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トリノ五輪に学ぶ21世紀の投資戦略


オリンピックをテレビで見なが らつくづく考えた。東欧とロシアが強い。メダル数ではドイツがトップだが、これも旧東ドイツの貢献が大きいのだろう。昔の社会主義国家では国威高揚のため にスポーツに国家予算がじゃんじゃんつぎ込まれた伝統があるのだろうが、もう資本主義国家となって年数が経っているのに、まだ強いのだ。

さらに印象的だったのは、イン タビューなどを受けたときの対応ぶり。選手達はとても洗練された受け答えをする。明らかに彼の地では文化と教育がしっかりしている。

しかし一人あたりGDPで見てみると、あのへんは軒並 み「極貧地帯」。2004年末の日本の一人あたりGDPは416万円。それに対し、ロシアはわずか47万円(日本で言えば昭和30年代の水準)。ポーラン ドは73万円。豊かなチェコでも121万円(日本の昭和50年頃の水準)。

貧乏でどうしようもない国かというと、そうでもない。 いま現在国際政治で一番格好のいい政治家と言えば、やはりプーチンだろう。核兵器を持っているし、有人ロケット打ち上げはロシアの独壇場だし、科学水準は 高いし、石油・天然ガスの埋蔵量では中東並みだ。おまけに国内の抵抗勢力などは容赦なく押しつぶすだけの政治指導力を持っている。もちろん資本主義への移 行する過程で混乱はあったが、もう10年以上経過しているし、今後伸びないわけはない。不当に低い為替も切り上がらないわけはない。

当然世界の投資家達はそれに注目するのでロシア、ハン ガリーの株価は相当上がって來てはいるが、ポーランドとかチェコなんかはまだまだ出遅れている。

株の魅力はやはりなんといっても成長期の経済への投 資。成熟国でも企業別に考えればそういうところが見つかるが、しょせん個別企業なんかはよくわからないし、国家権力次第で平気でつぶされるもんだから、国 全体に勢いがあるところに投資するのが一番安全パイなのである。昭和30年代の日経平均を買うのと同じだ。

ということで、ロシア・東欧(トルコもいい)なんか、 考える必要があるのかな〜というのが感想でした。

Posted: Fri - February 24, 2006 at 12:09 PM           |  


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