「健康志向の行き過ぎは一種の病理」(渡辺利夫)


今朝の日経「領空侵犯」で渡辺利夫がお得意の領空侵犯。わはは、吾が輩も同感じゃ。

曰く:
  1. 生活習慣病を予防するプログラムには高齢者の会員で大盛況。還暦をすぎた仲間が集まれば、健康自慢や“病気自慢”に花が咲く。健康や病への日本人の関心は高まるばかりだが、行きすぎれば一種の病理ではないか。
  2. 人間老いれば身体の異常が増えるのは当然です。誰もが身体の異常を取り除くために過剰な努力を強いられている。自分は還暦後、検査は一切受けないとほぞを固めました。
  3. 人間は内向きになり、それが極まると健康への執着となる。何のための人生かを見失い、健康であることを自己目的化してしまっている。
  4. いつかは死ぬという当たり前のことを受け入れる心の構えを持ちたいですね。

「年寄りは早く死ぬのが国のため」というが、こういう(健康に無頓着な)年寄りに限って長生きするので、渡辺利夫みたいな考え方は「危険思想」とされる。

でも、年寄りばかりじゃないよ。最近の自然食・健康食ブームにも同じような「自己目的化」と「一種の神経症」の兆候が見られるね。

Posted: Mon - February 28, 2005 at 02:04 PM           |  


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