アップル純正の遠隔操作ソフトApple Remote Desktop 2に、オープンソースのVNC (Virtual Network Computing)機能が加わりました。これにより、VNCが扱い安くなりました。
遠隔操作したいマックにApple Remote Desktop 2.1 Client(フリー)をインストールすると、システム環境設定の「共有」パネルに「Apple Remote Desktop」が加わります。

これをONにすると、詳しい設定画面が表示されます。設定項目は多数ありますが、ほとんどはApple Remote Desktop 2パッケージ版を購入していないと意味がありません。「VNC利用者が画面を操作することを許可」のみをONにして、パスワードを設定しましょう。

続いて、「ファイヤーウォール」の設定画面にて、ポート3283およびポート5900への着信を許可します。

最後に、VNCクライアントソフトウェア(フリー)を別のマックで立ち上げ、遠隔操作したいマックのIPアドレスとパスワードを入力します。すると、VNCクライアントの画面内に、別のマックの画面が表れます。
情報源:アップル社のDiscussion Boards(遠隔地の「自分の」Macを操作できますか?)
説明の一部が省略されていたに気づき、加筆しました。ありがとうございます。>snowrabbitさん (2005/05/05)
Mac OS X 10.5に「画面を共有」機能が加わり、Apple Remote Desktop 3.2 Client(フリー)が動作しているMacを遠隔操作できるようになりました。これを使う場合、上記のように「Apple Remote Desktop」をONにしたのち、アカウントごとのアクセス権を設定します。「VNC利用者が…」をONにする必要はありません。
Mac OS X 10.0〜10.0.4、およびMac OS X 10.4以降に対してサーバとなるのは、Mac OS XまたはMac OS 9がインストールされたマックだけです。Mac OS 8.6以前のマックをサーバにする(フォルダをMac OS Xでマウントできるようにする)には、Open Door Networks社のShareWay IPを使います。
使い方は簡単です。アプリケーションは2つあり、一方はOS 9のファイル共有コンパネとそっくりです。ここでファイル共有をONにしたり、設定を変更したりできます。アプリを終了するとファイル共有も終了します。もう一方はバックグラウンド専用のアプリです。常時共有する場合は、こちらをマックの起動項目に登録します。
Mac OS X側では、Finderの移動メニューの「サーバへ接続」を選び、サーバアドレス欄に「afp://サーバ機のIPアドレス/」と入力してください。よく使うサーバに登録しておけば、次からは簡単にマウントできます。
性能にも問題はありません。そもそもMac OS 9のTCP/IPによるファイル共有は、ShareWay IPをライセンス供与されたものです。79ドルと比較的安価ですし、10日間限定で試用することもできます。
Mac OS X側をサーバにするなら、セレクタやネットワークブラウザでサーバのIPアドレスを指定するとMac OS 8.6以前のマックでもマウントできます。
参考文献:アップル社のAdbanced Search(Mac OS X: ファイル共有(記事ID:106461))
Sharedフォルダ( /Shared )はすべてのユーザが利用できる共有領域ですが、ここにあるファイルは原則的に作成者(オーナー)以外は閲覧しかできません。しかし、ファイルのアクセス権を変更すると、ほかのユーザが修正して上書き保存できるようになります。
以後、このファイルはすべてユーザが読み書きできるファイルになります。ただし、削除することができるのはオーナーだけです。
Sharedフォルダ( /Shared )では、ファイルのアクセス権をどのように設定しても、削除できるのはファイルの作成者(オーナー)に限られています。
ファイルの削除も含めた完全なアクセス権をすべてのユーザに与えるには、Publicフォルダ( ~/Public )のなかに専用のフォルダを作成します。
以後、このフォルダに入れたファイルは、すべてのユーザが読み書きできて、削除もできるようになります。
情報源:アップル社のDiscussion Boards(すべてのユーザが書き込めるファイルをつくるには)
関連情報(→Sharedフォルダのファイルを削除できない)
Mac OS X 10.2からSMBクライアントサービスが標準のファイル共有機能に統合され、Windowsの共有フォルダを簡単にマウントできるようになりました。
ただし、Windows 95, 98, 98SE, Meでは注意点があります。
テスト環境:Windows 98SE on Virtual PC 4.0.2
アップル社のAdvanced Search(旧称:Tech Info Library)に多数の情報が載りました。
Mac OS X 10.2からsambaが標準装備され、ホームフォルダをWindowsでマウントできるようになりました。ただし、標準ではOFFになっているので、次の手順で共有できるようにします。
WindowsとMacを共に一人で使っているときは、両方のユーザ名とパスワードを共通にしておくと便利です。


WindowsからMacが見えないときは、いったんシステム環境設定を終了してから手順4の操作をやり直し、Windowsを再起動すると見えるそうです。(情報源:Macintoshトラブルニュース2002年9月30日) (追記:2003/01/12。やぎさんありがとうございました)
ほかのWindowsユーザに自分のパブリックフォルダ( ~/Public)を公開するときは、少し異なる操作をします。

Windowsユーザは、「ネットワークコンピュータ」のアドレス欄に下のように入力する。(右図は自分のユーザ名がtestの場合)ホームフォルダにアクセスできるのでギョッとしますが、アクセス権がないのでPublicフォルダ以外は開けません。ただし、ホームフォルダにアクセス権が「その他:読み/書き」のフォルダを作っていると、Windowsユーザに自由に読み書きされます。ご注意ください。
上記の方法には、ひとつ欠点があります。DHCPサーバがあるLANでは、IPアドレスが変化することがあるのです。
そんな場合は、Mac OS X内でのファイル共有の方法を併用します。
テスト環境:Windows 98SE on Virtual PC 4.0.2
アップル社のTech Info Libraryに多数の情報が載りました。
サーバを自動的にマウントさせるには、AppleScriptが便利です。下記のスクリプトを実行すると、指定したサーバをマウントします。システム環境設定で起動項目に指定すると、起動時にマウントできます。
-- AppleShareサーバの場合
mount volume "afp://ユーザ名:パスワード@サーバ名/ボリューム名/"
-- CIFSサーバの場合(Windowsなど)
mount volume "cifs://ワークグループ名;ユーザ名:パスワード@コンピュータ名/共有名/"
(ワークグループがMacと同一の場合、ワークグループ名を省略できます。)
-- SMBサーバの場合(Windowsなど)
mount volume "smb://ワークグループ名;ユーザ名:パスワード@コンピュータ名/共有名/"
(ワークグループがMacと同一の場合、ワークグループ名を省略できます。)
アプリケーションフォルダにあるスクリプトエディタを立ち上げ、上記のテキストをコピー&ペーストします。スクリプトの日本語部分は、適切なユーザ名などで置き換えてください。マウントしたいボリュームが複数あるときは、行を増やします。異なるサーバにあるボリュームも並記できますが、同じサーバを複数のユーザ名でマウントすることはできません。
最後に「アプリケーション」フォーマットで保存します(パスワードが平文で記録されます。セキュリティが低下することをお忘れなく)。
Mac OS X 10.2.3から、日本語環境でもFinderを読み出し専用のFTPクライアントとして使うことができるようになりました。
上記の方法でFTPサーバをマウントすると、別の名前(FTPのユーザ名)で接続しようとしても「FTPファイルシステムの認証」画面が表示されず、名前を入力できません。そこで、次の方法で名前を使い分けます。
関連するフィードバック:FTP接続時に名前とパスワードを求められない
FTP接続を行うとFinderがフリーズすることがあります。下記の接続方法なら比較的安定しますが、Mac OS X 10.2.xのFTP機能は使わない方がよさそうです。
Finderの移動メニューの「サーバへ接続」を選ぶと、「サーバへ接続」ダイアログの「場所」ポップアップメニューに「最近使ったサーバ」がリストアップされています。これらを削除するには、「~/Library/Recent Servers」にあるInterenet Locationファイルを削除します。
情報源:アップル社のDiscussion Boards(「最近使ったサーバ」を削除できない)
iDiskへのファイルをコピーする速度は、Mac OS X 10.1になっても遅いままです。いえ、むしろ10.0.4より遅くなった気さえします。けれどiDiskサーバは決して遅くありません。Mac OS XのFinderのデキが悪いのです。WebDAV対応ソフトを使えば、より短時間でファイルを転送できます。
私はGoliathを使ってみました(図はiToolsメンバー名が nojiri の場合)。操作方法はMac OSのFinderに似ていて簡単です。
どの程度の差があるか、ファイルのアップロードと削除の速度をMac OS XのFinderと比較してみました。現バージョン0.81はClassicアプリなので、Mac OS XのClassic環境で動作させています。
ファイル数が増えるほど差が開くようです。1000KBの単一ファイルの場合、Goliathでアップロード終了まで23秒、Finderでも50秒でした。
Goliath 0.9.1(Mac OS X版)とMac OS X 10.2のFinderで再試験を行ったところ、Finderはアップロードと削除で共に約1/4に時間を縮めました。大幅に改良されたことが判ります。それでも、Goliath 0.9.1の倍以上の時間を要しているので、Goliathを使う意義は十分にあります。ファイル数が少ないときは、差が小さくなりますからFinderでも良いでしょう。
Goliath 1.0で、日本語のファイル名に対応しました。
iDiskの特定のフォルダに入れたファイルは、Webブラウザなどを使ってダウンロードできます。ただし、ダウンロードできるのはファイルのデータフォークのみです。リソースフォークが削られるので、アプリケーションなどは壊れてしまいます。JPEGファイルや圧縮ファイルなどに限って使うことをお勧めします。
http://homepage.mac.com/アカウント名/ファイル名
Webページを公開するときのURLです。
http://homepage.mac.com/アカウント名/.Public/ファイル名
Publicの前にドットを入れるのがポイントです。また、iDisk Utilityなどを使うとPublicフォルダをパスワードで保護できますが、この方法でURLを指定するとパスワードは無効になります。
http://homepage.mac.com/アカウント名/.Pictures/ファイル名
Picturesフォルダ、Musicフォルダ、Moviesフォルダに入れたファイルも、Publicフォルダと同じ方法でダウンロードできます。ただし、Documentsなどその他のフォルダからはダウンロードできません。
.MacのHomePageサービスを使ったことのある人には自明のTipsですが、割とFAQのようなので、ここに掲載することにしました。
Mac OS XのFTPサービスでは「自分のホームディレクトリにしかアクセスできない」と思っていませんか。(かくいう私も最初はそう思いました)
しかしFTPであっても、アクセス権はMacを直接利用するときと変わりません。ユーザとして登録されていないとユーザ名とパスワードの認証で拒否されますし、登録されたユーザであっても、他人のホームディレクトリのなかはPublicフォルダしかアクセスできません。つまり、オンラインソフトでSMBサービスを導入しなくても、Windowsユーザに対して比較的安全にファイルを公開できます。
次の手順で操作します。
なお、手順4で Public/ を省略すると、あなたのホームディレクトリが表示されます(図を参照)。ここでPublic以外のフォルダに入れそうに見えますが、アクセス権がないので入れません。公開されているのはPublicフォルダだけです。
起動ディスク以外のパーティションや外付けディスクを使う人は、FTPサービスには注意が必要です。別のパソコンからFTPでアクセスする人には、そのMacを直接使うのと同じことができます。つまり、起動ディスク以外のパーティションや外付けディスクを自由に読み書きできるのです。
Mac OS Xのファイル共有では、管理者権限を持たないユーザは原則として自分のホームディレクトリしか読み書きできません。これと混同していると、思わぬ危険を冒すことになります。Unixを知っている人には当然のことですが、Macしか知らない人(私のこと(苦笑))はついつい誤解しがちです。
ユーザがアクセスできる場所を制限したり、非登録のユーザでもアクセスできるようにする(Anonymous FTP)には、chroot機能を使います。Mac OS X 10.2.xではchroot機能を使えませんでしたが、Mac OS X 10.3になって再び使えるようになりました。chroot機能については、下記のサイトをご覧ください。
情報源:がとらぼ(FreeBSDのftpdで作るFTPサーバ)
FTPサービスを使う場合、Mac OS Xの通常のファイル共有とは違った注意が必要です(上の記事を参照)。目的によっては、公開するフォルダを限定する代わりに、そのフォルダをすべてのユーザに公開するほうが良いかもしれません。
このような場合は、次の手順でHTTPサービスを利用します。
この方法なら、公開されるのはSitesフォルダにあるファイルだけです。ただし、すべてのユーザのSitesフォルダが同時に公開されます。
アップル社のAdvanced Search(旧称:Tech Info Library)に多数の情報が載りました。ほかにも追加されているかもしれないので、同ページの検索機能を使って探してみてください。