「日本は将来がない国、停滞鮮明、埋没の瀬戸際、農業などのあらゆる分野で新規参入を促すしかない」(行天豊雄)


今朝の日経「日本の針路」でかつての大蔵省財務官行天豊雄氏が述べてられる。その通りだと思う。

抜粋:
  1. (サブプライム問題で)世界経済全体が壊れるようなことはないが、正常化するのにあと二年はかかるだろう。
  2. 日本は将来がない国だと世界が思い始めている。バブル崩壊後に地に落ちた日本の評価は小泉改革で劇的に好転したが、安倍、福田両政権では改革が停滞どころか逆戻りした印象がある。
  3. 米国株より日本株の下げかきついのも、日本は稼げない市場と海外投資家が落胆したためだ。企業がこぞって買収防衛策を講じ、日本の株主は株価が下がっても黙っている。由々しき問題だ。
  4. 農業などのあらゆる分野で新規参入を促すしかない。自由なアイディアとやる気を生かさなければ。労働力人口が頭打ちになる日本では、新規参入を通じ生産性を上げなければ経済成長は望めない。
  5. できるだけ早く総選挙をした方がいい。政界再編成に発展するかも知れないが『失われた十年』に比べれば、二、三年失っても仕方がない。

まさに正論である。問題は、国民の大多数は集団ヒステリー的に「改革反対」を叫ぶばかりでこの当たり前の理屈を理解しないこと。ブルドッグソース経営陣の愚行も国民感情的には圧倒的に支持されているのだ。このままでは二三年では終わらず新たな『失われた十年』が始まることになる。愚民と心中するのはまっぴらごめんと考える人が多いから、日本株は売られるしかないのである。日本は貧しくなり、国民は安い輸入品しか買えなくなり、国内生産は停滞し日本は更に貧しくなるのである。

Posted: Fri - December 28, 2007 at 02:28 PM           |


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