日経:日本の投資家が試されているのは、資源・食糧インフレ時代の勝ち組、負け組の選別!
日経ヴェリタスは毎週面白い記事がある。今週の一面記事は世界インフレについて。「資源インフレは今やグローバルな投資家の合い言葉。値上がりで潤う国や企業もあれば、音を上げるところもある。日本の投資家が試されているのは、資源インフレ時代の勝ち組、負け組の選別だ」とモルガン・スタンレーの星取り表が紹介されている。笑える。
モルガン・スタンレーが作ったという食糧高騰局面でのアジア・大洋州地域の星取り表から抜粋:- 世界最大のヤシ油の生産国であるマレーシアとインドネシアは勝ち組。
- 相対的な勝ち組は、消費に占める食料費が比較的低い国々。韓国、台湾、香港、シンガポール、オーストラリアなど。
- 相対的な負け組は、食料費の割合が高い国々。中国、インド、フィリッピン、タイなど。
- 都市と農村で分ければ、農家が勝ち組、都市の消費者は負け組。
- 企業レベルでは川上の企業(食糧、肥料)が川下の企業(食品メーカーなど)より有利。
個人、世帯ベースでも、同じ星取り表が作れるだろう。食費にお金を掛ける世帯は「負け組」、食い物にお金を掛けない世帯が「勝ち組」ということ。先日、NHKでは「食の安全特集」とかなんとか言って「安全な」食材にこだわる家庭を「模範的家庭」として紹介していた。この主婦は野菜なんか全部産地から宅配便で取り寄せる。おかげで食材費は月に7万円も余分にかかるようになったが、秋田県出身の主婦は目を引きつらせて「家族の健康のためには必要な経費だ!」と断言される。横に居た気の弱そうな旦那さんはなんにも言わないで黙っていた。この家庭は、気の毒だが人生の「負け組」確定だな。単純に計算しても一生で数千万円も余分に食費を払うことになる。老後は野垂れ死にだ。でもこういう消費者ばかりだと農家は大儲けできるので、地方利権の代弁者であるNHKは「これこそ模範的」として紹介するのである。あきれた。
Posted: Sun - May 4, 2008 at 12:10 PM
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