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余丁町散人(橋本尚幸)
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2003.4.2

昨日はエイプリル・フールの日でしたが、世界各地で面白い冗談が飛び交いました。ルモンドのまとめ。東京新聞の冗談が堂々第二位に入っているはご立派。

La tradition du poisson d'avril a été respectée malgré la guerre (2003.4.1)

戦争にも拘わらずエイプリル・フールの伝統は守られた。

EC委員会は一重殻の卵を禁止すると提案したとか、東京湾に大油田が発見されたとか、ヨーロッパでは一夫多妻が認められたとか、イラク戦争の状況に拘わらず世界の新聞や機構は、4月1日、昔からのエイプリル・フールの伝統に紙面を割いた。

一番面白いのは多分EC委員会のやつ。EC委員会は今後「一重殻」の卵を禁止する提案をしたとの声明を発表した。「あまりにも壊れたりひびが割れた卵が多く販売されている」とEC委員会のいつものくそまじめな調子の文章である。そして「長時間かかる料理用の卵、すなわちゆで卵用の卵は、二重殻とするべきである。一方、短時間で出来る料理用の卵、すなわち目玉焼きとか炒り卵用の卵は今まで通り一重殻でよい」と付記されている。

日本では、東京新聞である。東京湾で「たまたま」イラクの油田に匹敵する「1100億バーレルの埋蔵量の油田」が発見されたと大喜びで報道した。

デンマークでは、「EC委員会の新しいEC指令が4月1日から実施されるが、それによればEC内のイスラム教徒には一夫多妻が認められる」と、同時にイスラム協会は「イスラム教に改宗したいというデンマーク人がどんどん電話をかけてくるので悲鳴を上げている」と報道。

米国はベルリンのフランス大使館の前の「パリ広場2番地」に建設を予定していた新大使館の建設を両国の仲違いの現状に鑑み中断したとベルリンの新聞ターゲスザイツングは報道。ワシントンは計画を予定通りに進めるためには「パリ広場」という広場の名前を変更するように要請するらしいとジョークを飛ばす。

オーストラリアでは、デイリーテレグラフが有料道路の料金所を料金を払わないで通過するための自動車を見えなくするステルス技術の広告を掲載した。

ロシアのプーチン大統領は国防大臣を愛国的な歌で軍人達や大統領に人気が高い軍隊経験のない歌手ニコライ・パストルグエフに交替させる予定であるとイズベチアは報道。

イズベチアはまたイラク戦争をめぐる笑い話に半ページを割いて掲載。例えばこんな話。「サダム・フセイン:勝ったぞ、我々は英軍機を一機撃墜した。ジョージ・ブッシュ:それは嘘だ、撃ち落としたのは俺たちだ」。また「ブッシュ大統領、イラクが大量破壊兵器を持っているという証拠はお持ちなのでしょうか。 然り、我々は(我々の)納品書にバグダッドが受け取りのサインをした控を今でも保管している」

ケイアンのイースト・アフリカン・スタンダード紙でもイラク問題がエイプリル・フールの種をなった。アメリカ軍は砂漠の中で前進を阻まれている米軍は「暑さになれている」アフリカ人の兵隊を募集する準備に入ったと報道。

南アフリカのビールド紙もイラク問題。南アフリカ政府はサダム・フセイン大統領に同国の石油産業統括最高顧問に就任するように要請したが、難航している。問題はこのイラクの指導者は米英軍が安全を保証しているにも拘わらず、自家用の飛行機かミサイル防御システムを役所に配置する事に固執している事であると報道。

ギリシャでも同じ題材で、保守系の新聞エレフテロス・ティポスはアカデミー賞をドキュメンタリー部門で受賞したマイケル・ムーアは反戦運動をしたが故にアカデミー賞を剥奪されたと報道。右派のカティメリーニ紙は「アテネとワシントンの間で、イラクの米軍兵士のために新鮮な野菜とパテと潤滑剤を供給する秘密協定」が結ばれ、同国の輸出が急増していると報道した。

フランスでは、「バスクの国の新聞」がミシェル・アリオマリ国防大臣がイラクの子供達のためにCDを録音した。軍楽合唱隊がその録音に参加して歌を歌ったが、それは「否、イラクの子供達はひとりぼっちではない(訳注:フランスにも同じようなのが居る)」との歌詞であると付け加えて報道した。

プラハでは、ヴェセルニック・プラハ紙は2010年のオリンピックはプラハで開かれる事がきまり、大統領自身が歴史的な建造物で実施されるアクロバットスキー競技に参加するが雪はもちろん人工雪であると報道。(訳注:これ意味不明)

もっと真面目な題材では、EC委員長自ららアテネで冗談を一発発表。公式ホームページにECの安定と発展のための協定を廃止する提案をしたのだが、数時間後この文章は完全に消されて新着情報で置き換えられてしまった。(訳注:あまり面白くないし、消去は当然)

最後にブルガリア。セガ紙が4月1日を国民の祭日とする事を提案した。「ブルガリアでは政治情勢は冗談そのものである。国民は働く振りをするだけで、雇用者は賃金を払う振りをするだけで、納税者は税金を払う振りをするだけで、政府は税金を一番効率よく使う振りをするだけである」とのこと。

Avec AFP







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