会員制リゾートクラブは、得なのか損なのか?


会員制リゾートクラブ・ホテルの商売が繁盛しているらしい。その割りには販売企業の株価がいまいちだが、今日の日経に納得できる説明があった。一応テイクノートしておいた方がいい。

要旨:
  1. 会員制リゾートホテル大手の某企業は、収益力の割りには株価はさえない。この会社は預託金制度をとらず、販売代金の9割をその期の売り上げに計上する。
  2. ホテルの減価償却費もかからず利益率は高い。
  3. だが、会員権が高額な分、宿泊費は割安。宿泊が増えても利益は増えない。
  4. 同社の成長シナリオは会員権が売れ続けることが前提だ。
  5. 同社の幹部は、「団塊の世代は全国に750万人いる。中長期的に需要はある」というが、株価は投資家の心理を反映しているように見える。
  6. これに限らず、株価は企業の「見えないリスク」を織り込んでいる場合が多い(地主への家賃保証型アパート賃貸ビジネスなど)。

なるほどね。勉強になった。

さて、個人として会員制リゾートクラブは買いであるかどうかだが、将来ネヅミ講が一通り終わり経営体の収益が頭打ちになるとすれば、サービスの低下は避けられないと考えておいた方がいいだろう。ああいうところは、いろんな所に行けるというのが売りだが、若いうちはともかく歳をとると旅行自体が面倒くさくなるもの。だいたい日本ではどこにいっても同じような景色で同じようなお仕着せ料理。交通費は海外に行くよりも高くつく場合がある。何十年も生きている間にはたいていの所に行っているし、結局せっかくの会員権も使わなくなるというケースが多いのではと思う。個人的に愛着がある場所があるなら、会員権ではなく人を当てにせずに自分で管理できる不動産を買うべきだ。

Posted: Fri - March 23, 2007 at 05:25 PM           |


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