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20世紀のはじめ、ウォール街投資家の関心は物価安定だった(FRB議長)


今晩の日経「ウォール街ラウン ドアップ」。勉強になった。曰く:
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の先週の講演によれば、二十世紀はじめのFRB誕生当時、金 融緩和を望む商人や農民に対して、ウォール街の投資家はむしろ物価安定を望むタカ派だった。逆に、FRBの任務はむしろ柔軟な資金供給にあったという。
いろいろ考えさせられる。

投資家といえば、金利引き下 げ、株価の上昇を望むというものでもないのだ。むしろ物価の安定を望んだという時期もあったのだ。

考えてみれば、当たり前のことかもしれない。お金を 持っている人は、基本的にディフェンシブなのだ。むしろ猫も杓子も株価の上昇に期待するといういまの状況の方が異常なのかも。

日銀の量的緩和解除はもう既定路線だ。政府も抵抗はで きない。政府は国民の代表だというが、日銀の政策も民主的な多数決で決められる。政府の民主主義と異なる点は、政府は「人数」の多数決をとるのに対し、日 銀は「お金の量」での多数決をとること。お金をたくさん持っている人が、量的緩和解除を求めているのだ。

人口の高齢化に伴い、こうした保守的な政策を支持する 勢力(お金の絶対数)が増大して行くものと思われる。

Posted: Wed - March 1, 2006 at 07:26 PM           |  


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