、特にあの識字率、物を..え書いたりー読んだりする、率が最も高くなった頃というか世界でも最も高かった頃じゃないかと言われている頃で、やはり資料が、たくさん残っています」
(石井)
「こういう細かい事が分かってくると、なんかこう身近に関心が持てますよねー」
(西村)
「身近といえば、私たちの生活とあまり変わらないのが..この、当時..教育費が、ずいぶんかかっていた..」
(石井)
「はあー」
(西村)
「あのー当時とてもあの平和な時代でしたので、戦国の世とは違って、出世するには、戦で手柄を立てるよりも、勉強して、エリートになる、という事が、大事だったようです」
(石井)
「はあー。その辺は、今の親心と変わらないですね(笑)」
(西村)
「ほんっとにあの〜共感する事多いと思います(笑)ええ。今ー江戸時代、ブームになってますよね〜。着物やー家具なども人気になっていますので、当時と、比較しながら読んでいくのも楽しいんじゃないかと思います」
(石井)
「江戸時代の人も感じた心をうまく掴んで、私たちの暮らしの中にも取り入れたり、考え方の参考にしたらいいかも知れませんね」
(西村)
「はいっ(^^)」
(石井)
「どうも、お疲れさまでした」
(西村)
「ありがとうございましたっ(^-^)」
(石井)
「西村育子さんにリポートしてもらいました。ここまで、Bookレビューのコーナーでした」