更新日:2006年9月22日(前回・2006年7月21日、前々回・2006年1月1日


懐かしいMACWORLD Expo でのユーザグループパネルセッション
どんなコンピュータが欲しいのか

が掲載されているのを発見しました。
1998年2月21日(土)に行なわれたものです。
あれからもう8年も経ったんですね!
URLから、多摩マッキントッシュユーザーズグループの武藤さんたちに
よるものだと思います。感謝感激です!!!
以前はIDGのホームページに掲載されていましたが、いつの間にかなくなっていたので
がっかりしていたんです。
武藤さん、多摩マッキントッシュユーザーズグループの皆さん、ありがとうございます!
またユーザーズグループで何かやりたいものです。

最近(2006年7月)、『ウィキペディア(Wikipedia)』のジェームス比嘉氏の紹介がアップされており、
その中で私の名前もあがっていました。アップル時代に「漢字Talk (KanjiTalk)」という名称を発案
したのは私ですが、漢字Talkの開発そのものにはタッチしていません。そのプログラミングなど
技術的なことは主としてMark Davis博士とKen Krugler氏が担当しました。
私は初期の漢字Talk開発中のブラックボックステストには協力しましたが、主として
日本国内のソフトウェアデベロッパへの テクニカルサポートが主な任務でした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジェームス比嘉

アラン・C・ケイ(訳:林康史、中野圭介、筧一彦):(特別寄稿)形あるものへ---子供、パワフルなアイデア、そして技術
ーーー第20回京都賞記念ワークショップ受賞者講演ーーー,
コンピュータソフトウェア,VOL.22,NO.4,pp.65-83,日本ソフトウェア科学会編集、岩波書店,OCTOBER,2005.

本稿は2004年11月12日に国立京都国際会館で開催されたときのスピーチ内容で、
最後の部分には3件のQ&A(3件目は私からのもの)も収録されています。

■ 今月(2004年11月)10,11,12日の3日間京都に行ってきました。第20回京都賞授賞式・晩餐会(11/10)にご招待いただきました。高円宮久子殿下ご臨席のもと、授賞式は国立京都国際会館 大会議場で、晩餐会はそのとなりにある京都宝ヶ池プリンスホテル プリンスホールでとり行われました。 11日は3部門受賞者による受賞者記念講演会(pm1:00-4:30)、12日は各部門に分かれて記念ワークショップ(pm1:00-5:30)が行われました。 京都賞は先端技術部門、基礎科学部門、思想・芸術部門の3部門がありますが、今回の先端技術部門の対象分野は情報科学(4年に1度)で、アラン・ケイ博士(2003年ACMチューリング賞受賞)が受賞されました。今年は京都賞創設20年という節目に当たり、これまでの受賞者の何名かが参列されました。その中に情報科学分野で第4回(1988)京都賞受賞ジョン・マッカーシー(スタンフォード大学名誉教授、1971年ACMチューリング賞受賞)博士がおられ、大感激をいたした次第です。
■10/9(土)にpm7:00からApple Store GinzaでのスペシャルイベントでSqueakについてスピーチしました。
台風でさんざんでしたが、天候はどうしようもないですね。
pm7:00からの開始少し前に山手線もストップとの連絡が入り豪雨の状態で、Apple Store Ginza店内にも一般客がほとんどいない状況でしたので集客はいまいちでした。予定では来るはずの私の友人・知人も電車が不通になり結局来れませんでしたが、それでも20人弱でアップルの人たちも何人か聴いていてくれて質問も何件か出、また、Squeakに感動したと言ってくれた方もいましたので、まんざらでもなかったように思います。嵐の中、スピーチ・デモ内容においても嵐を引き起こす程のインパクトをと心がけていましたが、これはほんとむずかしいことですね(笑)。
私は80年代初期にSmalltalkから特に”オブジェクトにメッセージを送る”という唯一の概念だけで例外なくすべて同様に情報処理しているという部分で強烈なインパクトを受け、当時これはマシンがまともに実行できるようになるまでに相当な時間がかかるなと感じたものです。その後じわじわとマシン計算パワーが向上し、Smalltalkシステムの可能性への実感が徐々にでてきて、さらにMorphの導入によるMVCパラダイムとの統合など、こんにちのSqueakへの革新的発展はすごくうれしく思います。

■9/25(土)のAppleユーザグループミーティング(AUGM)で前回に引き続きSqueakの続編を50分スピーチしました。

■9/15(水)に青山テピアで行われた「キーボード&入力インタフェース研究会」に参加しました。
そのときのポジションペーパーをアップしました。

6月に行われたAppleユーザグループミーティング(AUGM) の報告が以下のページにアップされています。 Squeakについてスピーチしました。
http://www.apple.com/jp/usergroups/index.html
http://msyk.net/augm-tokyo/
http://msyk.net/augm-tokyo/0406.html
http://tokyo.augm.say.to/Registration.html


■元Apple Fellowのアラン・ケイ博士がACMチューリング賞(計算機科学におけるノーベル賞といわれる)を受賞

また、第20回(2004)京都賞の受賞(先端技術部門:情報科学)が決まりました。この数ヶ月で、チューリング賞(ACM,2003年)、ドレイパー賞(米国工学アカデミー,2004年)あわせて3つの偉大な賞をとってしまいました。前代未聞とでもいうのか、三冠王とでもいうのか、ともあれすごい!!! 昔からのSmalltalkのコミュニティ、新しいSqueakのコミュニティにとって大きな励みになります。
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/06/14/007.html
http://squab.no-ip.com:8080/collab/18
など。
■3月12日(月)に東京学芸大学附属高校で「情報」公開研究会
があり、「古くて新しいSqueakとはなにか」
というテーマで1時から40分ほどスピーチしました。
■2003年11月に発行された『コンピュータの名著・古典100冊』という書籍に、私たちが5年前に翻訳し工業調査会から出版されたバークス博士の本(アーサー・W. バークス ほか(著)『誰がコンピュータを発明したか』)が紹介されています。
石田 晴久編・著,コンピュータ名著読書推進委員会 『コンピュータの名著・古典100冊』(インプレス)


■2月にTMUG主催の”ふぐパーティ”に参加させていただきました。参加者の皆様たいへんお世話になりました。(TMUG:東京マッキントッシュユーザーズグループ)

■一昨年(2000年)、4年ぶりの京都の秋を楽しんで参りました。 第16回京都賞授賞式・晩餐会にご招待いただき、11月10日に高円宮憲仁親王殿下 同久子妃殿下のご臨席を仰ぎ、授賞式は国立京都国際会館 大会議場で、晩餐会はそのとなりにある京都宝ヶ池プリンスホテル プリンスホールでとり行われました。 11日は3部門受賞者による記念講演会(pm1:00-4:30)、12日は各部門に分かれてワークショップ(pm1:00-5:30)が行われました。 京都賞は先端技術部門、基礎科学部門、思想・芸術部門の3部門がありますが、今回の先端技術部門の対象分野は情報科学で、C.A.R.ホーア卿(オックスフォード大学名誉教授、1980年ACMチューリング賞受賞)が受賞しました。ホーア卿ともほんの少し会話することができました。またホーア卿の講演では関連する先駆的研究にふれ、私の大学院時代の恩師(指導教官)・五十嵐滋教授(現在、筑波大名誉教授、J.マッカーシー(スタンフォード大学、1971年ACMチューリング賞受賞/第4回(1988)京都賞受賞)とともに「プログラム理論」の共同創始者)の東京大学博士論文(1965)に言及されていました。大学院時代に読んだQuicksortやCSP(=Communicating Sequential Processes)の論文、プログラム検証における公理的アプローチ(ホーア論理)などが懐かしく強烈な印象として残っています。