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(会場拍手)3月11日火曜日の、イブニングミュージックラインです。みなさんこんばんはっ、西村育子です。今日もNHK大阪放送局1階、BKプラザスタジオから、公開録音でお送りしていまーす。 2003年、スタートしまして、早くも3ヶ月です。今年の音楽シーンは、ベテランアーチストにとっての、メモリアルイヤーに、なりそうだとー、いう事です。サザンオールスターズが、デビュー25周年、竹内まりやさんも、25周年。大江千里さんが、20周年。そして、B'zが15周年で、SMAPも、結成して、15周年に当たるそうです。DEENやTRFが、10周年です。またすでに解散しているバンドで、えー中でも...伝説のバンドと、いわれる...YMOや、BOOWY、それからーチェッカーズに、UNICOONなども、結成や解散の、メモリアルイヤーにあたります。さてーこの...メモリアルイヤーって、アーチストにとってはー、どんな意味が、あるんでしょうか?え一般的には、10周年からー銘打つ事が、多いようです。えーちなみにー今年5年を迎えますのが...モーニング娘。そしてKiroro、椎名林檎さんらがいます。今のところ皆さん、特別な記念イベントは予定をしていないようで、えー5周年、というのは、どちらかというとー、通過点、という意味が、大きいのかも知れないですね。えでもー10周年となると、特別なようです。えー10年という長い間、音楽シーンのトップであり続ける事って、ほんとうに大変な事ですよねっ。これもっ、応援してくださるー皆さんあっての事、だと思うんです。きっと、アーチストの10周年記念って、応援してくださる方への感謝を表す場所なのかな〜なんて、感じました(^^)。また、レコード会社にとっては、結成の年、解散の年、生まれた年、亡くなった年までも、メモリアルイヤーと、するようです。えー何度も何度も記念日を設ける事で、アーチストに生命力を、与え続けていくんだそうです。ビートルズなんていうのは、分かりやすい例かも知れないですねっ。今でも、ビートルズは、CDなどの売り上げは、現役バンドであり続けています。今年は、音楽業界の、メモリアルイヤー、という事で、人気・実力・経験とっ、三拍子備わった、ベテランアーチストが、音楽シーンをにぎわせてくれそうです(^^)そして、存在感のアピールも、ありそうな年ですねっ(^^) さてっえー公開録音でお送りしていますイブニングミュージックライン、火曜日の今日は、レギュラーコーナー’インストゥルメントファンタスティック’があります。大阪音楽大学音楽博物館・学芸員、大梶晴彦さんを、お迎えします。今日も、どうぞ、よろしくお願いしま〜す(^-^) (会場拍手) 公開録音でお送りしていますイブニングミュージックライン、ここで、今週のラインナップを御案内させていただきます。今日は(中略)どうぞっ、お気軽にお越しいただければと思います(^^)。みなさまにお会いできるのを、楽しみにしております(^^)。ではっ...お待たせをいたしました。今日の、1曲目とまいりましょう。奈良県の、大和郡山市からいただきました。16歳の方(^^)’ザ・根性’さんからのリクエストです。島谷ひとみの新曲’赤い砂漠の伝説’
曲
島谷ひとみの歌’赤い砂漠の伝説’をお聞きいただきましたっ(^^)ではっ火曜日は、このコーナーです (会場拍手)- (西村)
- 「インストゥルメントファンタスティックのコーナーです。今日も、大阪音楽大学音楽博物館・学芸員、大梶晴彦さんにお越しいただきました、よろしくおねがいしま〜す(^^)」
- (大梶)
- 「こんばんは、よろしくお願いいたします」
- (西村)
- 「よろしくおねがいします(^^)大梶さんに、このコーナーを御担当いただくのは...今日が最終回となりました〜」
- (大梶)
- 「そう、ですね。これまで随分たくさんの楽器を御紹介してきましたが、今日が32回目になるんですね」
- (西村)
- 「32回('o')3年間で、32回も担当いただいてありがとうございました」
- (大梶)
- 「ありがとうございました」
- (西村)
- 「あの、一回に御紹介いただく楽器が1つだけではありませんから、きっともう、何百という数ー、ご紹介、いただいてるんですよね〜」
- (大梶)
- 「かも分からないですね」
- (西村)
- 「はーい。えでは、今日は最終回、どんなお話を、してー下さるんでしょうか?」
- (大梶)
- 「わたくしの担当の締めくくりとしまして、楽器とは何だろうという事を考えてみたいと思うんですねー」
- (西村)
- 「楽器とは。はーい」
- (大梶)
- 「何かこう哲学的なテーマになってきたような気がしますが、まああまり難しいお話は避けてみたいと思います。楽器の起源を辿りながら、これまでの放送を振り返りまして、様々な楽器を御紹介するとともに、まだ御紹介していませんでした珍しい音も御紹介したいと思います」
- (西村)
- 「はい(^^)」
- (大梶)
- 「まず私たちは何気なく’楽器’と呼んでいるんですが、この言葉から考えてみたいと思います」
- (西村)
- 「はい('o')」
- (大梶)
- 「一般的に楽器と言いますのは、様々な音楽を演奏する道具として認識されていますよね」
- (西村)
- 「あっはい、そうです」
- (大梶)
- 「ところが、身近にあります音の出る物...たとえば風鈴ですとか釣鐘、神社の鈴、それからでんでん太鼓のおもちゃの類なんか。音はでますけど音楽を演奏するものではないですよね」
- (西村)
- 「そうですねあの、鳴らす物とか叩く物とか...はい」
- (大梶)
- 「こういう道具を音具(おんぐ)と呼ぶことがあるんですね。そこで今日は、本来の楽器とこの音具を合わせまして’楽器’と呼ぶ事にしたいと思います」
- (西村)
- 「はい」
- (大梶)
- 「まずこの’楽器’という言葉なんですけど、これは中国からきた言葉でして、古代では’楽’という一文字だけで’楽器’を意味する言葉として使っていたようなんですね」
- (西村)
- 「あっ、そうなんですか〜('。')」
- (大梶)
- 「日本では’鳴り物’っていう言葉をお聞きになった事が...」
- (西村)
- 「あっ...あの歌舞伎とか...ね〜」
- (大梶)
- 「この’鳴り物’っていう言葉が楽器の総称として広く使われてきたんですね。はるか昔にはそんなに種類がありませんでしたので、古代の日本では笛・琴・鈴、というように、固有名称だけで呼んでいたようなんですね」
- (西村)
- 「あ〜そうなんですね〜('o')」
- (大梶)
- 「今からちょうど1300年くらい前、奈良時代には大陸から伝わりました雅楽、というものが演奏されるようになるんですね。この頃には楽器の種類がずいぶん増えていまして、雅楽の楽器だけでも30種類あまりあったようですね」
- (西村)
- 「あっ、じゃああの...ものすごく...楽器が花開いた時、だったんですね」
- (大梶)
- 「たくさん入ってきた訳ですね。今の雅楽では10数種類ぐらいしか演奏されていないんですが、正倉院展なんかでよく展示されていますが、当時はクゴとかゲンカンなんていう珍しい楽器が、あったんですね」
- (西村)
- 「あっ、あのー今は、あまり使われていない楽器、なんですよねっ」
- (大梶)
- 「で、この雅楽の楽器は、演奏の方法で分類されているんですね。それが打ち物、弾き物、吹き物と、大きく3つに分かれてるんです」
- (西村)
- 「はい」
- (大梶)
- 「打ち物というのが打楽器の事でして、鞨鼓(かっこ)とか太鼓、鉦鼓(しょうこ)なんていう、楽器なんですね」
- (西村)
- 「まさに打つ物、なんですね、はい(^^)」
- (大梶)
- 「つづいて弾き物といいますのは、弦を張った弦楽器なんですね。琴とか琵琶、なんていう楽器で、雅楽に使う場合は楽箏(がくそう)とか楽琵琶(がくびわ)などと言って、上に’楽’という字を付けて、区別している訳です」
- (西村)
- 「はい」
- (大梶)
- 「で吹き物と言いますのは管楽器ですね、笙(しょう)とか篳篥(ひちりき)、という楽器、それから笛の類ですね龍笛(りゅうてき)とか狛笛(こまぶえ)なんかがあります」
- (西村)
- 「あっ、もうまさに演奏形態ですね。打って弾いて...吹いてと...はい」
- (大梶)
- 「少し脱線しますが’打ち合わせ’という言葉よく使いますよね」
- (西村)
- 「あ〜使います、今日もしました打ち合わせ(^^)はい(笑)」
- (大梶)
- 「元々は、雅楽から出てきた言葉なんですね」
- (西村)
- 「雅楽からですかあ?はい」
- (大梶)
- 「打ち物という楽器は今でいう指揮者のような役割をしていまして、その曲のテンポを決めていたんですね。打ち物と他の楽器が演奏上の約束を決める事を’打ち合わせ’と言っていたんです」
- (西村)
- 「あっ’打ち物と合わせる事’あっ、そうなんですか('υ')は〜」
- (大梶)
- 「まあ息を合わせる訳ですね。ですから遊ぶ事も何する事も打ち合わせが大事なんですが(笑)古くは雅楽から出てきた言葉なんです」
- (西村)
- 「じゃあもう、1000年以上前から...ある言葉なんですね〜、は〜い」
- (大梶)
- 「じゃあここで雅楽の演奏を少し聞いていただきたいと思います。曲は’千秋楽’という力強い曲なんです」
- (西村)
- 「はい」
曲
- (西村)
- 「雅楽〜というかまあ、厳か、ですね〜」
- (大梶)
- 「はい」
- (西村)
- 「あのー’千秋楽’ってー、いま大阪でもお相撲やってますけど、お相撲の最後の日’千秋楽’...」
- (大梶)
- 「言いますね。でもこれも元々は雅楽の曲のタイトルだったんです。’千秋楽’という曲が、行事の終わりに演奏されたという事も起源にありますし、この曲が雅楽の曲集の最後に載っていたという事で、お芝居ですとかお相撲を、千秋楽と呼ぶようになったようですね」
- (西村)
- 「は〜。雅楽からあの、もたらされた物って色々あるんですね〜('o')」
- (大梶)
- 「いろいろありますねー、調べていったらたくさんあります。で、雅楽というのはもともと外国の音楽だったんですね。平安時代には貴族のたしなみとして日本の文化にすっかり溶け込みまして、日本の文化とか後の音楽に大きな影響を与えているんですね」
- (西村)
- 「はい」
- (大梶)
- 「また楽器も、雅楽の楽器が元になりまして、いろんな音楽に合うよう姿を変えていったんですね。たとえば雅楽の鞨鼓、っていう楽器は室町時代に確立しました能楽、この中で小鼓とか大鼓(おおつづみ)なんていう楽器になりましたし、また横笛の能管も、雅楽の笛がルーツなんですね」
- (西村)
- 「はーそこからみんなヒントを得て...はい」
- (大梶)
- 「その能楽の様子をちょっと聞いていただきましょう」
曲
- (西村)
- 「やはり、緊張感のある...音色ですねっ」
- (大梶)
- 「そうですね、凛とした感じがしますよね。もう一つ、雅楽の楽器がルーツと考えられる事で、お祭りの太鼓とか鐘の音とかありますよね。有名な京都の祇園祭の’コンコンチキチン’このお囃子で使われています楽器も、雅楽から能楽にいった楽器が使われているんです。この笛とか鉦(かね)とかはもともと大陸から伝わった物がどんどん姿を変えて、京都の伝統的な文化になった訳なんです」
- (西村)
- 「あっ、そうですねあの、日本を代表する楽器のような...お祭りもそうですし、はい〜」
- (大梶)
- 「その祇園祭の様子をちょっと、聞いていただきましょう」
曲
- (西村)
- 「なんだかこう、夏がやってきたような(笑)」
- (大梶)
- 「今日は外で雪がちらついているような天気です」
- (西村)
- 「あっそうでした(^-^;)寒いです(笑)」
- (大梶)
- 「またー江戸時代に起こりました三味線とかお琴ですね、の音楽も大陸からもたらされた楽器がルーツと言えるんですね」
- (西村)
- 「は〜...(間)...日本の伝統楽器っていうイメージがほんっとにありますね、はい」
- (大梶)
- 「こういった様々な楽器が日本にもし伝わっていなければ、日本の古典芸能・伝統芸能はなかったかも知れませんよね」
- (西村)
- 「は〜('o')またまったく違う物が生まれてたか...無かったか...」
- (大梶)
- 「音楽を持たない国民だったかもわかりませんね(笑)不思議な事ですけどね」
- (西村)
- 「はい」
- (大梶)
- 「ここで、いくつかの音を聞いていただきたと思うんですが、日本の伝統的な楽器で、琵琶の音を聞いていただきましょう」
曲
- (西村)
- 「やはりあのこの...べけべんっ、ていう(笑)バチが...(^^)ねえ、いいですねっ」
- (大梶)
- 「いい音しますよね、ずっと聞いていたくなりますね。続きまして、三味線の音色です。これからお聞きいただきますのは、しんない流し(??)と言いまして、街頭なんかを歩きながら演奏するスタイルなんですね。これは2人の方が演奏しています」
- (西村)
- 「はい」
曲
- (西村)
- 「これはあの...余韻が...すごく...すてきというかあの、同じバチで叩くに...’叩く’と言っていいんでしょうか?」
- (大梶)
- 「ええ、弾く、はじきますね。’しんない’の三味線は特に小さなバチで、ギターのピックのような、小さな物です」
- (西村)
- 「は〜...もう小さいんですね〜、響きがぜんぜん違いますね〜」
- (大梶)
- 「色っぽい音ですよね」
- (西村)
- 「はい」
- (大梶)
- 「続きまして、お琴の音色を聞いていただきたいと思います。今もう3月半ばになってきましたが、もう2週間もすれば桜の季節になってきますよね」
- (西村)
- 「は〜い」
- (大梶)
- 「そこであの’桜’の変奏曲を聴いていただきたいと思います。宮城道雄さんの編曲で、御自身も演奏なさっている音源です」
- (西村)
- 「あっ、そうなんですか('υ')はい」
曲
- (西村)
- 「一足早くあの、春が(笑)やってきたみたいですね(^^)はい」
- (大梶)
- 「これらの音を聞いて、どこか懐かしいという感覚が起こってきませんでしょうか」
- (西村)
- 「しますします〜('o')ええ〜」
- (大梶)
- 「笛とか琵琶とか三味線とかお琴の音色というのは、一般的に生の音色を聞く機会が非常に少ないんですよね」
- (西村)
- 「もうあの少ないどころか実際に楽器を見る事もほとんどー...私は...ないですね」
- (大梶)
- 「ほとんどの方がそうですね。でも懐かしいと感じるのが不思議ですよねー」
- (西村)
- 「どうしてですか(^^)」
- (大梶)
- 「これは研究データなんかに基づいた話ではないんですが、遠い遠い、日本人の記憶の中にある音ではないかなと、ロマンティックに考えるんですけど」
- (西村)
- 「はあ〜あの、大梶さんのようにねあの、実際、音楽の世界に、いらして、舞台に立っていらっしゃる方が仰るんですからなんか、説得力が、ありますよね」
- (大梶)
- 「いやいやそんな風に、聞いていただきたいなと思います(笑)」
- (西村)
- 「はい(笑)」
- (大梶)
- 「今度はもっともっと古いお話にまいりたいと思います。現在は音楽がいろんなシーンで演奏されたり聞く事ができますよね」
- (西村)
- 「ほんとですね今あの気軽にお家でね、スイッチぽんて押せば...」
- (大梶)
- 「このためには楽器が欠く事ができない道具ですよね。ではその楽器がどうしてできたかという疑問が出てきませんか」
- (西村)
- 「どうしてできたんですかあ?」
- (大梶)
- 「ここで”楽器屋さんが...”と答えてしまったら...」
- (西村)
- 「そんなそんな(笑)」
- (大梶)
- 「面白いですね(笑)」
- (西村)
- 「何をあの(^◇^)ボケをはさんでいらっしゃる(笑)」
- (大梶)
- 「大阪人ですので(笑) お話をおきまして、笛について考えてみたいと思います」
- (西村)
- 「笛。はい」
- (大梶)
- 「人間ていいますのは、動物を捕ってお肉を食べたりしますよね。骨付きの肉を食べて、しゃぶっている間にジュルジュルとかヒューヒューという面白い音が出る事もあったかなと、思うんですね」
- (西村)
- 「はい」
- (大梶)
- 「また川辺に生えている葦とか、中が空洞になっている植物の折れ口とか切り口に風が当たると、ヒューヒュー音がしますよね」
- (西村)
- 「しますします」
- (大梶)
- 「同じ様に口で吹いてみたらヒューヒュー音がしたという事が考えられます。その内に、そういった骨とか植物の茎を吹きまして、鳥の鳴き声をしたら上手くなったという...」
- (西村)
- 「は〜なんだか鳥の声に似てるなとー...はい〜」
- (大梶)
- 「その笛を吹いたら鳥がたくさん集まってきたと」
- (西村)
- 「”これはおもしろいぞ”と、いう感じですよね〜」
- (大梶)
- 「鳥よりはうまく吹いてやろうという名人が、出てきたかも知れませんねー。こんな風に、ふとした偶然が、現在の楽器に繋がっていくんですねー」
- (西村)
- 「は〜あの、ふとした偶然の中から発見をしていったー...という感じなんでしょうか」
- (大梶)
- 「そうなんですよねー。以前おもしろい話を聞いた事がありまして、あらゆる動物の中で人間が、物真似をするのが、いちばん好きな動物であるという事なんですね」
- (西村)
- 「ものまねですか、はい」
- (大梶)
- 「例えば言葉を覚えたり字を書いたりするのはお母さんの物真似ですよね」
- (西村)
- 「あっはい〜」
- (大梶)
- 「歌を歌ったりとか、楽器をするというのも物真似ですよね」
- (西村)
- 「そうですねー」
- (大梶)
- 「どうしたら上手くなるか、上手い人のまねをしようという。また、あらゆる動物の中で、いちばん人間が遊び好きという事と、欲張りであるという事が、言われてるんですね」
- (西村)
- 「遊ぶという事ですか?はい」
- (大梶)
- 「普通に遊ぶという事もそうですが、他の動物の視点でいくと勉強も仕事もすべて遊びだと考える事ができるんですね」
- (西村)
- 「勉強も、遊びですか?(笑)はい」
- (大梶)
- 「勉強も仕事も、直接命を維持する事ではないですよね、別に勉強しなくても死なないですから」
- (西村)
- 「あ〜、なるほどなるほど」
- (大梶)
- 「ただ仕事をしないとお金が入ってきませんからそれは大変なんですけど(笑)直接生きる為には関わりませんよね」
- (西村)
- 「そうですねあの、食事をするとか...そういうあのー...次元とはちょっと、違いますね、はい」
- (大梶)
- 「人間は’遊び’の為に寝る事も忘れる事がありますし、命がけになって’遊んで’ますよねー」
- (西村)
- 「あ〜、なるほど〜...」
- (大梶)
- 「探してみても寝ないで’遊んで’いる動物っていないですよね」
- (西村)
- 「はっ、なんかあのそういう視点で考えた事がなかったんですが、言われてみるとそうかも知れないですね〜('o')はい」
- (大梶)
- 「たゆまぬ努力というより、大いなる欲張り、という事になりますよね(笑)」
- (西村)
- 「ああ〜('o')」
- (大梶)
- 「ほんとに飽きずに遊んでいる。こういう人間の本能といいますのが、楽器文明発展の大きなエネルギーになっているんではないかと思いますね」
- (西村)
- 「は〜あの偶然から発見して楽しみになってもっといいものを作っていこうという、はい〜」
- (大梶)
- 「まあいい言葉に言い替えますと’人間の英知’という事になりますかね(笑)」
- (西村)
- 「なるほどっ(笑)はい」
- (大梶)
- 「またお話変わりまして、これまでいろんなテーマで様々な楽器を御紹介してまいりましたが、ぜひ御紹介したいなと思いながらチャンスがなくて御紹介し切れていない楽器がたくさんあるんですね。この際落ち穂ひろいといいましょうか(笑)ちょっと珍しい楽器を御紹介したいと思います」
- (西村)
- 「おねがいしま〜す(^^)」
- (大梶)
- 「みなさんは、管楽器とか弦楽器とか打楽器、また鍵盤楽器という分け方を、小中学校なんかで習われたと思うんですね」
- (西村)
- 「はい〜」
- (大梶)
- 「他にも西洋の合理的な考え方で、音の出る仕組みによって楽器を分類する方法があるんですが、今から御紹介します3つは、分け方が難しい楽器、もしくはおもちゃ、なんですね」
- (西村)
- 「はい('。')」
- (大梶)
- 「まず最初に、これはインドの楽器でして、ゴピーヤントラとかコピージャントラ、コピーチャントラと地域によって違う名前で呼ばれているものです」
- (西村)
- 「すごい、形がめずらしい...('o')」
- (大梶)
- 「そうですね、どういうんでしょうか壺...日本で言うと木の桶みたいな形ですね」
- (西村)
- 「そうですねあの...筒方の桶、の...小さい物に、手を持つ所がずいぶん長い、と言うんでしょうか?」
- (大梶)
- 「長いですね。その裏が太鼓みたいに...」
- (西村)
- 「あっ、ほんとです皮が張ってある。はい」
- (大梶)
- 「先ほどの柄の所に、中に細い金属製の弦が張ってあるんですね」
- (西村)
- 「真ん中に一本、弦が張ってありますね〜('o')」
- (大梶)
- 「裏は太鼓みたいになってますよね。弦を弾いてちょっと音を出してみますね... (音) というような...割ときれいな音がしますよね」
- (西村)
- 「いい音、はい」
- (大梶)
- 「裏は叩いてみますと太鼓みたいなこんな音が (音) この楽器のいちばん好きな所なんですが、柄が竹でできていまして、これがしなるんです。これを利用しますと... (音) 」
- (西村)
- 「これ、すごくあの...遊びの部分というか’障り’っていうんですかこういうの?」
- (大梶)
- 「しなりを利用した、面白い楽器ですね」
- (西村)
- 「これはあの、なに楽器っていうジャンルになるんですかあ?」
- (大梶)
- 「これは分類できないんですよねー。弦を鳴らすんですが膜も響いていますし。どっちかっていうと弦楽器かな?という感じになります」
- (西村)
- 「はーい、あのー...ゴピーヤントラ...という楽器だそうで、形をここでもう一回整理させていただきますと、ちょっと、表現難しいんですが(^_^;)全長...すべての長さは1メートル...弱ぐらいですね、この中で、いちばん下があの、胴体になっています。太鼓のような物が、いちばん下にありまして、それがだいたい20センチぐらい。その上に、あの...桶のような...持ち手の部分が、えー...60センチ、70センチぐらい。60センチぐらいですかねっ、はい、ありますー(^^)その、持ち手の真ん中に弦が1本張ってあって、もっかい音いいですか? (音) 持ち手の部分を...しならせる事で音が出るんです (音) 」
- (大梶)
- 「ていう珍しい楽器ですね」
- (西村)
- 「はい。続いて御紹介いただきますのが...」
- (大梶)
- 「これは木彫りのカエルさんなんですが...」
- (西村)
- 「あっ、民芸品みたいな...」
- (大梶)
- 「そうですね」
- (西村)
- 「小さい、掌に載るぐらいの...」
- (大梶)
- 「ちょうどトノサマガエルぐらいの大きさですよね。これー東南アジアのタイに旅行した時に、お土産屋さんで見つけて面白いなと思って買ってきたんですが」
- (西村)
- 「あっはい〜」
- (大梶)
- 「これ、カエルの背中にでこぼこした突起みたいなのが付いてるんですね」
- (西村)
- 「あっはいお魚でいう所の背鰭、のような物がついています(笑)」
- (大梶)
- 「木のスティックで転がすようにするとカエルの鳴き声になるんです。ちょっとやってみますね (音) 」
- (西村)
- 「すごーいあの(^-^)会場からあの、ふふふ〜なんて笑い声がもれましたが...」
- (大梶)
- 「ほんとにカエルさんなんです」
- (西村)
- 「けろけろけろ〜という感じで。これは、打楽器ですかあ?なに楽器ですか?」
- (大梶)
- 「ささら、のように擦って音を出す楽器はたくさんあるんですが、転がして音を出すというのが珍しいアイデアだと思うんですね (音) 」
- (西村)
- 「じゃああのこう、バチのような物をー...段々になっている所で転がして...」
- (大梶)
- 「そうなんですよ」
- (西村)
- 「こすってる...転がしてる」
- (大梶)
- 「これタイで見つけた時たたいてみたんですけど、タイの人に、言葉は分からないんですが”こうやれ”って教えられてびっくりして帰ったんですけど」
- (西村)
- 「へえ〜('o')」
- (大梶)
- 「これが20匹ぐらい並んでたんですが、私も一応音楽家ですからカエルさん達のオーディションをしまして...」
- (西村)
- 「オーディション(^_^;)」
- (大梶)
- 「いちばん鳴き声のいいカエルさんを選んできました(笑)」
- (西村)
- 「いちばんいい声で、歌ってたんですねっ(^-^)はーい。そして、今日もう一つ持ってきていただいた楽器...あっこれは見た事ありますよ〜(^^)」
- (大梶)
- 「これは日本のオモチャと言いましょうか’ぽぺん’とか’ぽっぺん’とか言いますね。全体がガラスでできていまして、底の部分が殊更薄くできています。’びいどろ’なんていわれますが...」
- (西村)
- 「あっ’びいどろ’はい〜」
- (大梶)
- 「ちょっと音を出してみましょう (音) 」
- (西村)
- 「吹くとポペンポペンていいますね〜('o')ええ」
- (大梶)
- 「これ小さいから愛想のない音なんですけど、大きな楽器になりますとゆっくり’ポッペン’となりますね。」
- (西村)
- 「へえ〜あの...吹く物ですとー、あの、なんて言うんでしょう、筒状になってて、吹く楽器って..多いと思うんですけど、この’ぽぺん’は、下が抜けてないですね('。')」
- (大梶)
- 「そうですね、下が抜けてないから太鼓みたいな状態になっているんですね。ですからこれも、非常に分けにくい楽器ですね」
- (西村)
- 「はあ〜('o')自分の体で響かせてるんですね
- (大梶)
- 「膜が一体化してますからね。こんな風に珍しい楽器はたくさんあるんですけど、お話は尽きなくなるんですねー。また何かの機会に楽しいお話ができればと思っています」
- (西村)
- 「は〜いほんとにあのー、3年間、たくさんの楽器ご紹介いただいてありがとうございました〜」
- (大梶)
- 「ありがとうございました。あの音楽とか楽器といいますものは常に生きているものでして、どんな素晴らしい再生装置を使っても生の音ほど素晴らしい物はないと思うんですね」
- (西村)
- 「はーい」
- (大梶)
- 「そして楽器も実際に目にしていただいて、その大きさですとか重さを実感していただいて、また耳で実際の音色や音量を感じていただく事によって、楽器の魅力は何倍にも何百倍にも広がってくると思うんですね」
- (西村)
- 「ほんっとにそうだと思います。何でも、見るのと聞くのは大違いですけど、楽器の響きの違いっていうのは大きいですよね〜」
- (大梶)
- 「そうですね、面白いですよねー」
- (西村)
- 「は〜い」
- (大梶)
- 「私どもの音楽博物館には世界中の楽器がいつも、だいたい1000点あまりずらっと並んでるんですね。またこの楽器を使いまして年に何回か演奏会をしています。またぜひー遊びにいらしていただきたいと思います」
- (西村)
- 「はーいあの、大阪音楽大学音楽博物館は、大阪の豊中市に、あります電話番号ご紹介、してもよろしいですか?」
- (大梶)
- 「はい、おねがいいたします」
- (西村)
- 「06-6868-1509(繰り返し)です。土日などはお休み、ですよね〜」
- (大梶)
- 「そうです、はい」
- (西村)
- 「は〜いあの、たくさんの楽器、みなさんに、あの見て”あっ、これが放送で、やってた楽器なんだな〜”なんてね、あの実感していただければ、私もうれしいな〜と、思います(^^)」
- (大梶)
- 「あの時々、いらっしゃるんですよ」
- (西村)
- 「あっ、ほんとですか〜!(^o^)」
- (大梶)
- 「この間の放送どれですか?て感じで、これか、っていう感じになるんですねー」
- (西村)
- 「あ〜そうですかありがとうございます(^_^)」
- (大梶)
- 「それではお終いに、楽しい演奏をお聴きいただきたいと思います。先ほど、人間は物真似好きな動物であるというお話、申し上げましたよねー、そのサンプルのような演奏です」
- (西村)
- 「はい('。')」
- (大梶)
- 「オーケストラの演奏と言いますのは普通楽器で演奏しますよね」
- (西村)
- 「それしか知りません(^_^;)はい」
- (大梶)
- 「今から聞いていただきますのは、人間の声でオーケストラの楽器の物真似をしてるんですね」
- (西村)
- 「人間の声ですか、はい(^。^)」
- (大梶)
- 「演奏はダバダバっていうので有名になりました、スイングルシンガーズというグループが演奏していまして、曲はロッシーニのオペラのウィリアムテルの序曲、です」
曲
- (西村)
- 「’ウィリアムテル序曲’えースイングルシンガーズ。はーいあの、声も、楽器なんですねっ」
- (大梶)
- 「みごとな楽器だと思います」
- (西村)
- 「や〜なんかすばらしい。や〜、今日もほんとにたくさん、今日す〜ごくたくさんの音色を、御紹介いただいて今日もありがとうございました」
- (大梶)
- 「こちらこそありがとうございました」
- (西村)
- 「そしてあの...3年間どうもありがとうございました〜(^_^)」
- (大梶)
- 「ありがとうございました」
- (西村)
- 「えーインストゥルメントファンタスティックのコーナー、大阪音楽大学音楽博物館の学芸員、大梶晴彦さんに、お話をうかがいました(^^)ありがとうございました〜」
- (大梶)
- 「どうも失礼いたしましたー」
(会場拍手) 公開録音でお送りしていますイブニングミュージックラインです。2日目の今日、インストゥルメントファンタスティックのコーナー、お楽しみいただきました(^^)ではっここで、リクエストにまいります。お聞きいただきます曲は、エレファントカシマシの’風に吹かれて’です。今日オープニングで、えー”ベテランの歌手の方が今年何十周年という記念の年を迎えるんですよ〜”なんてお話をしましたが...エレカシことエレファントカシマシも、今年で、15周年に、なるんだそうです(^^)リクエストくださいましたのは...朝生晴輝さんです。エレファントカシマシの歌’風に吹かれて’
曲
エレファントカシマシの歌’風に吹かれて’お聞きいただきましたっ。今日もたくさんの皆さんからメッセージをいただいています(^^)。 堺市の’駆け足したい亀’さんです”西村さん?今日も雪がちらちらと舞っていました。一昨日、昨日に続いて、3日間連続で雪を見たんですよ〜。大阪で、ましてや3月にこんな事があるなんてめずらしいですね〜”と、いただきました。そうですねあの、今朝も、ちらちら、していましたが、つい先ほども、あの”あ〜雪だ”なんて私もびっくりしまして、えー今日...お天気いいですけど、寒いので皆さんどうぞあのー風邪など、ひかないように、お気をつけになってくださいね〜(^^) それから...TAKEくん’お久しぶりです西村さ〜ん’と、いうタイトルで、いま高校3年生・受験生のTAKEくんから、近況報告、いただいています”公開放送の期間中に、一回は、行きますね〜”と、いただきました、ありがとうございます(^^) それから、大阪のおばちゃん。えー”公開に行きたいな〜と思うの...思うものの、行けないな〜。仕事休もうかな〜、休めないけどね〜”と、いただきました〜。はい、あのー公開録音夕方、4時から行っておりまして、お仕事をなさっている方、学校がある方、小さいお子さんがいらっしゃる方とか仲々ね、むずかしい時間かとは思います。あのーもし、よろしかったら、あのー、夕方4時から、公開放送やっておりますので、お越しいただければと、思います(^^) ではっ...今日の、ラストナンバーです。神戸の、シルバーシートPartIIさんからいただきました。CHICAGOの歌’素直になれなくて’
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今日もっ、会場には今月お誕生日という方がお越しくださいました(^^)京都からお越しの、宮崎さんです。おめでとうございます〜(会場拍手)女性なので誕生日は、秘密で〜す(^^) え他にもラジオお聞きの方でお誕生日の方、おめでとうございます(^-^)。 明日のゲストは、沖縄出身のボーカリスト、仲里幸広さんです。司会は、森吉弘アナウンサーでお送りしま〜す(^^)。今日のご案内は、西村育子でした〜、どうもありがとうございました〜(^-^)(会場拍手)

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