QuickTime Playerでファイルの保存や書き出しを行うには、QuickTime Proへのアップグレードが必要です。
Mac OS 7〜9の時代に、Macintoshの起動時に音声を鳴らすという遊びがありました。やりかたは簡単で、System7サウンド形式の音声ファイルを作って、システムフォルダの起動項目に入れておくだけでした。Mac OS Xにも起動項目に相当する「ログイン項目」機能がありますが、System7サウンド形式のファイルは再生できません。
その代替手段として、QuickTimeムービーを使う方式を紹介します。音声や動画をログイン直後に再生できます。

Mac OS Xにログインする際に、QuickTime Playerが自動的に起動して、上記のファイルを再生します。再生後にファイルを閉じるか、QuickTime Playerも終了するかは、「プレゼンテーション」タブの設定によります。
SystemSound Extension(フリーウェア)もお勧めです。
「SystemSound.prefPane」を"(ホーム)/ライブラリ/PreferencePanes"フォルダに入れると、システム環境設定に「SystemSound」が加わります。ここでログイン時の音声やログアウト時の音声を設定できます。System7サウンド形式のままでも再生できます。なお、動画は再生できません。
付属する「SystemSound Converter」を使うと、System7サウンド形式のファイルをAIFF形式やWAVE形式に変換できます。
QuickTime PlayerではMP3サウンドも編集できますが、「保存」や「別名で保存」をするとQuickTimeムービー形式で保存されます。「書き出し」するとAIFF形式などにできますが、MP3形式にはできません。
まずサウンドファイルをQuickTimeムービー形式で保存し、次にiTunesに取り込みます。iTunesでは「選択項目をMP3に変換」でMP3形式にエンコードできます。
ただしMP3エンコードの際に、若干ですが音質が劣化します。
QuickTime 2.5のムービープレーヤ(Classicアプリ)があれば、原音を保つことができます。(…多分)
まずサウンドファイルをQuickTimeムービー形式で保存します。使用するツールはQuickTime Playerですが、バージョンは問いません。ムービープレーヤでも構いません。
次に、QuickTime 2.5付属のムービープレーヤでファイルを開き、「別名で保存」します。保存する際には、「Mac OS以外でも再生可」のチェックを必ず外しておきます。これでMP3サウンドを再エンコードせずに編集できます。
情報源:アップル社のDiscussion Boards(音声トラックをMP3形式で保存するには?)
以下のソフトウェアもお勧めです。
MPEG-1およびMPEG-2のファイルと異なり、MPEG-4ファイルはQuickTime Playerで編集できます。しかし、ファイルメニューの「保存」および「別名で保存」を選ぶと、MPEG-4ファイルではなく、QuickTimeファイルとして保存されてしまいます。
MPEG-4ファイルのまま保存するには、ファイルメニューの「書き出し」を選び、「オプション」の設定で「ビデオトラック」と「オーディオトラック」を「そのまま」にします。(「そのまま」にしないと、再エンコードの時間がかかり、品質は劣化します)
同じ方法で、ビデオや音声にMPEG-4コーデックを使ったQuickTimeファイルも、再エンコードせずにMPEG-4ファイルに変換できます。
詳しくは、Desire for wealth(11月13日の記事)をご覧ください。
MPEG-1形式やMPEG-2形式のファイルをQuickTime Playerで開き、QuickTime形式(またはMPEG-4形式)に変換して書き出すと、音声トラックが失われます。これを防ぐには、MPEG Streamclipをお勧めします。
なお、MPEG StreamclipでMPEG-2形式のファイルを扱うには、MPEG-2再生コンポーネントが必要です。
以前はQuickTime Playerを使う方法を紹介していたのですが、MPEG Streamclipを使うほうが簡単で、画質も優れているので、本ページから削除しました。古い記事は、Tipsのゴミ箱に移しました。
情報源:アップル社のDiscussion Boards(VOBをQTへ変換)
QuickTime Playerでムービーを開き、ムービーメニューの「ムービープレゼンテーション」を選びます。
参照先:Apple - QuickTime - Theater - Full Screen
以下の方法でフルスクリーン再生できることを、QuickTime 6.5.1で確認しました。
参照先:Scriptable Applications: Quicktime Player
正直迷いましたが、載せることにしました。クラッキングには当たりませんから。

アップル社のMovie Trailersのように、QuickTimeムービーが埋め込まれているWebページがあります。これらのムービーをフルスクリーンや2倍のサイズで再生したくても、Webページ内で指定したサイズしかで再生できません。HDDに保存してからQuickTime Playerで再生すれば、再生サイズを変更できます。しかし、保存できないムービーもあります。
次の手順で操作すると、ダウンロードできないムービーであっても、QuickTime Playerで再生できます。(例外アリ)
かなり面倒です。しかし、下記のAppleScriptを使うと、同じ操作を簡単に実行できます。メニューバーのScript Menuに登録してお使いください。詳しくは、下記のAppleScriptを開いて「説明」欄をお読みください。
下記の圧縮ファイルをダウンロードしてください。
作者:KAPPAさん
iPodでアーティスト名・アルバム名・曲名などをスクロールする際、もっとも苛つくのが、これらの並び順です。英字、かな&カナ、漢字の順に並ぶため、曲名などの「読み」を念頭に置いて探すと、あさっての場所を探すことがあります。その上、漢字の並び順は文字コード順なので、(概ね音読みの順になっているものの)どこに並んでいるか探すのが大変です。
iTunes 7.1から、曲の情報に「並び替え」が追加されました。アーティスト名・アルバム名・曲名などの読み仮名をここに入力しておくと、アーティスト名・アルバム名・曲名などが読み仮名の順にソートされるようになります。(iPodの全モデルで有効かどうかは確認していませんが、初代iPod nanoで有効であることを確認しました。)
関連するフィードバック:iTunes 5:曲情報に読み仮名が欲しい
iTunes内の全曲に入力するのは大変ですが、省力化の手段があります。1曲にこれらを入力したあと、その曲を右クリックして「並び替えフィールドを適用」を実行すると、アーティスト名が同じすべての曲にアーティスト名の読み仮名が、アルバム名が同じすべての曲にアルバム名の読み仮名が、曲名が同じすべての曲に曲名の読み仮名が、それぞれ適用されます。
複数の曲を選択して情報画面を表示すると、「並び替え」フィールドを一括して設定できます。
Mac OS X 10.3.4での機能改善には、次の項目があります。
USB 2.0経由で接続されたiPodがiTunesとiSyncで認識可能
ところが、USB 1.1端子しか持たないMacでもiPodは正常にマウントされ、iTunesとiSyncで同期できました。充電中マークも表示されます。(ただし、充電に何時間かかるか、そもそも電力消費に充電が追いつくのか、調べていません)
iPod miniや第4世代iPodには、FireWireケーブルとUSBケーブルが付属します。ACアダプタと接続できるのはFireWireケーブルだけですから、目的に応じて2本を使い分けてみると面白いかもしれません。
参照先:Advanced Search(iPod: USB 1.1 接続を使用する(記事ID:61935)) (2004/09/08追記)
オーディオブック形式の音声ファイルには、iPodで再生を中断した位置を記憶していて、次回は続きから再生できるという特徴があります。そのため、本の朗読を録音したものはもちろん、学習教材の音声をiPodで聴くときにも役立ちます。映画の音声を録音して通勤中に聴くという使い方も楽しそうです。
iTunesで扱える音声ファイルなら、次の操作でオーディオブック形式に変換できます。
iPodに転送済みの曲の場合、iTunes上で変換してもiPodに反映されません。いったんiPodから削除し、改めて転送しなおしてください。
iTunes 5以降では、曲の情報ウインドウの「オプション」タブに「再生位置を記憶」という項目が加わりました。これをチェックすると、MP3形式やAAC形式であっても、再生を中断した位置を記憶してくれます。
参照先:Advanced Search(iTunes 5 以降のバージョンで、オーディオおよびビデオファイルをブックマークする(記事ID:302250))
下記のAppleScriptを使うと、iTunesの「ライブラリ」にあるファイルのうち、歌詞のあるものだけを抽出したプレイリストや、歌詞のないものだけを抽出したプレイリストを作成できます。
ただし、このAppleScriptをそのまま実行すると、「ライブラリ」内のすべてのファイルをチェックします。スクリプトエディタで開き、文中の"ライブラリ"を任意のプレイリスト名に変更して使うことをお勧めします。
次の操作をすると、歌詞のない曲に効率的に歌詞を埋め込むことができます。(要Mac OS X 10.4以降)
関連するTips:WidgetをDashboardの外で使う
このAppleScriptの作成にあたって、下記のAppleScriptを参考にさせていただきました。
iTunesには、メニューに載っていないキーボードショートカットがあります。これらはiTunesのヘルプに載っていますが、何故か載っていない裏技キーボードショートカットもあります。
要するに、Safariの編集メニューの「Google検索」と、履歴メニューの「ホーム」に相当するキーボードショートカットです。Safariと同じように操作できるようにしたのでしょう。
この隠し機能は、iTunes 4.6をMac OS X 10.2.xで動作させたときに表示される隠しメニューによって明らかになりました。(Mac OS X 10.3.4では隠しメニューを表示できませんが、裏技は有効です)
情報源:アップル社のDiscussion Boards(メニューのバグ?)
PDFをiTunesウインドウにドロップすると、音楽ファイルと同じようにPDFを登録・管理できます。
ジャンルを「PDF」に設定し、アーティスト・アルバム・コメントなどの属性に、作成者名・配布元・キーワードなどを入力することで、これらを使って検索できるようになります。(何をどの属性に割り当てるかは、工夫してください)
PDFを開くには、ファイル名をダブルクリックします。Adobe Readerやプレビューなどのアプリケーションで表示されます。
なお、音楽の再生中にPDFを開いても、音楽の再生に影響しません。再生時間0秒の曲ファイルとして扱われるので、プレイリストなどに混ざっても誤って再生(?)される心配はありません。
この機能はバグではなく、iTunes Music Storeでアルバムを買うと付いてくるCDジャケットのPDFを、アルバムの曲と共に管理するためにあるそうです。
Mac OS X 10.4 "Tiger"のウリのひとつ「Spotlight」。これを疑似体験できるTipというところでしょうか。PDFに十分なメタデータがなければ、自由に属性を入力できる点でSpotlightよりも役立つかもしれませんね?
情報源:Slashdot Japan(iTunesでPDFファイルの管理ができる)
下記のAppleScriptを「パーティーシャッフルを再生」といった名前でScript Menuに登録すると、メニューからプレイリストを選んで再生できるようになります。iTunesウインドウを縮小表示したままでも、ほかのアプリの背面に回したままでも、プレイリストを切り替えられます。
tell application "iTunes"
play playlist "パーティーシャッフル"
end tell
--このAppleScriptはパーティーシャッフル再生用です。文中のパーティーシャッフル を、任意のプレイリスト名で置き換えてください
iPodを接続すると、「ソース」リストのiPodが自動的に選ばれます。そこで、元のプレイリスト(私の場合は「パーティーシャッフル」)を選びなおすために使っています。
アップル社のAdvanced Searchの情報のなかで、個人的に便利だと思ったものを紹介します。
製品付属のリストアCDからClassic環境をインストールできる場合は、この手段は必要ありません。次の場合に自己責任でお使いください。
下記の手順でインストールします。
上記の方法でインストールしたMac OS 9をClassic環境として使うことについて、アップル社による動作保証はありません。また、起動ディスクに指定したときに何が起きるか、私は調べていません。通常の方法でMac OS 9やClassic環境をインストールするのが一番確実です。本来のインストール方法が使えない場合の緊急避難措置として、自己責任でお使いください。
インストールに必要なMac OS Xが使える機種で、Mac OS 9が付属しない機種はほとんどありません。しかし、そのような機種をお使いで、Mac OS 9を購入したことがない方は、必ずアップル社より正規のMac OS 9を購入してください。(Mac OS 9の別売サービスは終了しました)
Classic環境用のシステムフォルダを全ユーザで共用していると、セキュリティホールの一種になります。セキュリティの心配なくClassicを使うには、システムフォルダをユーザごとに独立させる方法が有効です。また、ユーザごとに異なる言語のシステムフォルダを使いたいときにも有効です。
次の手順で操作します。

以上の設定がすべてのユーザで完了すると、手順4の手段で他人のシステムフォルダに切り替えることができなくなります。
Mac OS X 10.2からボリューム内にシステムフォルダを複数持てるようになったため、このTipsを安心して使えるようになりました。
ホームの直下にシステムフォルダを起きたい場合システムフォルダの「情報を見る」画面で、次のように設定します。(右図)
オーナーを変更する際に、管理者のユーザ名とパスワードが必要なので、ちょっと面倒です。
システムフォルダは1つで済ませたいが、初期設定などの環境はユーザごとに独立させたい。そういう場合は、上記の方法より手軽な方法があります。
システム環境設定の「Classic」の「詳細設定」タブにある、「ホームフォルダの環境設定を使う」をONにします。システムフォルダのアクセス権は次のように設定します。(普通はこのように設定されています)
こちらもMac OS X 10.2から可能になりました。
Carbonアプリには、Mac OS 9でも使えるものと、Mac OS X専用のものがあります。前者はClassic環境でも使えますが、あらかじめ次の手順で設定する必要があります。
これでClassic環境で起動するようになります。使用しているプリンタがMac OS Xに対応していなくても、Classicアプリとして起動すればMac OS X用のドライバで印刷できます。
Acrobat Reader 5はCarbonアプリです。しかし、Mac OS Xに付属するバージョン5.0はMac OS X専用で、Adobe社のWebページからダウンロードできる最新版はMac OS 9とMac OS Xの両方に対応しています。
| バージョン5.0 | バージョン5.0.5 |
![]() |
![]() |
「command+option+esc」のキーボードショートカット(またはアップルメニューの「強制終了...」)で「アプリケーションの強制終了」ダイアログを表示できますが、Classicアプリを選択して[強制終了]ボタンをクリックすると、Classic環境ごとすべてのClassicアプリが強制終了されてしまいます。
しかし隠し機能を利用すれば、Classicアプリも個別に強制終了できます。Dockのアイコンを「command+option+クリック」し、そのまま押し続けるとポップアップメニューに「強制終了」が表示されます。
このTipsで個別に強制終了できたとしても、すぐにClassic環境を再起動することをお勧めします。…所詮はMac OS 9ですから。
情報源:pierre design bbs(pierreさんの書き込みより)
追記:ΨホルホルΨさんのご指摘を受け、表現を見直しました。ありがとうございます。(2002/04/22)