Master Money for Mac は MS Money よりいいんじゃないかな


Intel Mac に乗り換えて困ったこと。今までの ATOK が使えない、今までの MS Office が使えない、さらに Virtual PC が使えない。で、MS Money も使えなくなったこと。お金を払うのはシャクなので今まで騙し騙しやって来たが、意地をはっても仕方がないので universal 対応ソフトを買うことにした。Money だけは Universal 対応がでていないので安い Master Money で我慢。ところがこれが非常に優れものなのです。MS Money よりいいと思う。

とても使いやすいことで初心者向けのソフトとされるが、とてもそういうことではないと思う。このソフトのすごいところは、記帳の度に複式簿記の原則で仕分けされ、常に最新のP/L(損益計算書)とB/S(バランスシート)が更新されていくことにある。さらに過去のP/LとB/S(ポートフォリオ)と表示画面のままで比較できる。何年か前からの資産状況(ポートフォリオ)の推移も(月ごと、四半期ごと、半期ごと、年次ごとに)標準表示画面で見ることができるのだ。これはすごいです。

MS Money と基本的な設計思想が違っている。MS Money はしょせん「現在の状況」に細心の注意を払うデイトレーダー用のソフトなんだと思う。一方、Master Money はじっくりポートフォリオを長期的な観点で把握したいという投資家にむいている。MS Money のように相場情報が瞬時に自動的に反映されないので、自分で入力する必要があり手間が掛かるが、大事なことには手間を掛けたほうがいい。

通帳や月一の証券会社の報告書を元に自分で入力してもいいが、銀行サイトでの「MS Money へのデータ取り込み」機能はワンクッション入るが利用することが可能。株価も株価情報サービスから株価のデータも取り込むことができるので、まあ何とかなる。

一番いいのは信頼性。MS Money の自動照合機能を使うと経費がとんでもない分類にされてしまったり、勘定がどうしても合わなくなったりしてしまうことがあったが、Master Money のやり方では(常に仕分けを要求されるので)勘定が合わなくなることはないはず(と思う)。

アカウントを階層的に整理できるのもとてもいい。「計算アカウント」という自由に設定できる項目もアイディアですね。通貨別の資産管理に使える(MS Money 2004 ではバグがあって通貨別合計は出ない)。ただ、株価データ取り込み形式だが、YYYY/MM/DD 形式でないとダメ。YY/MM/DD 形式のデータをエクセルで YYYY/MM/DD に変更したけど読み込めなかった。でも YY データを無理やり読み込まして後で手でかえることで対応可能。隠居は暇なのだ。

シンプルゆえにいいソフト。おすすめです。

Posted: Sun - January 7, 2007 at 06:01 PM           |


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