「降りるときと、突っ張る時を心得ろ」(元検事総長、原田明夫)


今晩の日経「あすへの話題」コラム。元検事総長がカントリーソングで歌われた「ポーカーの勝ち方の極意」を書いておられる。検事総長と言えば、謹厳実直の人というイメージだが、最後の方に株式投資にも通用するとのくだりは、ちょっと頂けない。株で勝つための秘訣は、別の所にあるからだ。

株に勝つための、ほとんど唯一で、それでいて一番確実な方法がある。ただで教えるには、もったいなさ過ぎるが、大サービス。お教えする。

それは株は買うものであり、売るものではないと言うこと。投資をやるんだろう、投機ではないのだ。投資である以上、その銘柄と心中するのである。嫁さんの選択と同じ。

幸い、投資の世界では一夫一妻制ではない。多妻主義が認められる。中には一生の不作という銘柄もあるが、たいていは長期的に考えれば我慢できるものだ。平均すれば大いに満足できる。

一生の不作銘柄も、損切りして売ってはいけない。失敗の記念碑としてとっておくのだ。それを見る度に己の判断ミスと自信過剰を戒めてくれるし、事情があって値上がりした株式を現金化しなければならないときにも、譲渡益課税を相殺するのに使えるのである。

株はポーカーとは違うのである。これがとてもとても大切。

Posted: Sat - March 24, 2007 at 09:08 PM           |


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