星生山
平成18年6月4日(日)

昨年の6月5日、九重全山をピンク一色に染めたミヤマキリシマをめでるように北大船、立中山、星生山と丸1日をかけて歩きまわった。

さて、今年の6月4日、大曲から星生山を直登し、久住山、扇が鼻を経て赤川に下りる予定であった。




同行者の記録_

大曲から牧ノ戸峠方向に少し戻った道脇に駐車。

何のガイドも標されていない登山口からいきなり直登がはじまる。



息を切らせて登っていくが、ミヤマキリシマはポツポツと咲いているのみ。

どうやら開花が遅れているようだ。



今年の5月は全国的に日照不足で野菜の高騰も報じられた。

この九重でも多雨、日光不足といった天候不順(ラニーニャ現象と言うらしい)の影響がでているのだろう。



背丈を超す樹々がなくなり、展望が良くなる所が丁度平坦になっている。ここで大休憩。

マイヅルソウは今が盛りと各所で群生している。



植物、昆虫、鳥類、小動物などの多くは群れを作り、お互いが深い関わりをもって生息している。

この生態系の乱れに私達山に登る人間が多少なりとも関与していることは間違いない。



開花したミヤマキリシマが少ないのは時期だけの問題ではないようだ。

登山道には、まるで緑葉を食べ過ぎたかのように沢山のシャクトリムシが寝転がっている。

この類いの虫がザックに付いていることもしばしば経験すること。



傷みはじめたイワカガミ、開花し終わった大株のシャクナゲ。

花を愛でるには時期を外してしまった今回であったが、

心地よい風が吹き抜けるこのルートは季節を問わず楽しめそう。



ルート沿いに大きな露岩が2カ所ある。その2つ目の岩上に立ち俯瞰。

1つ目の岩の近くを大パーティが登ってくる。

私達のスローペースは山頂直下でこの方達に追い越されてしまうという羽目になるのだが。




牧ノ戸峠からのルートと交わる山頂直下。

西千里ガ浜に伸びる道と湿原を見下ろすこの景色はお気に入り。



そして西千里ガ浜へと落ちる斜面に挟まれた窪地もまたお気に入りの場所



山頂から見下ろすその窪地



星生崎の上から振り返る星生山、この山への立ち入り禁止が解除されてから何度通ったことだろう、 いつの間にか一番楽なコースを覚えてしまっている。



ただ、ここから避難小屋近くまで下りて行くコースは毎回違うような・・・




人の流れに乗るようにして久住山へ。

今年の山開きは大船山で執り行われているのだが、この久住山も大混雑。


俄にガスがかかり、扇が鼻へと回る意欲も薄れていく。

急遽、北千里ガ浜を経て大曲に戻ることに変更となった。


状況に応じて柔軟に変更すること、それはどの山であっても大事な事なのであるが・・・

なかなか出来ないんだよなあ。

一月前を思い出して反省するのであった。



来た道をいったん折り返し北千里ガ浜へ。

多くの人とすれ違うが、不思議と座り込んでいる人が多い。

なぜだろう? 午前10時半、昼食の時間?




スガモリ越から大曲まで、

僅かばかりのミヤマキリシマ



そしてコケモモ



満足すればまた来ようと思う。そうでなければ次こそはと思う。

どちらにしてもまた来るようになっている。

天気次第であるが近いうちに九重を再訪してみよう。



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