NHKクロ現:終末期の在宅がん患者にモルヒネが処方されない!


唖然とした:
クローズアップ現代 NHK : "12月6日(木)放送立ち遅れる在宅がん医療激しい痛みに耐えながら、自宅で残り少ない日々を過ごしているがん患者が少なくない。がんによる死亡者数は年間30万を超え、今年4月に施行された「がん対策基本法」では、緩和ケアと在宅医療の充実を国や自治体が進めることが明記された。しかし、現状では、在宅緩和ケアの受け皿となる地域の診療所と病院との連携が不十分であったり、地域には医療用麻薬の使い方を熟知する医師が少なかったりするなど、がん患者が望む在宅医療はなかなか進まない。がん対策基本法が施行されて8ヶ月、その現状と課題に迫る。"
「俺の70年の人生はなんだったんだろうか?」と叫んで、激痛に苦しみながら死んでいった患者がいたという。なぜ患者に麻酔薬が処方されないのか?

番組を最後まで見たが、その理由はよくわからなかった。ゲストのエライ先生は「現在の治療体制が不備だから」だといって、何十人もの医療チームを患者の治療に当たらせる「新しいシステム」とやらを提言しておられる。そのチームがやっているのは「会議」ばかり。激痛に苦しむ末期がんの患者にとっては、治療チームなどは無用の長物。欲しいのはただ「モルヒネ」である。これが必要とされる患者に出すことができない医療体制に問題があるのではないか。

取材されたお医者さん達は、ただただ、モルヒネを処方して患者が死んでしまったときの責任をとりたくないだけの理由でモルヒネ投与に消極的と見えた。だから煩雑なマニュアル通りに事を運ぼうとする。複雑なマニュアルを理解できない医師は単に麻酔剤を投与しないだけ。それで責任を問われることはない。モルヒネを与えらない患者が地獄の苦しみを味わっていても「あっしには関係のないことでござんす」というわけ。末期がんの患者は、別に余分に生きたいとは思わない。願いは、苦痛をとって欲しいことだけである。医者の都合でモルヒネが与えられないのは、とても困るのである。

シャーロック・ホームズの時代の19世紀の大英帝国では、麻薬は自由化されていて、誰でも薬局で買えた。ホームズもコカインを日常的に下宿で愛用していたし、時には麻薬窟にも出かけた。現代ニッポンの末期がん患者も、19世紀のイギリスに住んでさえおれば、苦痛無く最期を迎えることが出来たのである。ところが現代ニッポンでは、生きていて不幸だった思うぐらいの苦痛の中で最期を迎える。これが文明の進歩なのか。

麻薬の一般市場への流出を危惧するのであれば、エライ資格を必要とする医療チームなんかではなく警察官の管理で十分だ。末期がん患者はどうせ死ぬのである。患者が望むことは、苦痛なしに最期を迎えたいと言うことだけ。複雑でお金のかかる医療チームの編成などは、全く必要がないと思う。

がん末期治療での麻薬使用は専門家にしかできないとして自分の職務利権を広げようとする専門家集団は、日本全国津々浦々のがん末期患者の願いを無視し、患者に末期の激痛を味合わせて、患者の人生の終末を悲惨なものとしているのである。患者の福祉を第一に考えれば、麻酔薬の処方にもっと規制緩和が必要だ。

Posted: Thu - December 6, 2007 at 08:59 PM           |


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