080925クーン・ローブ商会(リーマンブラザースの破綻)



・080925クーン・ローブ商会 (略して、くろ商会)、1977年リーマンブラザースに合併されている。その昔、クーンローブ商会の頭取ジェーコブ・ヘンリー・シフは高橋是清に日露戦争の戦費を調達している。

 先日、謀略論ですべてを語る友人に久しぶりあったら、「いわれ続けてきた9.11事件が謀略であったというコトが、とうとうはっきりしてきた」と意気軒昂だった。

 ぼくの場合は長らく「お茶の間謀略論者」であったけれど、9.11事件当時その映像を刻々とテレビで眺めながら、思想的ではなくただのお茶の間謀略論者であるが故にそのシナリオについて行けず、「いったい何が起こっているんだ?」と、かのアメリカ国から電話してきた友人に「今回は謀略論を捨てる」と早々白旗を揚げたものだった。(この友人は、元々そのような政治向きの話には興味のないヤツではあるがアメリカに住んでいるにもかかわらず、以降のアメリカがイラクに侵攻して行く過程についてなんの情報も持っていないことに電話で話す度に驚かされたものだった)

 いちカイにヤリさん によれば昨今かのアメリカ国でもっとも著名なウオーレン・バフェット氏は「リーマンブラザースの倒産(9.15)」を真珠湾攻撃にたとえてかの国の一致団結を訴えてるらしいけれど、今回の繰り返された「金融9.11事件」(正確には9.15事件)は、「貿易センター9.11」とその後の一致団結対テロ戦争という流れという意味でも、貿易センタービル→ユダヤ資本の牙城、モルガン・スタンレー→ウオール街ユダヤ資本の一方の巨人、という意味でも、2001年の事件になんだか似ている気がする。

 今回、ウオーレン・バフェット氏がいうような一致団結、アメリカ国の血税を投入してボロボロの銀行群を救うこと(イラクに自衛隊を派遣したのとおなじように、アメリカ国の銀行を救うためにかの列島国の血税も投入しようという馬鹿げた話が本格化してゆく、または総選挙の陰に隠れてこっそり行われてしまう)は、その結果何をもたらすのだろうか?

 田中宇さんは2年くらい前からアメリカのドルが世界基軸通貨の位置からはずれると予言している。(誰もアメリカ国の国債を買わなくなる)田中宇さんの「銀行破綻から米国債破綻へ? 」という記事には 以下のようなことが書かれていた。

「エルサレム・ポスト」には、イスラエルの新聞らしく、米金融危機を「世界的なハルマゲドン(Global Agenda: Armageddon!)」と呼ぶ、以下のような内容の記事を、9月18日に掲載された。「すでに、世界の金融システムの崩壊が進行中だ」「銀行の数でいうと、今ある(世界の)銀行の大半が潰れるだろう(中小銀行は無数にある)」「1930年代のように、非常に多くの企業が倒産する」「2週間前には専門家でも想像もつかなかったことが起きている」「昨夏以来、米当局は金融危機に対する総合的な対策を持たないまま、後ろ向きの、場当たりな対策ばかり続けた。その結果、米金融界での信用は急速に失われ、AIGの破綻で決定的な瞬間を迎えた」「米国債も安心できないとなると、もう金ぐらいしか投資先がない。スイスフランも、ユーロも駄目だ」

 アメリカ国が第一次世界大戦以降、「景気後退」のたび数知れぬ戦争を引き起こしては、その戦費としてドルを擦り、しかし、米ドルは国際基軸通貨であるが故に「偽札、偽ドル」呼ばわりされることがなかった。しかし、今回「金融9.11」を機に国際基軸通貨の地位を滑り落ち(田中さんは、意図的と言い、それが謀略論者によれば謀略ということになる)もう「偽札」は刷れなくなるらしい。

 1944年以来のプレトンウッズ体制(ドル覇権、基軸通貨としての米ドル)だったが1971年ニクソンは金ドル交換停止を宣言、かわってG7による協調介入に依って為替を維持する新制度が作られた。しかし、今はその体制の転換点ということになるらしい。

 現在お金の価値は、米ドルの信用に依って量られているわけだけれど、その”信用”が崩壊したあと、お金の価値は何に依って量られて行くことになるのだろう。金の値段が高騰しているけれど、今更太古に戻るのだろうか?それとも、新しいお金の概念が誕生するのだろうか?

 新しいお金の概念、興味あるなあ〜

 それから、お茶の間謀略論者に復帰したぼくのもう一つの興味は、今回の騒ぎで、ニューヨーク証券取引所に上場している大きな投資銀行は、つぶれるか銀行に業態を変え生きのびをはかっているわけだけれど、田中宇さん云うところの

 最裕福層の人たち<米国民の中で最も収入の多い「上から1%」の最裕福層の年収総額は、米国民全体の総収入の22%を占め(IRS米の国税庁が発表した06年度分の統計)、この比率は過去80年間で最大となった(05年は21・2%だった)。しかもブッシュ政権の減税政策の結果、最裕福の1%層が払う税率は、過去18年間で最低となっている。>さらに最近のデータでは、煎じ詰めると、アメリカの上位400人のお金持ちがアメリカのすべての富のうち60%をもってるらしい。

 この最裕福層の人たちのお金を管理しているとおもわれる非上場の投資銀行、カーライル、KKR、ブラックストーングループ(のみは上場していて、その際いちカイにヤリさんは、たしか「アメリカの本当のお金持ちのための投資銀行の株が一般の人々にもおこぼれ頂戴的に買えますよ、なんて事態、上場は結局ここ10年来続いたアメリカの株高の最終局面かも知れない」というようなことを書かれていて、すげーこというな〜と思ったりしたけれど・・・)は、この金融危機危機に際してどのようにお金を動かしてるんだろう?

 身近では、現在のアメリカ国大統領を当選させる際に絶大な力を発揮したと云われ、某大統領もその信者であると云われるキリスト教福音派の影響があると思われる本列島に広くあるキリスト教聖書原理主義の信者である友人、清貧な生活を守り続けるこの友人が突如この春、「株を買う」と宣言したことである。(その後、訊いてみると、はじめて買った株はロシアの株だったらしい。悪い時期にロシアの話をおもしろおかしく話しすぎたかも知れない、ごめん)

 My Back Pages 事態はどうあれ、ぼくの時間は変わらずにまた流れる。but I was so much older then ,I'm younger than that now.いつか云ってみたいね。


Posted:2008年09月25日 (木)at10:04