キツネの寄生虫は怖いらしい、イヌは放すな(エキノコックス症)


日経新聞からメモ。酪農学園大学環境システム学部教授の神谷正男氏が言っている。

要点:
  1. キタキツネの小腸の寄生虫(多包条虫)が人に感染すると重い肝機能障害を起こす。エキノコックス症。
  2. 国内の流行地は今のところ北海道だけだが、飼い犬経由本州などに広がる懸念がある。
  3. ふんの中に虫卵があり、それを食べたネズミが感染。さらにネヅミを食べた動物が地域全体に感染を広げる。人には虫卵が混ざった食物からうつる。
  4. 道内の飼い犬の1%が感染している。転居などで道外に移るイヌを調べたら、69匹中2匹が感染していた。
  5. 埼玉県でも一件発生。
  6. 人に感染すると10年ぐらいの潜伏期を経て発症し、放置すれば90%以上が死亡する。
  7. 毎年20人前後の患者が報告されているが氷山の一角。
  8. 対策はイヌやネコを連れて北海道を旅行する人はペットを野山に放さないこと。犬用の虫下しもある。また野生のキツネに虫下しを飲ませる作戦も進行中。絶滅させないと生野菜を食べられなくなる。

寄生虫は自然のものだから人間は彼らと共存しなければならないと言っても、これは困るよな。BSEや農薬なんかよりよほど怖い。

Posted: Wed - February 21, 2007 at 06:04 PM           |


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