080905黒い聖母マリア、山形県鶴岡カトリック教会天主堂



・080905黒い聖母マリア、山形県鶴岡カトリック教会天主堂

 旅の途中で湯殿山の木乃伊を見によった山形県鶴岡で、若い娘2人に「ミイラ捜してるんだけど、知らない?」と声をかけ逃げられそうになったが、「まってよ〜どこ行くのさ〜」「黒い聖母マリア見に・・・」「そりゃ俺見なくちゃ行けない事情があるんだ、のっけてってよ?」

 と、やってきました。黒い聖母マリアのおわしまする鶴岡カトリック教会天主堂。畳敷きのうえにパイプ椅子がおいてあったりする。2人の娘たちは美術史が専門とかで、このステンドグラス、シールが貼ってあるみたいに見えるけど、透明な紙に絵を描いたものを2枚のガラスで挟んでるのよとか、この教会はロマネスクのうえにゴチックがのっかってるとかなにやら難しい話をしている。

 ホウ?と相槌を打ち続けるのに飽いて「あっ、処女じゃなくて『この黒いマリアは童貞です』って書いてあるぜ」明治36年この教会の創建時に取り付けられたと思われる古びた案内版を指さす。ところが今度はお二人さんの方がスッーとヒイテいくサム〜イ感じ

以下、教会のチラシにあった説明。なお鶴岡カトリック教会のホームページ で、ありがたい黒いマリ様が拝めます。バックに流れるアベマリアの曲にも心洗われる思いです。

この教会が落成した明治36年10月、教会堂献堂記念として、フランス・ノルマンディー州デリブランド修道院から、「黒い聖母」はやってきた。・・・様々な奇跡やエピソードを持ったマリア像の黒い顔を説明する一つの雅歌が旧約聖書にある。

『イスラエルの娘たちよ、私はケダルの天幕のように、サルマ派の幕屋のように、黒いけれども美しい、私の焦げた色に目をとめるな。私は陽にやけた』——と。デリブランドの街を聖母祝日に歩いたこの像は、異国の鶴岡に祀られている。

 帰ってからネットを調べると、この教会堂の原型になった教会が小田原市に建ってるらしい。黒いマリアについては「ダヴィンチコード」に触れられているらしく、読んでなかったので読んでみるかっ〜

 鶴岡は信仰の面で、いくつかマイナメジャーなものが同居していて不思議な街だ。一つは話題の黒いマリア。一つは即身成仏、修験道の木乃伊が安置されているお寺が二つほどある。鶴岡は出羽三山行場(羽黒山、月山、湯殿山)の裏の玄関口にあたる。

 サイゴの一つは漁民信仰で有名な三山のうちの一つに数えられる善法寺 (他の二つは志摩半島の青峯山正福寺と宮城県金華山)があること。数年前人面魚騒動でおなじみのお寺だ。

これら三つの信仰は意外に深いところで関連があるかも知れない。


Posted:2008年09月05日 (金)at00:00