菅原和孝、ブッシュマンとして生きる:原野で考えることばと身体、中公新書、2004


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ブッシュマンをフィールドとしている文化人類学者で、全共闘世代で、身体と言葉についてずっと考えていて、自閉症の子どもを持っている人の本。
ブッシュマンとして生きる(中公新書 1731)
菅原和孝著


ブッシュマンの定住化政策が進められることによって、狩猟民族だったブッシュマンの伝統が失われ、定住に際してもらったお金はあっという間に失われる。ブッシュマンがそれまでまわりの民族と対応する過程で築き上げてきた交渉のスタイル、人生のスタイルが、国家というシステムを相手にしては通じないという話。そして、俺がやっている文化人類学も国家の支配を補強する方向にしか働かない。最後は暗い方向に進むが、それでも俺は書く、という姿勢に心を打たれる。

Posted: 月 - 11月 15, 2004 at 09:33 午後        


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