バージョン10.3 (Build 7B85)に関する私のフィードバックを、投稿の逆順に列記しています。
10.2.8 (Build 6R73) | フィードバック・メニュー | 10.3.1 (Build 7C107)フォルダのエイリアスを別ボリュームへコピーしたとき、正常に動作しません。コピー前のエイリアスは、当然ですが、次のように動作します。
ところが、エイリアスを別ボリュームへコピーすると、上記の2〜3番が機能しなくなります。Finderを再起動させると機能します。修復を希望します。
なお、別ボリュームへエイリアスを直接作成すると、最初から正常に機能します。
情報源:アップル社のDiscussion Boards(フォルダのエイリアスへのドラッグ&ドロップの不思議)
「検索」ダイアログを使って検索したあと、検索条件を保存できるようにしてください。次に同じ条件で検索するときに、以前の条件をそのまま使えれば便利です。
なお、Finderウインドウの検索欄を使った場合は、条件が単純なので保存の必要はありません。
検索結果ウインドウを最前面にしてファイルメニューの「サイドバーに追加」を選ぶと、検索結果をサイドバーへ追加できます。しかし、検索結果ウインドウをいったん閉じると、サイドバーのアイコンをクリックしてもエラーが表示されるだけです。
現状の仕様では、検索結果ウインドウの場合に「サイドバーへの追加」を無効にすべきです。
情報源:site-aro(2003.10.31 Mac OS X 10.3 いんぷれ #15)
Finderにウインドウがない場合、移動メニューの「フォルダへ移動」を選んでダイアログを表示すると、ダイアログを閉じるまでFinderのほかの操作(デスクトップの操作やコピーの中止など)がすべて不可能になります。「サーバへ接続」と挙動が異なります。
情報源:site-aro(2003.10.27 Mac OS X 10.3 いんぷれ #8)
Finderでzip形式の圧縮と解凍ができるようになりました。歓迎すべき機能ですが、日本語対応が不十分です。
「日本語ファイル名.gif」というファイルを7つのツールでzip圧縮し、それぞれをMac OS X 10.3のFinderで解凍してみました。その結果、解凍できたのは、Finderで圧縮したファイルとDropZipで圧縮したファイルのみでした。(比較のために試したStuffIt Expander 7.0.3は、すべてを解凍できました)
| 圧縮方法 | 解凍結果 | ||
| ツール | 環境 | Finder | StuffIt Expander |
| Finder | Mac OS X 10.3 | 成功 | 成功 |
| DropZip 7.0.3 | Mac OS X 10.3 | 成功 | 成功 |
| MacZip 1.06 | Mac OS 9.2.2 | エラー発生 | 成功 |
| エクスプローラ | Windows XP | エラー発生 | 成功 |
| WinZip 8.1J | Windows 2000 | エラー発生 | 成功 |
| Lhaplus 1.20 | Windows 2000 | エラー発生 | 成功 |
| lhaz 1.12 | Windows 2000 | エラー発生 | 成功 |
圧縮前のファイル名が半角英数字の場合は、上記のどのツールで圧縮しても解凍できます。つまり、解凍ルーチンの日本語対応に問題があります。
おそらく、文字コードにShift-JISが使われているにも拘わらず、Unicodeとして扱っているのでしょう。StuffIt Expanderもバージョン5.5〜6.xで似たバグ(解凍後のファイル名が文字化けする)を抱えていましたが、文字コードを自動判別するようになったらしく、現在は解決しています。Mac OS Xにも同様の仕様を希望します。
上記のバグの件で、StuffItの日本代理店であるアクト・ツー社に何度も改善を要望していました。ありがとうございます。>アクト・ツーの担当様
Mac OS X 10.4にて、上記のzipファイルはすべて解凍できるようになりました。大幅な改善です。ただし、ファイル名は文字化けします。文字化けしないStuffIt Expanderのレベルに到達することを期待しています。
Mac OS X 10.4.6にて、上記のzipファイルは解凍時に文字化けしないようになりました。つまり、解凍については、Windows環境との互換性を確保できました。フィードバックの甲斐があるというものです。
Finderでzip形式の圧縮と解凍ができるようになりました。歓迎すべき機能ですが、日本語対応が不十分です。
「日本語ファイル名.gif」というファイルをFinderでzip圧縮し、8つのツールで解凍してみました。その結果、正常に解凍できたのはFinderとStuffIt Expanderのみで、5つのツールではファイル名が文字化けし、残り1つのツールでは解凍できませんでした。(比較のために試したDropZip 7.0.3にも、同じ問題がありました)
| 圧縮方法 | 解凍結果 | |||||||
| Finder | StuffIt Expander 7.0.3 |
MacZip 1.06 | エクスプローラ (XP) | WinZip 8.1J | Lhaplus 1.20 | lhaz 1.12 | Lhasa 0.17 | |
| Finder | 正常 | 正常 | 文字化け | 文字化け | 文字化け | 文字化け | エラー | 文字化け |
| DropZip | 正常 | 正常 | 文字化け | 文字化け | 文字化け | 文字化け | エラー | 文字化け |
圧縮前のファイル名が半角英数字の場合は、上記のどのツールでも解凍できます。つまり、圧縮ルーチンの日本語対応に問題があります。
おそらく文字コードにUnicodeを用いているためでしょう。リソース領域などの扱いかたを工夫して他環境との互換性を保っているだけに、文字コードでの互換性の欠如は残念です。互換性のある文字コード(Shift-JIS)を採用すべきです。
OSの国際化と両立させるため、ファイル名に含まれる文字から最適な文字コード(Unicodeを除く)を自動選択して圧縮する仕様を希望します。
関連するTips:目的別 圧縮ツール
ファイル名が日本語の場合、コピーのしかたによっては、Finderの編集メニューの「クリップボード表示」を選んだときにファイル名が文字化けします。
どのような場合に文字化けするのか、わかりました。クリップボードを表示した際に入力メニューが「ひらがな」モードになっていれば正常に表示し、「英字」モードや「U.S.」モードになっていると文字化けします。ただし、クリップボードを表示する直前のモードは無関係なので、文字化けするのは止められません。
FTPサーバを一度マウントすると、キーチェーンに追加していないにも拘わらず、名前とパスワードが記憶されています。たとえアンマウントしても、再起動しても、同じFTPサーバへ接続するときは、先の名前とパスワードが自動的に使われてしまいます。
一見すると便利な仕様ですが、ほかのサーバへの接続時には常に名前とパスワードを要求していることを考えると、一種のセキュリティホールといえます。さらに、同じFTPサーバへ接続する際に複数の名前を使い分けている場合、この仕様は邪魔になります。
ほかのサーバと同じ挙動になるよう改善を希望します。
関連するTips:FinderをFTPクライアントとして使う
「サーバに接続」画面からFTPサーバへ接続できるようになりましたが、書き込み禁止のボリュームとしてしかマウントできません。ほかのサーバのように、書き込み可能な共有ボリュームとしてマウントすることを希望します。
Finderの内容検索機能は、Mac OS X 10.2〜10.3の「プリント」画面で作成したPDFファイルには対応していますが、Adobe Acrobatで作成した次のPDFファイルについては対応していません。(Adobe Acrobat 6によるPDFは未検証です)
つまり、Windows版で作成した最近のPDFファイルには対応しているにも拘わらず、Mac OS 9版で作成したPDFにはまったく対応していないのです。また、Mac OS X 10.2ではver.1.2のPDFファイルに対応しており、Mac OS X 10.3になって後退しています。
OSの標準機能で作成したPDFファイルに対応した点で、Mac OS X 10.2から改善されたと評価しています。しかし、この改善では片手落ちです。
右図の9ファイルを対象にテストしました。
PDFテストMac1.2〜1.4.pdfはMac OS 9上で、PDFテストPC1.2〜1.4.pdfはWindows 2000上で、それぞれAcrobat Distiller 5.05で作成しました。ファイル名にある1.2〜1.4の数字は、PDF作成時に指定したPDFのバージョンと一致します。PDFテストMacOSX10.2.pdfとPDFテストMacOSX10.3.pdfは、それぞれMac OS X 10.2.3と10.3の「プリント」画面で作成しました。すべてのPDFは、PDFテスト元ファイル.txtから作成しました。
Finderの「検索」画面で「内容が」欄にテキスト中の文字を入力して検索したところ、ver.1.3〜1.4のWindows版のPDFファイルと、Mac OS X 10.2〜10.3のPDFファイル、元のテキストファイルが見つかりました。Mac OS 9版のPDFファイルと、ver.1.2のWindows版のPDFファイルは見つかりません。
Mac OS X 10.2.3でテストしたときは、この逆に、Mac OS Xの「プリント」画面で作ったPDFファイルと、ver1.3〜1.4のPDFファイルが対応していませんでした。
関連するフィードバック:Mac OS Xで作ったPDFの内容を検索できない
スクリプトエディタで作成したAppleScriptアプリケーションで、ダイアログの日本語が文字化けします。
スクリプト形式およびスクリプトバンドル形式のものを、ScriptMenuから実行した場合は、正しく日本語を表示します。しかし、アプリケーション形式およびアプリケーションバンドル形式のものは、どのように実行しても文字化けします。
アプリケーションが英語版として作成されることに原因があります。スクリプトエディタの保存ダイアログで、実行時の言語を指定できるようにしてください。
関連するTips:AppleScriptのメッセージが文字化けする
Mac OS Xのアップグレードによって発生したトラブルには、起動ボリュームのアクセス権を修復することで解決するものが多くあります。HDDを初期化してインストールしたときも同じです。ならば、インストールの最終段階、最適化に続いて自動的にアクセス権を修復してはどうでしょうか。
とはいえ、OS標準のファイルやフォルダのアクセス権を意図的に変更しているユーザもいることでしょう。インストーラのオプション設定にて、アクセス権の自動修復機能をOFFにできるようにしておく必要もあると考えます。
「インストール後にアクセス権を修復する」というチェックボックスを追加してはどうでしょうか。
情報源:無料プロバイダSoloot(アクセス権を意図的に変更する場合があると、指摘していただきました)
「表示」の「標準フォント」にウェイトが1種類しかないフォント(ヒラギノ丸ゴProやOsakaなど)を指定した場合、HTMLファイルにて<h2>タグや<b>タグなどを使った箇所が、Safariでは次のように表示されます。
太字で表示する機能が、日本語の全角文字で機能していません。
ウエイトが複数があるフォント(ヒラギノ角ゴProやヒラギノ明朝Proなど)を指定すると、スタイルの指定にあわせて全角文字を太字で表示できます。一般的なワープロソフトなどと同じ方法を使って、指定したフォントに拘わらず太字で表示できるように改善してください。
このホームページでは、環境設定で指定したフォントに拘わらず、Safariの表示が太字になります。これはホームページ側でフォントを指定しているためです。
Mac OS X 10.4のSafari 2.0で改善されました。同じバージョンのWebCoreを使っているSafari 1.3で改善されていなかったので望み薄と思っていただけに、予想外の改善でした。
以下に、Safari 2.0が太字を表示する仕組みを記載します。
WebCoreを改良するのではなく、上記のルールをCSSとしてSafariに組み込んだのではないかと思います。
なお、ヒラギノ角ゴ StdのウエイトにはW8しかありませんから、Safariの環境設定でこれを指定すると、太字もそれ以外も同じウエイトになってしまいます。とはいえ、こんなに太い文字を指定することはないでしょうから、上記の仕組みで問題ないでしょう。
フォントを指定するときに使うフォントパネルは、テキストエディットなどと異なり、「コレクション」が存在しない古い仕様になっています。フォント数が多い場合、選びにくく不便です。
フォントパネルをリサイズして広げると、コレクション欄が表示されます。(^^;
情報源:x-unixさんに教えていただきました。ありがとうございます。
Font Bookの「等幅」コレクションと「日本語」コレクションに、Osakaフォントが含まれていません。手動で追加できますが、OSに付属するOsakaが初期状態で正しく扱えないのは問題です。
リリース当初のMac OS Xでは「サーバへ接続」ダイアログの構造が悪く、2種類ある接続方法の使い分けでユーザを混乱させていました。Mac OS X 10.2で改善されましたが、同10.3では最初のバージョンよりも分かりにくく改悪されました。改善を強く希望します。
Mac OS X 10.3では「サーバへ接続」ダイアログで2種類の手段を選択でき、それぞれ長所と短所があります。
サーバアドレス欄にURL(afp://サーバ名、など)を入力して「接続」をクリックし、ユーザ名とパスワードを入力します。
Finderの移動メニューの「ネットワーク」を選んだ場合と同じウインドウが表示されるので、サーバを選択し、ユーザ名とパスワードを入力します。
上記の「特徴」に示したような違いはありますが、この違いを必要とするユーザがどれほど存在するでしょうか。"/Network"以下のディレクトリへマウントする必要があるとしても、「コンピュータ」ディレクトリ内の「ネットワーク」を開く方法で十分と考えます。
混乱を防ぐため、「サーバに接続」ダイアログでサーバアイコンを選んで接続する簡便な方式に戻すことを強く希望します。さらに同じ理由から、Finderの移動メニューから「ネットワーク」を削除することも希望します。
情報源:アップル社のDiscussion Boards(サーバへ接続の「接続」と「ブラウズ」の役割)
3ヶ月近く使っていると、「ネットワーク」(および「ブラウズ」)もそれなりに良いと思えてきました。ネットワーク機器をローカル機器として扱わせたいのでしょう。しかし、そうなると、パスワードがキーチェーンに登録されない現在の仕様がネックになります。これが改善されれば、使える機能になると思うのです。
参照先:Advanced Search(Mac OS X 10.3: ネットワークのブラウズとサーバへの接続について(記事ID:107804))
「コンピュータ」ディレクトリ内の「ネットワーク」や、サイドバーの「ネットワーク」を開くと、Finderウインドウのタイトルバーに「Network」と表示されます。翻訳漏れです。
移動メニューの「ネットワーク」と「iDisk」が淡色表示され、選択できなくなることがあります。
「コンピュータ」ディレクトリ内の「ネットワーク」と「iDisk」は正常に利用できるので、メニューのバグのようです。
外付HDDをHDDとして扱うか、リムーバブルディスクとして扱うか。Finderの仕様には混乱があります。
Finderの環境設定の「一般」では、デスクトップに表示する項目として「CD、DVD、およびiPod」があり、一種のリムーバブルメディアを意味しています。外付HDDはこれに含まれる仕様になっていて、内蔵HDDを意味する「ハードディスク」とは別に扱われています。
一方、Finderの環境設定の「サイドバー」では、サイドバーに表示する項目として「リムーバブルメディアなど(CDなど)」があります。外付HDDはこれに含まれず、内蔵HDDと共に「ハードディスク」として扱われます。
このような不統一があるため、「ハードディスク」のみを非表示に設定したときに、外付HDDがデスクトップに表示され、サイドバーには表示されないという事態が発生します。ユーザが混乱するので、早急に統一してください。
| 外付HDDは 「CD、DVD、およびiPod」 |
外付HDDは 「ハードディスク」 |
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サイドバーの表示についての仕様は、デスクトップの表示についてのMac OS X 10.2までの仕様と同一です。おそらく、古い仕様にしたがって作ってしまったのでしょう。Finderを作成するチームのなかでさえ仕様情報を共有できていないとは、何とも情けない話です。
PCIスロットにATAカードを増設した場合、そこに接続した内蔵HDDですら、外付HDDとして扱われてしまうそうです。内蔵HDDと外付HDDを見分ける機構が貧弱です。活線抜挿(Hot-Plug)できる機器とできない機器を見分ける手段がないなら、せめて起動後にマウントしたボリュームをリムーバブルとして判断してはどうでしょうか。
情報源:アップル社のDiscussion Boards(デスクトップに表示する項目)
関連するフィードバック:FireWire-HDDはリムーバブルメディアです
新規メッセージにファイルを添付したあと、送信前にファイルを修正したくなる場合があります。その場合、3種類の方法を行い得ます。
ところが、1番と2番の方法を用いた場合、送信先が受け取るファイルは、どちらも新規メッセージへ添付する直前の状態になります。修正したファイルを受け取ることができるのは、3番の方法のみです。
仕様上しかたがないことかもしれませんが、ユーザが予想する動作ではありません。次のいずれかの改良を希望します。
Security Update 2003-10-28により、Mac OS X v10.3、Mac OS X Server v10.3に実装されたQuickTime Javaの潜在的な弱点(システムへの未認証アクセスが可能でした)が解決します。
このソフトウェアアップデートは、改善されたAirMacワイヤレスネットワークソフトウェアを提供します。AirMac Extreme対応のコンピュータおよびAirMac Extremeベースステーションをお使いのすべてのユーザにお勧めします。
このソフトウェアは、AirMac ExtremeベースステーションとAirMac Extremeクライアントで使用できる、WPA(Wi-Fi Protected AccessTM)のサポートを提供します。WPAについて詳しくはAirMacヘルプを参照してください。また、このリリースにはAirMac Extremeベースステーション・ファームウェアのv5.2も含まれています。ベースステーションのファームウェアのアップデート方法については、AirMacヘルプを参照してください。
AirMac ExtremeベースステーションとAirMac ExtremeクライアントはWi-Fi CertifiedTMの認定を受けた802.11bおよび802.11g対応の互換性を確保しています。
Xcodeアップデートは、特にファイルに不正文字が含まれている場合に、ファイルのデータの破損または消失を引き起こす可能性があるXcode IDEの問題を解決します。このアップデートは、すべてのXcodeユーザに対して強く推奨されます。
Security Update 2003-11-04により、Mac OS X v10.3およびMac OS X Server v10.3の「ターミナル」アプリケーションの潜在的な弱点(システムへの未認証アクセスが可能ででした)が修正されます。