日経:ニッポンの食品安全基準は国際的に見て極めて甘い


今朝の日経「経営の視点」コラムで編集委員の太田泰彦が書かれている。日本の主婦の国産品信奉はピントがずれている由。以下メモ。

抜粋:
  1. ASEANの一角でこんな話を聞いた。「日本は残り物の市場。食のゴミ箱とも呼ばれる」「日本人自身は誤解しているようだが、日本の安全基準は国際的に見て極めて甘い」(食品加工企業の経営者)
  2. この地元企業は、厳格に検査した品をEUと米国市場に回し、それ以外は日本に売るのだという。
  3. 一例。醤油などの含まれる「3−MCPD」という化学物質。専門家の発ガン性の疑いの指摘を受け、真っ先に含有量の規制策を打ち出したのがEU。法的に0.02PPMという基準。日本の醤油業界は自主的に1PPMという目安を設けているだけで、EUの基準に比べ二桁も違う。
  4. ASEANに工場進出したものの、EU基準の厳しい審査に合格できず悩む日本の食品会社もいる。日本には輸出できてもEU向けはEU基準で鍛えられたアジア企業に歯が立たない。
  5. マレーシアやタイでは、EUの指導のもとで食品安全の国内法規をEUの同等水準まで厳格化している。日本は取り残されつつある。

日本の食品安全基準が甘いのは、行政が国内生産者側に立っているから。農水省の食品安全の責任者が「おいらの仕事は(外国農産物を安全性を口実に排斥し)生産者を守ることにある」とシャーシャーというのだから驚く他はない。カドミウムまみれのコメや、水銀まみれのマグロやクジラを平気で出荷している。ヒ素入りのヒジキにしてもそう。

ニッポンのおばさん達も、少しは賢くなった方がいいと思う。家族の健康のためだ。

Posted: Mon - October 1, 2007 at 07:12 PM           |


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