元本確保型ヘッジファンドって、一体どういう仕組み?
日経新聞によればヘッジファン
ドの大衆化が進んでいるという。そのせいか都市貧民である散人の所にも目論見書が送られてきた。あんな物は読まない主義なのだが、タイトルにある「元本確
保型」というのが気になって(だいたい博打を旨とするヘッジファンドに付ける形容詞としては言語矛盾みたいじゃないか)一応目を通してみた。ふ〜ん。
内容抜粋(カッコ内は散人コメ
ント):
- ヘッジファンドは「お金持ちがお金持ちであり続けるため」の資産防衛のための物です。(アホ、おいらは都市貧民の年
金老人じゃ)
- 設定以来高いパフォーマンスを維持しています。10年で4倍になってます。(これからも同じという保証はないだろ)
- 格式や債券市場などの上昇・下落に影響されない絶対利益を追求します。(それができれば世話はない)
- 元本確保型です。(その仕組みがわからん)
- 仕組みとは、まず投資したお金の6割で12年満期のゼロクーポン債を買います。年利5%で12年後には投資額
100%で償還されます。(ふんふん、これなら安全)
- 残りの40%を信用取引でレベレッジを掛け、投資額とだいたい同じような金額まで膨らませて運用します。しかし全部
損してもマイナスにはならないようにします。(ふんふん)
- 株式、債券のみならず、通貨、商品にも信用取引で投資します。一定額以上儲けるとその段階でその一定部分をゼロクー
ポン債に変換し利益をロックインします。(かなり博打。でも儲かったらそれを確保するというのは一応賢いやり方)
- 満期は12年後、途中換金には手数料を頂きます。12年後に当初の投資金額を下回ることはありません。(アホ、12
年後の100%とは現在価格で60%の元本保証じゃないか。だいたいおいらは後12年も生きておらんわ!)
ということで、あまりうまい話は転がってはおらんもん
です。12年後に4倍になっていても喜ぶのは息子だけ。まあ損しても損するのは息子だから、次世代のリスクでもって博打を楽しんでは如何でしょうかという
ことかも知れない。
日経新聞によると、このファンドは欧州のファンドにも
かかわらず、日本からのお金が欧州のお金を上回っているとのこと。ジャパンマネーがヘッジファンドを通じて世界に拡散し、それが日本市場を揺さぶるという
図式。ヘッジファンドはいつも外人として悪者扱いをされるが、「盗人を捕らえてみればわが子なり」と言うところだね。
Posted: Tue - June 27, 2006 at 05:00 PM
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