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ネーモー・コンチェルタート | |||||||||||||||
ネーモー・コンチェルタートnemo concertato 古楽が様々な音楽と出会うプロジェクト古楽器奏者とジャズギタリストやサックス奏者等古楽外の演奏家が競演、日本語で歌う1600年頃のイタリア音楽、カンツォーネやイタリア民謡等レパート リーもジャンルをまたぐ。 「ネーモーnemo」は「誰もやらない」「コンチェルタートconcertato」は「様々な楽器を使った」の意味だが、もう一つの裏の意味は「誰もが楽器を伴わないでソリスト」、いろいろなジャンルの名手が集まります。 対象:小学校中学年以上 必要に応じてPAを使用。コンサートホール、レクチャーコンサート、パーティー、ライブハウス(アコースティック系)、学校公演等。野外は状況によって可能。 活動実績概要:ティアラこうとう小ホール自主公演、アサヒビールロビーコンサート、川崎チッタデッラでの野外ライブ、汐留カレッタ広場でのライブ、中学校芸術鑑賞教室・・・等 演奏会評 ネーモー・コンチェルタート ネオ・ラジカル古楽歌謡。なんだそりゃ、である。東京初公演のタイトルは「な〜んもネーモー」。イタリアで学びルネサンスを歌い踊る辻康介を中心に、太田光子、伊左治道生、平井み帆、近藤治夫が集う古楽素材の即興旅団。ギターの福島久雄とサックスの鈴木広志を門外から迎え、自然な融合を聴かせる。ユーモアと真面目さを抱き合わせた懐の大きな愉楽が輝かしく満ちていた。いたってまじめで、ほんのりおかしい。 名手それぞれの古楽様式による即興演奏を交え、17世紀イタリア曲、ナポリやスペイン民謡に、ラインハルトや「奴等の足音のバラード」まで、音楽のおもちゃ箱を達者に奏で、無理なく微笑みかける。何よりみな顔がいい。表情が明るく、楽しげなのがそのまま音になってはじける。 辻の日本語詞による「町一番の歯医者」「きれいなねぇちゃんよ」の巧みなストーリーテリングはいちばんの喝采を浴びたが、アンサンブルの自発性や個々の技量の確かさも品の良い交感を導いている。なかでも伊左治のバロック・ヴァイオリンの優美な息づかい、鈴木のアグレッシヴなソロが際立っていた。モダンと古楽の楽器の音量的なバランスは不揃いだが、それも全体の生命感に守られている。今後の躍進が楽しみだ。(9月9日・ティアラこうとう小ホール) (青澤隆明/月刊誌「音楽の友」) |
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