090329柏崎原発の黒い煙(12)カーボンアロイ触媒、GM会長辞任



090329柏崎原発の黒い煙(12)カーボンアロイ触媒、GM会長辞任

 原発を廃止してしまったら、私どもの生活は、よく原発推進論じゃがムカ〜シ言い放っていたように”原始生活に戻ってしまわざるを得ない”のだろうか?(ぼく自身は”それも悪くない”とは思うけれど、少しばかり相手の土俵にのっかって調べてみる)

 108歳のブロガーおばあちゃん が亡くなって、そのブログの内容(YouTube)がテレビで流れたことがあった。その中に「私が若い頃は、電気自動車とガソリン車の台数は同じだったのよ」電気自動車!と彼女ははなしていた。ガソリン車の台数が・・・

 へっ!と耳をうたがったのだが、そういえば広瀬隆さんが『燃料電池が世界を変える』でにたような話しを書いていたことを思い出した。

 1839年グローブ卿は燃料電池の原理が発見し ”彼はこのグローブ電池に依ってアーク灯をつけてみせた。p50”というあたりに解説されている。今から見れば、ほぼ同時期に開発されながら燃料電池が脚光を浴びなかったのは、技術的に劣っていたからではなく、石油屋さんを生業と刷る勢力がが石油を売るためにガソリン車を開発したからだったということがわかる。

 当時この発見は、今日人類が利用しようとしている発電機の実用化にはいたらなかった。グローブ卿はまだ英語のFuell cell(燃料電池)という言葉を使っていない。

 グローブ卿の発見が動力用の発電機として実用化されなかったのは、すでに動力としてすぐれた機械が世に出ていたからである。(中略、ジョージスチーブンソンによって営業用蒸気機関車が開通した。)その14年後に、グローブ卿の発見がなされたのだ。(中略)

 ・・アメリカで大陸では1870年にロックフェラー京大がエリクソン・モービルの母体となるスタンダード石油を設立し、ユーラシア大陸では75年にノーベル兄弟がロシアでバクー油田の利権を獲得、83年にロスチャイルド家がバクー油田の石油販売を開始してシェル石油を誕生させると、86年に自動車という怪物が登場した。

 ドイツ・ガスエンジン社につとめていたゴットリーブ.ダイムラーが、馬車を改造した短気筒エンジン車を発明して、軽質燃料を使って町中を走ったのである。さらに奇しくも同じ年に、やはりドイツの技術者だったカールベンツが、人類史上はじめてガソリンエンジンで駆動する自動車を完成しやはり町中を走って時速15キロメートルという性能を発揮した。

 後1926年に、この両人の会社が合併してダイムラー・ベンツ社となったのである。さらに20世紀に入り、1901年にテキサス州で巨大油田が発見されると、1903年にはヘンリー・フォードがフォードモーターを設立し、1908年にウイリアム・デュラントがゼネラルモーターズ(GM)を設立した。

 いずれも燃料電池で今日の主役を演じる大物企業たちが、猛烈なスピードでガソリンエンジンンと石油の時代へと突進していたのだ。p51

 折しもGM会長のワゴナーさんが辞任に追い込まれた。フォードもクライスラーもヤバいですよ。というニュースが流れている。しかしGMは失敗こそしけれど10年くらい前に商用電気自動車をいち早く発売していたし、燃料電池も傘下の部品メーカーと組んで相当な開発競争をやっていた。

 よくわからないのは、ホンダにしろ、アメリカのビックスリーにしろ燃料電池車をさかんに開発しているのだけれど、燃料電池車は燃料電池車であるけれどほんとは電気自動車なわけで、なんで、燃料電池を車に積んで走らなければならないのか?ということだ。

 エンジンも燃料電池さえも積む必要のなくなったクルマ屋は、クルマ屋さんである必要がなくなってしまい、単なる組み立て工場化する。タタモータースのNanoがいい例だ。金融子会社の失敗に端を発するというGMの惨状も、実は時代を先取りしているのかも知れない。

 今朝、NIKKEINETに”日清紡、燃料電池を低コストで、価格6分の1の触媒”とでていた。その触媒は「カーボンアロイ触媒」とよばれているという。燃料電池の値段がものすごく高価だったのは、燃料電池のキモ、触媒に白金が使われていたからだった。”性能は白金とほぼ同じでコストは約6分の1になる。燃料電池車に使った場合、車全体の約1割に相当する50万円程度のコスト削減につながる見込み。”だそうだ。これからも新しい触媒が考え出されるに違いない。

 

3月23日NIKEINET
”東芝は4月にも、外出先で携帯電話やパソコンなどに充電できる小型の燃料電池の量産に世界で初めて乗り出す。横浜事業所(横浜市)に生産ラインを設置し、まず外付け充電タイプの燃料電池を生産する。2009年度末までに燃料電池を内蔵した携帯電話機やパソコンを商品化する計画で、15年度には年間売上高1000億円の事業に育てる。携帯機器向けの小型燃料電池はほかの電機大手も開発を進めている。・・・発電しながら携帯機器に充電できる外付けタイプの生産を始める。電源コンセントがなくても燃料のメタノールを補給すればいつでも発電し、一度の補給で機器の長時間駆動が可能になる。”

3月25日NIKEINET
”大阪ガス、京セラ、トヨタ自動車、アイシン精機の4社は25日、次世代の家庭用燃料電池を共同開発すると発表した。・・・家庭用燃料電池はコージェネレーション(熱電併給)システムの一種で、発電と同時に排熱も温水供給に活用する。都市ガスなどから水素を取り出して燃料に使う。...都市ガス大手などは5月以降、固体高分子型(PEFC)の燃料電池発売を決めている。大ガスなどが今回共同開発するのは固体酸化物型(SOFC)という次世代タイプ。PEFCに比べ発電効率が高いが製造コストが高いほか耐久性に課題があり実用化されていない。”

1月30日asahi.com
”ホンダが「FCXクラリティ」(水素燃料電池車)の量産・リース販売に踏み切ったのだ。3年間で200台を生産する計画で、すでに日米で納車が始まっている。”

2月10日NIKEINET
”三洋電機は大阪府貝塚市に太陽電池の新工場を建設する。百数十億円を投資し、2010年末の稼働を目指す。三洋は岐阜県や島根県でも太陽電池の増産投資を進めており、総生産能力は10年度中に現在の2倍強の年70万キロワットに増える。販売では今春をめどに三洋を子会社化するパナソニックと連携、太陽電池の成長戦略を加速する。”

1月18日asahi.com
"風力発電、近所で頭痛・不眠 環境省、風車の騒音調査。日本で風力発電所の建設が本格的に始まったのは90年代末だが、地球温暖化問題が注目されるにつれて増え、07年度末で1409基に。当初は北海道や東北の海沿いなどだったが、ここ数年は適地が少ないこともあって、人家の近くに建ち始めている。静岡県の伊豆半島に約80基を設置する計画があるほどだ"

1月13日NIKKEINET
"中国の奇瑞汽車 ハイブリッド車を98万円で発売"

2008年12月30日asahi.com
"中国の高速増殖実験炉、来年にも完成、臨界へ。高速増殖炉は、燃やした分量を上回る核燃料を生み出す原子炉。世界では実験炉は日本、ロシア、インドにあり、原型炉は日本、ロシア、フランスにある。高速増殖炉は実験炉、原型炉、実証炉の3段階を経て、大型の商業炉を開発する"

 「燃やした分量を上回る核燃料を生み出す原子炉」?この解説オカシかあないか?asahi劣化が激しい。

2月23日NIKEINET
”排出量価格、世界で急落 半年で3分の1 景気後退の影”

 ニュースステーションの燃料電池車特集で、ある開発者は”東京大阪間を走るのに必要な燃料電池の燃料があれば7000世帯が一日に必要とする電気が発電できる”といってたような気ががするのだが、どういう話しだったのかしかと知りたい。


Posted:2009年03月29日 (日)at12:18