水 - 5 月 27, 2009

追悼 栗本薫


本人のガン公表以来、いつか来るのではないかと恐れていた日が、楽観的な予想よりも早く来てしまいました。享年56歳。早すぎます。
でも、もう抗ガン剤で苦しむこともなくなりますね、栗本先生。
今までありがとうございました。安らかにおやすみください。

Posted at 08:05 午後     Read More    

水 - 7 月 25, 2007

『ポートレート 内なる静寂 アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集』


bk1で注文〜。

トルーマン・カポーティのポートレートです。
レオナルド・ディカプリオに似てる気がするんですが、いかがでしょうか(笑)。

買うか、図書館などで見てみてね〜。

Posted at 01:58 午後     Read More    

金 - 11 月 10, 2006

『アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶』


久しぶりの連日更新。
映画『アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶』を観てきました。
場所は「シネマテークたかさき」という地元のミニシアター。

早く着きすぎたので、周辺をスナップ撮影していたら、映画館の人に「『瞬間の記憶』をご覧になるかたですか?」と訊かれてしまった。カメラ2台もぶら下げて、開館前の軒先をうろうろしていれば当然の推理ですな(笑)。
まー、そんなに一般うけする内容ではないし、もしかしてたった一人かもと思っていたら、最終的に私を含めて10人の観客。平日の午前だしね〜。
私は結構楽しみましたが、それでも途中少し眠くなったので(笑)、カルティエ=ブレッソンやましてや写真に興味のない人にはさぞかし退屈なドキュメンタリー映画でしょう(笑)。
それはともかく、以下まともな感想を。

カルティエ=ブレッソンその人については、彼の作品とこのドキュメンタリーを見てもらうのが一番であり、そしてすべてである、とは言えないまでもおおかた事足りるだろう。
だからここでは、カルティエ=ブレッソン以外の語り手について、箇条書き的に印象を記そう。

あのアーサー・ミラーがマリリン・モンローの写真を手に取り、彼女について語るときの表情の優しさ。(彼らが結婚していたことを知りませんでした。不勉強ですいません(笑))。
イザベル・ユペールの歳を重ねた美しさはもちろん、その知性溢れる会話にも魅了された。クレヴァーな女優という印象。
優しい人柄で知られるエリオット・アーウィットがカルティエ=ブレッソンの写真について語るときの目の一瞬の鋭さ。
きまじめに、そして熱く写真を追求するジョゼフ・クーデルカ。
がなるようなイタリア語が耳に残るフェルディナンド・シアナ。
....

登場する写真は、オリジナルプリントで見たもの、写真集で見たもの、映像でしか見たことのないもの、今回初めて接するもの、さまざまであった。
初見の中でもっとも印象に残ったのは、若き日のトルーマン・カポーティのポートレート。ドキュメンタリーの中でイザベル・ユペールは「天使のよう」と言っていたが、これほど痛々しさが表れている若者の肖像を私は知らない。(だから「傷ついた天使」という意味なら、そのとおりだ。大学時代に彼の代表作をいくつか読んだ記憶があるが、久しぶりに読み返してみようか。)
このほか、ポートレートの対象となった著名人たちの表情も興味深い。
バッハを中心にモーツァルト、ラヴェルといったBGMもよく映画に合っている。

この作品は、写真や写真術に興味がある人なら必見のドキュメンタリー映画といえよう。

「写真に"死"はない。生き続ける。突然、ある光景がよみがえるのだ」(アンリ・カルティエ=ブレッソン)

追記
そういえばトルーマン・カポーティの映画が最近公開されたはず。機会があれば観てみよう。

Posted at 07:33 午後     Read More    

水 - 8 月 23, 2006

「好きな人と一緒に暮らすのと、好きな人を想いながら別な人と暮らすのと、どっちが幸せなんだろうね?」


先日に続いてセカチューより。
答えは私にも分からない。
だがそういう状況を考えてみた。
最近、(エセ)詩人に転向しようかと思っている、想像力豊かなkです(笑)。
-------------------------
最悪の予想が的中するとは、神はなんと残酷なんだろう。

メール受信後、やや呆然としてに外出する。プリントアウトとペンを持ち。
行き先は足が勝手に決めてくれた。あの橋だ。
そう、郷土の詩人が題材としたあの橋。
ある意味で、こちらとあちらの境界。
詩人が身投げしようとして、「おめおめと生きながらへ」た辺り。
橋の中央、詩碑があるベンチに、道路に背を向けて座り、ときおりペンを走らす。
わたしはこれから身投げするつもりなのではない。
勇気(もっとも、そんなのは勇気ではありはしない)がないからではなく、
ひとをそのような行為に駆り立てらる絶望をいまだ知らないからにすぎない。
仮にわたしの姿を見かけて勘違いするドライバーがいたなら、
それこそご愁傷様だと意識の一部は醒めていた。

川は昨夜の雷雨のせいで濁っていた。
ただし水位はそれほどではない。

次に向かったのは、これも自然な流れで、あの公園だ。
松林を抜け、いつものカフェに向かう。
しかし定休日と知る。

わたしの嫌いなもの、
カフェの定休日、
人の気も知らず、アホーと頭上から嘲笑するカラス。
いや、きっと知っていて馬鹿にしているのだ。カラスとはそういうやつだ。

それでも公園入口にある、友を呼ぶ姿をした子供の銅像に
先日まではなかった、野球帽と子供用のグラブが被せてあるのを見て、
おもわず笑みがこぼれる。「君も野球が好きなのかい?」
大丈夫。笑えるうちは大丈夫。

滝のような汗が顔を伝うころ、涙もあふれるかと思っていたが、一滴も出なかった。
涙を流すほど純粋ではなかったし、自己憐憫に浸るほど事態に酔ってもいなかったから。

自分は何も持っていないと思っていたが、それは間違いだった。
自由、未来。
そればかりか確かな教育、節を曲げないですむだけの経済力。
これはすべてを持っているのと同義ではないか?
なぜ人は、わたしは、いま手にしているもので満足できないのか?

わたしは運命を信じない。神も信じない。
「神」なるものよ、お前は残酷で容赦がない。
わたしは叛逆する。自由意思こそ人の証し。

そんなわたしの思いとは無関係に歩数計は8500歩を数えていた。
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「世界で..一番美しいものを見た..世界で..一番やさしい音を聞いた..世界ってのは抱きしめてくれる人で..その腕の中はあったかくて..」←これもセカチュー

ね、ね、切なくなった!? ダメかな..あっそ。
それはともかく『世界の中心で、愛をさけぶ』のタイトルの本歌であろうSF小説、ハーラン・エリスンの『世界の中心で愛を叫んだけもの』はセカチューと内容はまったく無関係ですからね〜
あちらのほうはもう暴力、暴力!という感じのサイバーパンク(「ブレード・ランナー」みたいな感じ?)です。短編ですが、何度読んでもわけ分からん(笑)。

Posted at 12:06 午前     Read More    

月 - 8 月 21, 2006

『天使と罪の街』


「この世でただひとつだけ、たぶん、わたしにわかっていることがある。確実にわかっていることだ。それは真実が人を解放しないということだ。(中略)真実は人を救わないし、人を全きものにはしない。嘘や秘密や心の傷の重荷を克服させやしない。わたしが学んできた真実は、日の差さぬ暗い部屋で鎖のようにわたしを締めつけている。」マイクル・コナリー『天使と罪の街』上(古沢嘉通訳、講談社文庫、2006年)11ペイジ。

手抜き更新が次第に増えている気がするkです(笑)。

Posted at 01:41 午前     Read More    

金 - 8 月 18, 2006

「待ってた...私はずっと...あなたのいない世界で...あなたが生まれるのを待っていた」


すいません。流行(とくにドラマとかベストセラー本)とは無縁のkです。
今ごろセカチューを(TVドラマのほうを先に)見ました。

テープで交換日記とは斬新だね(笑)。
あれ?朝の連ドラ『ファイト』の主人公のコだ。三井のリハウスの(CMの)コも出てる。
「おまえさん♪」の男の子(「スケちゃん」)、いいなぁ(笑)。
←BLとかヤ○イな意味ではありません(爆)!
でも緒方直人と桜井幸子のほうが好き。世代的親近感(笑)。

「汚いところも、ズルイところも、ダメなところも..シミや皺も好きになれるような、そういうのがいい」

最近泣き虫です..って、これはFセンセイの言葉そのままやんか(笑)!>自分

"綾瀬はるか、サイコー"と思っていたけど、映画のセカチューを見たら、
"長澤まさみ、いいじゃん!" ←う、浮気者〜>自分

でもあの時代にはあんなに手足が長かったり、あんなふうに痩せてたりする女の子、いなかったよねぇ(笑)。←私、高校は男子校ですが..せ、青春を返せ〜!

Posted at 12:17 午前     Read More    

月 - 8 月 14, 2006

今月の書籍・雑誌(8月)


旅から戻ったあとも5時くらいには目が覚めてしまうkです。←年寄り?
だからというわけでもないのですが、今日から散歩は早朝に変更。
暑くなく、紫外線が強くないうちに。でもしっかり日焼け止めは塗る(笑)!
40分間で5200歩。カメラは持たず、腕を振り大股でひたすら歩く。
1時間歩こうと思ったけど、はじめに飛ばしすぎて疲れちゃった(笑)..
歩数は以前より少ないものの、質的にはこれまでよりもハードになった気がする。
それにしても散歩(犬の散歩を含む)をしている人の多いこと。
おじ(い)ちゃん、おば(あ)ちゃんばかりだけどね(笑)。
また、昼間とは違った情景に遭遇するのも楽しい。
歩く先々で聞こえてくるめざまし時計の音、炊事洗濯を始めている音。
川には親ガモ・子ガモ。
早起きは三文の得!になるといいなぁ(笑)。←続けられるのか?>夜型人間

さて、旅に出ていたので、発売日をすっかり忘れていて帰宅後購入した本などを。

・栗本薫『豹頭王の挑戦』(グインサーガ109巻、ハヤカワ文庫)。
109巻ですよ、109! ああ、人間の煩悩を超越したな(笑)。
で、グインは何に挑戦するの?
って、わっはっは!←あっというまに読了

・マイクル・コナリー『天使と罪の街』(全2巻、講談社文庫)。
現代ハードボイルド小説の代表的存在、ハリー・ボッシュシリーズの最新作。
前作で最愛の人と再び結ばれたボッシュ(元L.A.市警刑事でいまは私立探偵。本名、ヒエロニムス・ボッシュ。そう、あの画家と同じ)。M・コナリーファンにはお馴染みの連続殺人犯「詩人(the poet)」と対決するらしい。←未読

・『Casa BRUTUS』9月号。
特集「知らないと恥ずかしい!日本建築、デザインの基礎知識。」の文字を見て即購入(笑)。
綴じ込み付録(笑)の「『京都建築』早わかりガイド」には先日泊まった佳水園も載っていました。
←まだパラパラと眺めただけ(笑)

追記
京都の写真を追加しました。
相変わらずのヘボ写真ですが、さぬき旅行の写真よりもマシなものがある、
と信じたい(笑)。

Posted at 08:30 午前     Read More    

金 - 8 月 4, 2006

「私たちの物語はまだ終わっていない」


『男と女2〜Twenty Years Later』(クロード・ルルーシュ監督、フランス、1986年)は、以前blogでとりあげた『男と女』の続編として、実際に20年後に撮影されたもの。
怖いもの見たさでDVD借りてきましたよ〜

前作『男と女』はモノクロとカラーの使い分けが印象的でしたが、今回は(前作のフラッシュバック場面以外は)全てカラー。
おぉ。アヌーク・エーメ、20年経っても美しい!
ちょっとぞくっときました(笑)。←そればっかりやん
あ、でも顔アップだと...←慎み深い私はマダムの名誉を守る(笑)!

*以下、多少のネタバレがありますので、ご注意ください。*

20年ぶりに再会する──そう、結局2人が結ばれることはなかったのだ──アンヌ(エーメの役柄)とジャン=ルイの待ち合わせ。先にレストランに着いたアンヌが老眼鏡で新聞を読んでいる。そこにジャン=ルイ登場。もちろん先にアンヌを見つける。アンヌも彼に気づき、あわてて眼鏡を取る。
あ〜、泣かせるね〜、こういうシーン。横たわる歳月。
会話を交わすうちに、前作を彷彿させるアンヌの笑顔が戻ってくる。
ああ、アヌーク・エーメ、やっぱりいいなぁ。←でれっと、見とれているらしい
自分たちの思い出を映画化したいという、今はプロデューサーになったアンヌの申し出を男は即座に断る。2人のあいだに走る緊張。
このあたりから、物語がようやく本筋に入ります。

結局、映画制作が開始される。2人の思い出──つまりは映画『男と女』──を撮影しているという設定の劇中劇が展開されるわけですが..
うーん、何なのだ? 見ているこっちがむず痒くなってくる感じは(笑)。
さて、20年越しの恋の結末はいかに!?

結論:
『男と女』を見ていないとおそらく理解不可能だし、見ていると今回はがっかりさせられる(笑)。
前作がすばらしかっただけに、駄作と言われても仕方ないかも。
ま、美しい想い出は、心の宝石箱にしまっておくのが一番だという教訓ですな、これは(笑)。

おまけ:
おお、ティエリー・サビーヌが本人役で出てるぞ!
最も過酷な自動車レース、パリ=ダカールラリーの創始者&運営者であり、それに文字どおり人生を捧げた男(この映画が完成した年のパリダカ中にヘリコプター事故で死去)。
砂漠ラリーの先駆者として、彼はこんな名言を残しています。
「望むなら冒険の扉の前に連れていってやろう。ただし、運命に挑戦するその扉を開けるのは君だ。」

Posted at 10:31 午前     Read More    

土 - 7 月 22, 2006

今月の雑誌(7月)


・『サライ』清夏特大号
特集「サライの銀座散歩」の文字につられて買いました。聖地ですから(笑)。
おっほっほ。別冊の「美味処と味土産44軒」に銀座羽衣が載ってましたよ〜
おお、包子(パオズ)だ。美食家として有名な池波正太郎も来店して味わったそうな。
このお店はFセンセイに連れていってもらったのがきっかけで通うようになりました。
注文する料理はほぼ決まっており、私は勝手に「Fスペシャル」と呼んでいる(笑)。
それでお店の人に通じるかは分からないが(笑)。
ま、でも、「いつものやつ」で8割方大丈夫でしょう(笑)。
そろそろまた行きたいね〜>Fセンセイ

・『Casa BRUTUS
特集記事「名作別荘の条件 吉村順三から注目建築家の最新作まで、紹介します」にヤラレタ。
別荘というと軽井沢。別荘建築というと吉村順三。
ということで彼の作品「森の中の家(軽井沢の山荘)」が思い浮かぶわけですが、軽井沢にはこのほかにも吉村の師であるアントニン・レーモンドの作品がいっぱい──といっても3つ。軽井沢夏の家、軽井沢聖パウロカトリック教会(DOCOMOMO100)、軽井沢の新スタジオ──あるし、清家先生の軽井沢プリンスホテルもある(南館のバーウインザーには渡辺力デザインの家具もあるしね〜)。
なのでミカドコーヒーのモカソフトをサブの目的に(笑)、軽井沢に行きたいと思いつつ、なかなか実現しません。うちからは車でひとっ走りなのに..
夏休み中は混みそうだから、9月くらいの平日に行ってみようかな。
それより別荘欲しい(笑)〜。

Posted at 02:51 午前     Read More    

金 - 7 月 7, 2006

「ウソと欺瞞がベトナムでは蔓延している」


『地獄の黙示録 特別完全版』(フランシス・フォード・コッポラ監督、アメリカ、2000年)より。

あれっ?ハリソン・フォードだ。変な眼鏡かけてる(笑)。
以前は気づかなかったのはなぜ(笑)?
導入部(ウィラード大尉ことマーティーン・シーンがジャングルに出向くまで)が冗長気味..

それより字幕の間違いが気になる〜
「空軍第1騎兵隊」なんてあるわきゃないだろ。空軍が回転翼(ヘリ)なんか信用するかよ。
もちろん陸軍第1騎兵師団に決まっている。現代の騎兵師団はヘリ装備なんだよ。
てゆか、すぐそのあとのウィラード大尉のセリフで「軍馬をヘリに乗り換えて」って言っているし。
ここではちゃんと第1騎兵師団って訳されているのにな..

ありゃ。コッポラ自身も出演しているんだ(笑)。
キルゴア中佐ってロバート・デュヴァルだったのか〜。さすがにかっちょええね。
そして映画史上最も印象的なシーンの一つ、朝日を背に「ワルキューレの騎行」をかけながらヴェトコンの村を襲撃。
戦場のサーフィン。ヴェトナムの狂気。

それより、いつになったらもう1人の主役であるキルゴア大佐出てくるんだぁ!
オリジナル版のほうがまとまっていて見やすいです。映画は長ければいいってもんじゃないよ..
結構、鑑賞に根気が要る特別完全版でした。

Posted at 06:09 午前     Read More    

火 - 7 月 4, 2006

F-ritz art center


月曜日、晴れているものの周囲には積乱雲。
思い出したように降るにわか雨の間隙をついて散歩に出かけました。
いつもの道を少し外れたら、むむむ、こんな田舎には不釣り合いの建物。

F-ritz art center(フリッツ アートセンター)というそうです。
扱っている商品は雑貨、絵本、Tシャツ、写真集、アート関係の画集、ポスター、絵はがきなど。
キャラクターものはフランスの漫画TinTin(タンタン)関連グッズが豊富でした。
リサとガスパールも少しあったよ(笑)。
私の好みにストライクとまではいきませんが、こういうお店が地元にあるとは思わなかったので、ちょっと嬉しい。
開店して10年ほど経つそうです。でも今までまったく知りませんでした(笑)。
2階はギャラリーになっているようです(今はとくに展示無し)。

数メートル離れたところに喫茶店(cafe RITZ)が併設されていたので入ってみました。
 
汗かいたし、などと心の中で言い訳をしてギネス(ビールは残念ながら生ではなく全て瓶)とバニラジェラートを注文。8200歩くらい歩いても、こんなに飲んだり食べたりしたら意味ないな(笑)〜
ジェラートは3スクープもあって結構な量(2人で分けて食べてちょうどいいくらい)。
ちょっとお腹冷えすぎたかも。味はシンプルだけどおいしかったです。
入店時にお客さんが1人。私のあとから、おじさん2人組、中年の男女1組と、ぱらぱらと入っているようでした。

散歩コースに寄り道先ができました。
これからはビール代の500円玉握りしめて、出かけよう(笑)。

Posted at 12:12 午前     Read More    

水 - 6 月 28, 2006

『かくれ里』


「民芸は健康だ、素樸だと信じて、それ以外のものに見向きもしない人々の収集ほど不潔なものはない。健康だと、頭で信じて、その世界に閉じこもるからだ。(中略)民芸の大家、柳宗悦氏には、そんな所はなかった。(中略)もちろん、げて物にもおもしろものはある。美しいものもある。が、それは名もない民衆が作ったから美しいのではなく、無心に作ったからたまたま美しいものが生れたにすぎない。そういう偶然性の中から、美しいものを発見し、定着させたのが、たとえば利休といった人物なので、わびとかさびとかいうのは、決して煤で真っ黒けになった籠や木工を差すのではない。いや、煤や手垢で汚れた道具を、煤やよごれを洗い落とすのではなく、そのまま丹念に磨きあげたのが、利休のわびであり、さびであった。」
白洲正子『かくれ里』(講談社文芸文庫、1991年。原著は新潮社、1971年)16〜17ペイジ。

てゆーか、手に入れたものの代金を払えよ!
この人にとっては「借りる=もらう」ということであるらしい..

Posted at 01:54 午後     Read More    

日 - 6 月 25, 2006

『アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集成』



10時に注文して19時に受け取る。bk1とクロネコヤマト、相変わらず偉いぞ!

写真集買うの初めてです(笑)。重たいです。厚いです。
スイマセン。まだ中身はろくに見ていません(笑)。
これでちゃんと予習してから、カルティエ=ブレッソンの映画に行きます。

ところでD200に比べて、情けないくらいAF測距点の少ないD70s。
フォーカスロックを駆使──などというほど高度な技ではないが(笑)──して撮りました。
ふふふ。いつまでも昨日の私ではない。←大げさ

それにしてもファインダー暗いし、狭いし...
失われしものの存在の大きさよ。←やっぱり大げさ

追記
一気呵成に見終えました。
でもやはり写真はプリントで鑑賞しないとね。
写真集は図書館でめくれば十分です。お金かからないし(笑)。

Posted at 12:05 午前     Read More    

月 - 6 月 12, 2006

雨の降る日は


部屋にこもって読書!
というわけで、今にも降りそうな曇り空を気にしつつ本屋さんへ。
帰る頃にはポツポツと再び雨が降ってきた..

で、何を買ってきたかというと
家庭画報
『Casa BRUTUS』
『グインサーガ』最新刊

読書と言えるような内容ではありませんが、休日なんだから、いいじゃないかよー。

『家庭画報』はある事情で購入。
かかりつけのお医者さんの待合室で手に取るくらいで、買って読むのは初めて。
内容は結構好みかも(笑)。
今号特集の「『染織の美』を楽しむ」と「郷愁の夏菓子を」などはいいですね〜
仰向けに寝ころびながら読んでいたら、本が大きく重く、腕が疲れました(笑)。
そんな姿勢で読む雑誌ではないのね...
ソファに腰掛け、テーブルに広げて、紅茶をいただきながら?

Casa BRUTUS』今月号は「W杯建築からバウハウスまで、建築・デザインのストライカー。
今一番気になる国、ドイツ入門」などというタイトルの付け方が安直な気がしたが(まぁ、それも計算ずくの安直さだろうけど)、書店で手に取ったが最後。お買い上げ〜

いいねー、ドイツ行ってみたいねー、などと思っていたら、Made in Germanyの製品が家に届きました。いえ、これ自体は大したものではないんですけどね。
それが何かはたぶん1ヶ月後にお見せできるでしょう(謎)。

Posted at 12:04 午前     Read More    

金 - 6 月 9, 2006

「愛があれば特別な人生に変わる」


「出会い、結婚、子供。ありふれた人生よ。でも愛があれば特別な人生に変わるわ」
  『男と女』(クロード・ルルーシュ監督、フランス、1966年)より。

フランシス・レイ作曲の有名な旋律が頭の中にこだまします(笑)。
ダバダ、ダバダバダ..

フォード・プロトタイプをテストドライブするジャン=ルイ・トランティニャン。
ボサ・ノヴァを歌うピエール・バルー。
アヌーク・エーメの美しさ。
カラーとモノクロの使い分けも(わかりやすくて(笑))印象的。
モノクロ場面のアヌーク・エーメは最高に美しい!

心に残るシーンはやはり海岸のあの場面(後半の方)でしょうか。
ノルマンディー地方のドーヴィル、いつか行ってみたいなあ。
でもたぶん、実際に目の前にしたら思い出すのは『男と女』ではなく、D-Dayのことだろうなあ。
オマハビーチ──よく知らないという人は、映画『プライベート・ライアン』冒頭の凄惨なシーンを思い出してくだされ──に立ったら泣いちゃうかも。
ドーヴィルはイギリス軍担当地区のジュノー&ソード海岸になるのか?
あれ、なんか話題がずれてきたな..

え? 続編『男と女2』もあるって? 見たいような、見たくないような...
完成度の高い映画の続編って良いものがあるって聞いたことないよなぁ。

Posted at 12:07 午前     Read More    

日 - 5 月 28, 2006

村上春樹からムラカミハルキへ


土曜日にNHK BSで放送(実際は1ヶ月前の再放送)されたBSフォーラム「世界はムラカミハルキをどう読むか」を見た。

『ノルウェイの森』の二番煎じと一部で酷評された『国境の南、太陽の西』か、それとも『ねじまき鳥クロニクル』だったか、ともかくそれ以来、彼の作品は手に取ったこともない(直近の話題作、『海辺のカフカ』も)。
そんなぼくだから、あるいは見当違いのことを書くかもしれないが、それはそれとお許しを。

さて、番組は、世の中のシンポジウムというものがそうであるように、司会は退屈で、パネリストはそれぞれ勝手なことを言っていた。
それでもぼくが──あたかもタイムマシンで突然現代にやってきた人間のように──驚いたのは、村上作品が(国や文化を超えた)普遍性をもっている、ということに気づかされたからだ。
パネリストはみな外国人(フランス、ロシア、台湾、韓国、アメリカ)で、どうやらいずれも村上作品(というより日本文学)の研究者であり、翻訳者であるらしかった。
彼らがそれぞれ流暢な日本語で日本文学と村上作品を語る。その光景に少しめまいがした。

しかし、約15年前のぼくらにはそんなことはどうでもよかったのだ。

ぼくらはぼくらのことしか知らず、あるいはぼくらのことすら知らなかった。
今日でさえも。

ぼくらは「ぼく」に姿を重ね合わせ、「直子」に涙し、「緑」に恋をした。
しかしそれ以上に、どの作品のなかでも「ぼく」のもつ深い孤独に感じるものがあったのだ。
いわゆる「純愛小説」への、あるいは青春そのものへの郷愁にすぎないではないか、と揶揄されても構わない。
流行に乗せられて『ノルウェイの森』を手に取った人ですら、こういう資格はある。
村上春樹はぼくだ、ぼくらだって「ぼく」なんだよ、と。


ああ、疲れた(笑)。文体を変えると、こうも不便なものなのか。
っていうか、「ぼく」なんて言わへんし(笑)。ですから↑はフィクションです(笑)。
村上作品が翻訳されて読まれ始めたのは、結構早い時期だった気がするなあ。『ノルウェイの森』の大ヒットから数年のことだったと思う。TVにも出ていた、ルービンさんの訳で米ランダムハウスから出版されたように記憶している。
上では『ねじまき鳥〜』以降読んでないと書いているけど、実はエッセイはいくつか読んでました。それでも『やがて悲しき外国語』くらいまでかな。
でも村上春樹が翻訳に力を入れ始めた頃から、作品を読まなくなったのは間違いないけどね。
あ、でも村上春樹訳の『カーヴァーズ・ダズン』は読んだ気がする(笑)。
『アンダーグラウンド』以降は読んでないのは確か。

ともかく最近、小説なんて読んでなかったから、良い刺激になったよ(笑)。
とりあえず『海辺のカフカ』から村上ワールドに復帰するとしようか。
文庫版も出たし、夏には「讃岐・うどん・モダニズム建築・アメフラシ・ツアー」(意味不明なうえに長いな(笑))が予定されていることだしね(笑)。

Posted at 12:06 午前     Read More    

月 - 4 月 3, 2006

「愛は決して描けない」


ヴィム・ヴェンダース監督作品『ミリオンダラー・ホテル』(2000年)よりエロイーズ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)と彼女に想いを寄せるトムトム(ジェレミー・デイヴィス)の会話から。
エロイーズに「なぜ私のことを好きになったの?」と訊かれてトムトムがその答えの代わりに、死んだ友人に教わった詩を暗唱する。

 愛は決して描けない
 木を描くようには...
 海や自然の神秘を描くようには...
 それは僕らの瞳
 それは聖人の中の罪人
 それは絵の内側にある光

ミリオンダラー・ホテル。それは普通の人生から落後した人たちが住まうところ。そこで発生した飛び降り自殺がじつは殺人ではないかとの疑いが浮上し、捜査がおよぶことになり..
刑事物かと思うでしょうが、そうではありません。ヴェンダース作品らしく、不思議な雰囲気の映画(映画前半の階段踊り場でのトムトムとエロイーズの身のこなしがタンゴっぽくって印象的)。
この作品、なんとU2のボノ(難民救済などに熱心な人ですよね?)が原案だそうです。

トムトム役のジェレミー・デイヴィスをどこかで見たことがあると思ったら、『プライベート・ライアン』でした。ちょっと情けない(意気地のない)兵隊さん役で出てました。
また、FBI特別捜査官役でメル・ギブソンが出演しています。なんかこういうのヴェンダース監督のパターンなのですかね? "いかにもハリウッドスター"を登場させて、最初は違和感を感じさせていたのに、いつのまにか映画の中にとけ込ませている。
ミラ・ジョヴォヴィッチも「賢者の石」(注: 言わずもがなですが、『フィフス・エレメント』のことです)のときよりマシな演技をしていたと思います(笑)。

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木 - 3 月 30, 2006

リサとガスパールさらに追加



『リサ かぜをひく』を読んだことがあるなぁ、と思って本棚を見たら、すでに持ってました(爆)。
ということでダブってしまったので、欲しい方がいらっしゃれば差し上げます(笑)。

追記というかお知らせ
明日31日と明後日1日分の更新は、1日夜(もしかすると2日深夜)になるかもしれません。
当日中に更新する場合、公開先は一時的に別館になる可能性があります。
というのはANAの優待券消化のため、4/1に急遽出かけることになったので(爆)。
3/31は東京に用事があるので、そのまま東京(というかまた羽田(笑))に泊り、翌朝日帰りで(爆)飛行機に乗ってきます(どうせマイル消化のご利用券支払いなので、たいして懐は痛まない)。
いつものようにパソコンを持参すればその日のうちに更新しますが、荷物を最小限にするため持っていかないかもしれないので、あらかじめお知らせした次第です。
行き先? それはもう私の日帰り旅行の定番と言えば(笑)..

優待券は近所の金券ショップに売却するつもりだったのですが、相場の半額以下の買い取り価格。あまりのことに腹が立ち、どうせなら自分で使うことにしたわけです。
それでもあと1枚(ということは片道だけですが(笑))余っているので、有効活用していただける人(私の知り合いに限る)がいれば差し上げます。もちろん無償で。4/8までにご連絡ください。
誰か引き取ってくれないと、またわけの分からない理由を作って出かけることになり、私のマイルが無意味に増えていくだけですので(笑)、人助けと思って遠慮なくお申し出ください。今ならリーガロイヤルホテルグループの優待券と、全日空ホテルの優待券もつけちゃうよ(笑)。←押し売りみたい
なおANA優待券の使用期限は5/31。その他条件などについてはこちらをどうぞ。
株主優待券のメリットとしては割引もさることながら、3日以内に決済を済ませなければならない近頃の運賃と違い、出発の20分前までに購入すればよいので、急な予定変更にも融通が利くという点でしょうか。あと空席さえあれば、ゴールデンウィーク中も使えますよ。

Posted at 12:04 午前     Read More    

日 - 3 月 26, 2006

"love actually IS all around"


「世の中に嫌気がさしたとき、ヒースロー空港の到着ゲートのことを考える...ここには"愛"の光景がある」というセリフで始まる『love actually』(英、2003年)。

きゃー、キーラ・ナイトレイ!! しかもウエディングドレス姿。
あう。いきなり興奮してどうすんのよ?>自分

ストーリーの本筋以外で気に入ったシーンをいくつか。
・父親と義理の息子がテムズ河畔のベンチで語り合う。あー、フォトジェニック!
・恋人と別れた男のセリフ。"alone again, naturally." そりゃギルバート・オサリヴァンの曲の歌詞そのままじゃないの(笑)!
・新しく就任した英国首相(ヒュー・グラント)、まじめに仕事しろよ(笑)〜
・キーラ・ナイトレイなら不味いパイをお土産に持ってきても歓迎します(笑)。いや、別に甘いものなら誰がくださっても歓迎しますが(爆)。

登場人物が多すぎて戸惑ったりもしたけど、オムニバスだと思えば納得できたし、次第に..
おっと、ネタバレはやめよう(笑)。

あ〜、イギリスいいね〜、ロンドンいいね〜、また行きたいね〜
あんな素敵な街並みを見せられちゃあね〜
なんとかチャンスを作って行きたいな。

追記
『スターウォーズ エピソード1』のクワイ=ガン・ジン役がリーアム・ニーソンだったことに今ごろ気づきました(爆)。

Posted at 12:07 午前     Read More    

日 - 2 月 12, 2006

あなたのおうちはどこですか?


たびたび取り上げている『リサとガスパール』。2冊追加〜(笑)。

左の絵本の表紙を見て、ピンときた人はすごい!
そうです。パリにある元仏大統領の名前がついた複合文化施設です。
(大人から見ると)ヘンなことを思いついては、「わたしって、あったまいい!」が口癖のリサ。
今回はここを舞台にまたまた騒動を引き起こします(笑)...

一緒に注文したのは↓の本(あ、またライティングに失敗してら..)

それにしてもこの組み合わせで注文する人の精神構造っていったい...
と自問するkでありました(爆)。

追記
ポンピドゥーセンターの設計者は銀座のメゾン・エルメスと同じ。つまり関空ターミナルビルを設計したイタリアの建築家レンゾ・ピアノ。さらに言うとオリンピックが開催中のトリノにあるフィアット工場(リンゴット)再開発事業にも携わったそうです。
ポンピドゥーセンターの共同設計者がリチャード・ロジャースという人で、英国の保険組合ロイズの本社ビルも設計したとのこと。ガラスの管をイメージすると2つの建築の共通点があるかも(笑)。

Posted at 12:02 午前     Read More    

火 - 1 月 31, 2006

"This is a 44 Magnum, the most powerfull handgun in the world."


『ダーティー・ハリー』(1971年)より"ダーティー・ハリー"ことハリー・キャラハン刑事のセリフ。
ドン・シーゲル監督、主演はご存じクリント・イーストウッド。

このセリフのわりには、被弾した犯人が内臓根こそぎ&肩の関節バラバラにならないのはなぜ(笑)?
でももし頭に当たればダーティー・ハリーの警告どおり「吹っ飛ぶ」でしょうなあ。
というか、たぶん普通の人間には「象も殺せる」44マグナムなんて反動がすごくてまともに撃つことは不可能でしょう。衝撃で手首を骨折するのがオチ。

とまあ、よた話はおいといて、いま見ても刑事ドラマのある種の型がすでに出来ていることに気づきますね。最近の刑事物でも実はこの作品のオマージュじゃないかと思うものが結構あります。

『ダーティー・ハリー』は舞台はサンフランシスコですが、たった1泊2日しか滞在していない私には、画面の中の35年前のサンフランシスコからはゴールデンゲートくらいしか判別できませんでした。いつかまたゆっくり観光してみたいです(笑)。

追記
決めゼリフのオリジナルは以下のとおり
"But being this is a .44 Magnum, the most powerfull handgun in the world and wouldblow your head clean off. You have got to ask yourself one question: 'do I feel lucky?' Well, do you punk!"

Posted at 09:15 午後     Read More    

木 - 1 月 26, 2006

「初めて聴いた音はこの世の美しさを超えた声だった」


映画『永遠のマリア・カラス』(2003年)から。著名な演出家であるフランコ・ゼッフィレッリ監督作品。
耳が不自由な青年が聴力回復手術を受けたあと、ラジオから流れてきたカラスのオペラを聴いたときのことを回想してのセリフ。

晩年のカラスを描いたこの作品。ストーリーはフィクションとのことですが、カラスをよく知る人物の一人ゼッフィレッリならではの人物造形がなされています。
劇中、引退したカラスに対して「君を知らない若者が増えている」と言い、カムバックを促すプロモーター(架空の人物ですが、役割的にはゼッフィレッリ自身が多分に投影されています)。その言葉はゼッフィレッリがこの作品を制作した動機だったのかもしれません。

Posted at 09:03 午後     Read More    

月 - 1 月 23, 2006

2人はマフラーきょうだい?


bk1で本を注文する際、ついでにバスケットに入れている『リサとガスパール』の絵本がだいぶ揃ってきました。

リサはおしゃまな女の子、ガスパールはやんちゃな男の子。2人は小学校の同級生。彼らのいたずらが周囲を騒動に巻き込みます。ときどき「犬」として紹介されるのを目にしますが、実は犬じゃありません。うさぎでもない。不思議な生き物です。
あ、以前ここで紹介したリサとガスパールのビーンドールは親戚の子供たちにあげてしまいました。とても喜んでくれて、即興の人形劇まで演じてくれましたよ(笑)。でも白いリサのほうが断然人気で、姉妹で争奪戦を繰り広げるほどでした。喧嘩しちゃいかんよ。
置いてけぼりのガスパール可哀想に(笑)。男の子は我慢が大事だぞ(笑)。

Posted at 01:13 午後     Read More    

日 - 1 月 8, 2006

"Als das Kind Kind war..."


「子供が子供だった頃..」のセリフで始まる映画『ベルリン・天使の詩』。
言わずと知れたヴィム・ヴェンダース監督作品です。

1年くらい前にBSフジで放送していたのを録画し、その後見始めたものの挫折(笑)。ようやく今ごろになって見終わりました(笑)。

なぜ挫折したのか。それは難解(で退屈(笑))に思えたからなのですが、見続けるにつれて「謎」(というほどのものではないが)が明らかになっていきます。
モノクロとカラーの画面があることの意味。2人の天使+α(元○○)、etc., ..
クライマックスはバーの場面でしょうか。鈍い私はようやくこの映画のテーマを理解しました(笑)。なんだ、そういうことか!

舞台は1987年のベルリン。映画の中でなんとなく閉塞感を感じさせるこの都市は2年後に劇的な変化、すなわちドイツ再統一を迎えることになります。
では再統一後のベルリン(とそこに住む人間)はどうなったのか?
それは続編『時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!』で描かれたはずですが、あまり話題にならなかったこの作品。出来はどうなんでしょ?
うーむ、これもTSUTAYAで借りてこなければ(笑)。

Posted at 12:05 午前     Read More    

土 - 1 月 7, 2006

"Just as she is."


本日のタイトルは映画『ブリジット・ジョーンズの日記』のセリフから。
先日TVで放送していたので録画しておきました。かなり話題になった作品ですが、相変わらず映画はTVかレンタルか飛行機の中でしか見ないので(笑)。

パジャマ姿のブリジットがラジオに合わせて"All by myself"を熱唱する冒頭近くの場面からもう爆笑。そして完全に引き込まれました(笑)。レニー・ゼルウィガー、さすがです。
おっ、ヒュー様だ(笑)。それに高名な作家たち(一人はすぐ分かりました。もう一人はしばらく「女王陛下の別荘」で暮らしていたのでずいぶんお痩せになっていましたねえ)も本人役で顔を出しているし。
そしてブリジットのあの手料理!夜中にもかかわらずげらげら笑ってしまいました(笑)。
ブリジットのアパートはノッティングヒルという設定。たぶんそうだろうなあ、と思って見てました。

まあお話の展開は予想どおりでしたが、いやあ、これはさっそく続編も見なくては!
近いうちにTSUTAYAに行ってきます。

Posted at 02:05 午前     Read More    

木 - 12 月 29, 2005

マリア様


テニス界のマリア様ではありません(笑)。
ここで何回か取り上げている、知らぬものとていないthe divaであることろのマリア・カラスについてです。

先日注文したCDが届いたので、早速聴いてみました。
カラスの得意とする『椿姫』や『トスカ』のアリアも素敵でしたが、一番気になっていたのは先にiTMSからダウンロードしていた「亡くなった母を(『アンドレア・シェニエ』より)の歌詞。
付録のブックレットにイタリア語の歌詞と日本語の対訳が載っていたのですが、それを見ながら改めてこの曲を聴いていたら、ごく最近、個人的にじつに不愉快なこと──まあこのblogは明るく脳天気をモットー(←嘘(笑))としており、愚痴モードのblogではないので詳細は省きますが──があったあとだけに、危うく落涙するところでした。
(そしてこのアリアが使われた映画『フィラデルフィア』になんとこの曲が相応しかったことか!と理解したのでした。)

このアリアが歌われる場面は、それまで苦労知らずだったヒロインのマッダレーナが人生の艱難辛苦を経験し、その中で、まぁ「神」を再発見するわけですが..
以下マッダレーナのアリアの日本語訳を抜き出してみますと、

 その苦悩のさなかに、愛が私に呼びかけたのです
 調和に満ちた声で、それは言いました。「もっと生きるのです。私は生命だ」。
  中略
 微笑を浮かべ、希望を持ちなさい、私は愛です!
 あたりはみんな血に閉ざされているとでもいうのか?
  私は神聖にして、
  私は忘却であり、
  私は救い主だ
 以下略(小林利之訳)

日本語にするとなんだか出来の悪い宗教勧誘パンフみたいですが(笑)、これがイタリア語で、そしてカラスによって歌われたとき、すごい迫力で響いてくるのです。

うむ、私ももっと広い心を持たなければ!
などと思うわけなかろう(笑)。ジャイアニズムなんだから(爆)。

Posted at 08:22 午前     Read More    

月 - 12 月 26, 2005

世界を支配する運命の女神


日本の年末といえば「第9」ですね。
第9は素晴らしい曲ですし、「合掌」ちゃう「合唱」のシラーの詩「歓喜によせて」はそりゃあもう感動もんです(ただし日本語で歌っては興ざめというもの)。

でもへそ曲がりの私はあえて第9は聴きません(笑)。
iTMSダウンロード第4弾は、以前から聴きたいと思っていたオルフ「カルミナ・ブラーナ」から「おお、運命の女神よ」になりました。
気に入ったので、オイゲン・ヨッフム指揮、ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団演奏・合唱のCDをAmazonで注文。
併せてマリア・カラスのアリア集も注文しておきましたよ。これでマリア様が身近に感じられます(笑)。このアルバムで耳を慣らしてから、うちにある「椿姫」や「カルメン」のCD──父親がオペラ好きなのですでにある──を聴こうという寸法です。

ちなみに「おお、運命の女神よ」は映画「オーメン」にも使われたそうです。わたしゃ見てないので知りませんでしたけど、やや黙示録的な想像をかきたてて印象に残る曲ではあります。

Posted at 12:04 午前     Read More    

月 - 6 月 27, 2005

アンドレア・シェニエ


酒の銘柄ではありません(笑)。「アンドレア・シェニエ」とはウンベルト・ジョルダーノ作のオペラであります(あらすじはぐぐってもらえればいいので割愛)。
映画『フィラデルフィア』でトム・ハンクス演じる弁護士が在りし日を回想する場面で、このオペラの第3幕より「亡くなった母を」というアリアが登場します。正直に告白すると(笑)、『フィラデルフィア』でこのオペラを知ったのですが、マリア・カラスが歌うこのアリアが印象的で記憶に残りました(とゆーか、『フィラデルフィア』で唯一感動した場面なのですが(笑))。このオペラのCDを手に入れて聴こうと思いつつ、まだ果たせていません。いつかは映像(もちろん生でも可)でも観てみたいです。
以上、ややネタにつまり気味なので(笑)、記憶のかけらから拾い出した次第です(笑)。

Posted at 11:07 午後     Read More    

火 - 5 月 3, 2005

"Indefinitely."


映画『ノッティングヒルの恋人』で女優アナ・スコット(役のジュリア・ロバーツ)が言うセリフです。
この映画を最初に観たのはわずか数ヵ月前でして、わー、単なる恋愛ものか。そういえばちょっと昔に大ヒットしたなあ。というような感じで、最初は「つまんねぇな」と思いつつ、なんとなく見ていたんですが...
ハマりました(笑)。先日BSフジでデジタル放送していたので録画してしまいました。いえ、恋愛映画としてはベタというか王道(理由は後述)なので、そこに惹かれたわけではないですが。
私が気になったのは、そう、ロンドンの街並みです。ロンドンといっても、映画のタイトルどおりノッティングヒル(Notting Hill)と2大超高級ホテル(リッツとサヴォイ)くらいしか出てきませんけど。
去年3月にロンドンを(駆け足で(笑))訪れたときに、ノッティングヒルはたぶん近くを通ったと思うんですが、よくおぼえていません。リッツとサヴォイの前は(笑)散歩していたときに通りました。宿泊するには縁のないホテルです。ああ、またロンドンに行きたくなってきた(笑)。
ところでこの映画を最初に観たときは吹き替え版で、ジュリア・ロバーツの声を戸田恵子さん──アンパンマン!じゃなくて、いや確かにアンパンマンの声の人なんですが、ジュリア・ロバーツ=アンパンマンじゃ、あまりにオモムキがないので(笑)。そう、マチルダ中尉の声ですねえ(え?マチルダさぁんを知らない?ファースト・ガンダムを観ましょう!)。近年では女優としても活躍しておられます。去年の大河ドラマ『新撰組!』に寺田屋お登勢役で出演してました──が担当していました。戸田さんの声は好きなのですが、吹き替えだと元のセリフが分からないというデメリットもありますからねえ。今回デジタルで放送してたのは字幕版だったので、タイトルの言葉が聞き取れたのです。
さて、この映画は恋愛映画としては王道と先に書きましたが、その理由を。以下ネタバレを含みますので、映画をご覧になってなくて、将来見るつもりのある方のために色を反転します(笑)。
映画ファンの間ではすでに常識なのかもしれませんが、あの『ローマの休日』との共通点が多く見られるからです(まあオマージュ作品といえばそうなのかもしれないけど)。
プリンセス(or女優)と市井の男、という構図でも同じだし、最後に記者会見をするという場面も同じ。その席でヘップバーンの印象的なセリフ、"Rome"と、タイトルに取り上げた一言もだぶります。
ラストがハッピーエンドか否かの違いはありますけどね。
以上、映画館には全く通わない私でも、TVやDVDで映画くらい観るのだ、というお話しでした(笑)。

追記
戸田恵子さんはもともと女優、というか子役としてキャリアを始めたそうです。うーむ、そちらが本業でしたか。三谷幸喜のお芝居に良く出演してますね。今なお、お美しい(笑)〜。

Posted at 11:36 午後     Read More    

金 - 4 月 15, 2005

『紐と十字架』


新しいカテゴリを作りました(過去分も順次移していきます)。やはり本の話題は欠かせないので。あ、本と言っても仕事「以外」の本です(笑)。
とりあえず今日は最近読んだものの中から、気に入った箇所を引用(笑)。

「やっぱりそうなのだ。今でも彼女はリーバスの心の中を見通せるのだ。だけど魂までは見通せなかった。最も根源的な命の源には届かなかった。」(イアン・ランキン『紐と十字架』ハヤカワ文庫、2005年、122ペイジ)

Posted at 01:00 午前     Read More