知られざる先進国

マレーシアはシンガポールのお隣の国です。ちょっと(綺麗だけど)無機質なシンガポールと違って、(ちょっと汚いけど)人間味を感じます。皆さんご存じ無いでしょうが、意外にも先進国なのです。


シンガポールのお隣 ジョホール・バルへ

シンガポールから橋を渡ってすぐ、そこはジョホールバルという街がある。ここはマレーシアのイミグレーション。左に写っている銀色のシビックが私の使っている社用車。(800万円もする)

橋を振り返るとこんな感じ。向こうの建物はシンガポールです。右の建物がシンガポール側のイミグレーション。

 

この橋を渡る方法は色々あって、バスや車でもバイクでも徒歩でも渡れる。私は一人で来るときはいつもバイクです。

バイクはこんな風に並んで、バイクに跨ったまま入国審査を受けます。当然車で来るよりも早く通過できるのがミソ。


ジョホール・バルの街

ジョホール・バルはマレーシア最南端で、首都クアラ・ルンプールの次に大きな街。シンガポールの隣なので物価もマレーシアでは一番高いと言われている。が、しかし、シンガポールに比べたら依然半額で、週末はシンガポールからの買いだし渋滞が起きる。

橋を渡っただけで、近代都市国家から「いかにもアジア」の喧噪に触れることが出来る。車やバイクの速度もいきなり速くなるし。

マレーシアもシンガポールと同じく多民族国家。しかし、ここではマレー人が主流で、続いて中華系、インド系となる。

経済を牛耳っているのは、どうしても中華系になるけど、それが拡大しないように政策で制限している。

ジョホール・バルの一角にもインド人街がちょこっとあって、そこはすっかりインド人の世界。通りの店にはインドの臭いの線香や、花の飾りが並んでいた。

この花飾り、全く同じものをタイでもよく見かけることが出来る。同じ仏教徒なんだなあ、と感じさせてくれますが、タイではインド人は嫌われてるらしいです。宗教以外の価値観が全然違うからでしょうね。


イスタナパーク

ジョホールバルのイスタナパーク

マレーシアは今でも王族が日本の天皇と同じく「象徴」として各州にいて、7年ごとに国の王様の役を担う。これはジョホール州王の「城」イスタナで、屋根の青い瓦は愛知県産の物だとか。イスタナのある公園は「イスタナパーク」として解放されており、いわゆる「市民の憩いの場」になっている。週末にはピクニックやジョギングをする市民で賑わう。

そのイスタナパークには、何故か色々な庭園があって、なかなか楽しませてくれます。

ほらほら、ヨーロッパ風の庭園があって、その向こうにはジョホール水道、さらに向こうにはシンガポールが見えます・・・。

ちょっと待った!手前の鳥居はなんだぁ?

そうです。上の写真の場所から振り返ると、そこには見ての通りの日本庭園が。

でもねー、努力は認めるけど、周りには椰子の木が生えていたりするし、ここは暑いし、この東屋の入り口に座っても日本を感じることは出来ません。

お客さんを案内するとき、池のそばに寄っているその人に「ワニがいるから気を付けて!」と冗談飛ばすんですが、それが何となく本当に聞こえるんです。