私は那由多を1998年の3月8日に出産。産休が5月3日までで、その後
一歳のお誕生日の前日まで、育児休職の申請を出していました。でも、産休明
けて3月までの約10ヶ月間、ほぼ無給になってしまうのが恐くて。それに、
那由多は3月生まれ。私の会社は満1歳のお誕生日の前日までしか育児休職を
取ることはできません。だけど、認可の保育園は年明けから3月は、空きがあっ
ても新しい子どもはもう預からないそう。どうしても3月のお誕生日(8日)
から3月いっぱいは、よそに預けるのは無理なようです。だからといって、家
族で毎日面倒を頼める人もいない。困ってしまいました。
11月には購入したマンションに入居することになっていたし、いろいろ出
費が増えるで、産休が明ける前後から、復職について具体的に考えはじめまし
た。母乳は産後1か月位から出なくなっていて、お薬も飲みたいので産後2か
月前にストップ。ちょうどテレビでは「ショムニ」なんてドラマがやっていて、
りいこもすこし会社が懐かしくなってきました。
それじゃあ、早めに預け先決めて、さっさと復職しちゃえ・・・と思ったも
のの、0歳児保育を実施している認可園は数も少なくて、望みも薄そう。それ
でも、あたってみよう!と、休職中で時間も有り余っていたりいこ、区役所の
保育係へ行ってみました。
5月のGW明けでした。もちろん0歳児の空きは「ありません」でした。そ
こで、「復職はいつから」と唐突に聞かれて、「まだ決まってない。預けると
ころが決まらないと、復職できない」と話したのですが、保育園の申請は復職
が決まっていないと受け付けてくれないのです。わかっていたけど、本当に矛
盾している!
「入園申請は出したい、でも復職の届けを出してしまってから、空きがなく
て預け先が決まらなかったら困る!」
・・・これって、会社と役所の、制度の食い違いですよネ。復職の届けは復職
日の1か月前に出さなければならない。出さないと勤務証明をいただけない。
よし勤務証明もらった、申請を出したとして、入園措置会議は前月の20日前
後・・・。4月入園でなければ、実際に入園が決定するのは前月の25日前後。
どう考えても無茶ですよね。
そこで、「こんな制度もある」と保育ママの制度を紹介してもらいました。
保育ママだったら、その時ならまだ空きもあって、希望の日から預けられる、
ということでした。先に復職して、保育ママに預けながら保育園の空きを待っ
ている人も多いですよ、とセールスされて即決。まあ、保育園待機児童の受け
皿的な性格もあるのでしょう。
その場で保育園の入園申請の書類と、保育ママへの保育委託の書類と頂きま
した。それから、会社の労務へ、7月1日から復職する旨連絡して、早速「出
産・育児関係届出書」の書式を送っていただいて、育児休職の短縮の申請を出
しました。6月8日、勤務証明を発行して郵送していただくのを待っていると
時間がかかるから、と暇な時間を有効活用するべく会社へ取りに行って、(つ
いでに那由多を何人かに披露して・・・)その足で区役所へ申請に行きました。
区役所へは「万が一空きがあった時のために」保育園の申請も出した上で、
保育ママの申し込みをしました。保育園と保育ママって、管轄が違って、書類
も別々。同じ様な内容を、書式の違う二つの書類に記入して、一つは「福祉課
保育係」(保育園の申請)、もう一つは「福祉事務所保育措置係」(保育ママ)
に提出しました。窓口は同じなのに、保育園の書類を提出すると、「では、保
育ママの担当に代わりますから」と保育園担当者が去ってしまって、お次の保
育ママ担当の人登場。また同じ事を説明したりして、なんだかお役所的。
結局保育園は空きがなくて入れなかったので、保育ママにお世話になること
になりました。住所的に一番預けやすい方に決めて、あとは私から先方に連絡
を取って、慣らしの事などについても相談してくれとのこと。決定した保育マ
マの名前と電話番号、地図をもらいました。後は保育ママと保育を委託する保
護者の契約になるので、区はタッチしないらしいです。気楽だけど、ちょっぴ
り不安。
6月の半ばに意を決して保育ママ宅に電話。面接に一度おじゃますることにし
ました。まだ那由多は3か月だったので、慣らしもとくに必要ないのでは、と、
復職日の2日前に伺いました。(それまでは、どんな人に預けるのか全く知ら
なかったのです)実際に預けることになるとダンナが8:30頃に連れていく
事になるので、その時間にダンナもいっしょに行って、ダンナは挨拶もそこそ
こに出勤。
那由多はやっと寝返りが打てるようになった頃で、よその家に来たこと自体
わかっていない。モノがわかってくると、後追いしたり、泣いたりするようだ
から、却って早い復職は自分にとってもラクなはず・・・と自らに言い聞かせ
ました。
保育ママは、とってもやさしそうな人。おうちに入ると、さすが「その道」
の家!って感じにおもちゃがあったり、窓ガラスにミッキーのシールが貼って
あったり。ほかに二人、那由多より1年上のお姉ちゃんを預かっているけど、
時間的にもっとゆっくり来ているみたい。那由多は座布団の上に横になって、
何度も寝返りを打って見せていました。なんだか得意そう。
そうしているうちに他の女の子も来て、泣いたり騒いだりにわかににぎやか
に。保育ママもやさしそうだし、那由多はまだ何もわからないからすぐ慣れそ
うだし、心配するべきはりいこの子離れ・・・くらい??
すこし残っていた不安も、優しそうなママに出会えたことで払拭されました。
「7月1日から、お願いします!」
のこり2日、いっぱい那由多と遊ぼう!と決心したりいこなのでした。
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