iii MacOSXでプログラミングを始めよう
3回目にしてMacOSXでプログラミングです。MacOSXはUNIXベースのOSです。UNIXユーザーってプログラミングする人が多い気がします。ユーザーに研究者が多いのと、商用アプリケーションが充実していなかったのでプログラミングしないことには作業がはかどらないことが理由にあげられます。そう言えば、Webの原形となったシステムはCERNというヨーロッパの原子核研究所の研究者が、MacOSXの原型であるNeXTで開発したものでした。素粒子の研究しながらプログラミングをこなすなんて恐れ入ります。
MacOSXでは様々なプログラミング言語を使って開発が可能です。アプリケーションの開発で良く使うC/C++、ネットワークに強いJava、NeXTの標準的な開発言語だったObjectiveC、CGIで良く使うPerlなど、世間一般で使われている一通りのプログラミング言語を使用可能です。
とは言っても、C/C++、ObjectiveCでの開発は、DeveloperToolsやCodeWarriorをインストールしないと出来ないので、別の機会に紹介しますが、MacOSX
ですでに開発可能なJavaについて今回挑戦します。
プログラムを書く
何はともあれ、プログラムを書かないことにはプログラミングは始まりません。でも、プログラムを書くにはどんなアプリケーションが必要なんでしょうか?
プログラム自体はテキストファイルなので標準でついてくるTextEditでOKです。TextEditはFinderウィンドウでアプリケーションボタンを押せば見つかるはずです。
プログラムは標準テキストで
TextEditではデフォルトで新規作成した書類はリッチテキストとして扱われますが、プログラムは標準テキストでないとダメです。TextEditで新規のファイルを作ってからフォーマットメニューで「標準テキストにする」を選択して変換しましょう。

とりあえずプログラムを書く
次のプログラムを書いてみましょう。何のことか分からなくて結構です。「Hello MacOSX !」というメッセージをターミナル上で表示させる簡単なプログラムです。プログラムに関する説明はここではしません。とにかくプログラムを書いて下さい。
/* HelloMacOSX.java */
public class HelloMacOSX { public static void main(String args[]) { System.out.println("Hello MacOSX !"); } }
|
プログラムが書けたら、ファイル名"HelloMacOSX.java"として保存して下さい。今回は日本語を使っていないので、文字コードは気にしないでいいです。また拡張子は".java"でないといけないので、拡張子の確認ダイアログでは".txt"を付けないよう指定します。

コンパイル
Javaではテキストファイル(ソースコード)の状態では実行できません。コンパイルを行い、コンピューターに理解できるファイルに変換してから実行します。Javaのコンパイルは"javac"というコマンドを使います。まずターミナルを起動し、ソースコード"HelloMacOSX.java"を保存したディレクトリをカレントディレクトリにします。
ターミナルで"javac HelloMacOSX.java<リターン>"と入力して下さい。もしタイプミスがあればソースコードの何行目のどこがおかしいかメッセージが表示されます。英語メッセージのみですが、おかしいところはもう一度プログラムを入力しましょう。うまくいけばメッセージが表示されず、"HelloMacOSX.class"というファイルがカレントディレクトリにできます。
実行
コンパイルしたJavaプログラムを実行させるには、"java"コマンドを利用します。今度は"java
HelloMacOSX<リターン>"と入力して下さい。「Hello MacOSX
!」と1行表示されたはずです。

MacOSXでのJavaの説明については、DeveloperToolsを使用する際にまた説明したいと思ってます。
目次に戻る