「カルシウム補給のために、安くておいしい牛乳をもっと飲もう」(新居裕久)


今日の日経「医食同源」コラム。新居先生がいいことを言っている。メモ:

要旨:
  1. カルシウム補給には、日本の伝統食品なんかではなく、牛乳が一番いい。
  2. カルシウムの一日必要量は男性で600−660ミリグラム、女性で約600ミリグラム。ところが日本人のカルシウム摂取量は約15%不足している。これが日本人の大きな健康問題を引き起こしている。
  3. 牛乳200CCで、220ミリグラムのカルシウムがとれる。一日必要量の三分の一。
  4. シラス干しのカルシウム含有量は100グラムで210ミリグラムだが、100グラムとは200ミリリットルに相当。とても食べられない。
  5. ヒジキについても同じこと。水に戻すとたいへんな量となる。
  6. 小松菜にカルシウムが含まれているが(100グラムあたり170ミリグラム)残念なことに野菜のカルシウムは吸収率が著しく低い。19%しか吸収されない。それに対して牛乳は40%の吸収率。
  7. 魚がいいというが小魚のカルシウムの吸収率も約33%にしかならない。
  8. 牛乳のカルシウム吸収率がいいのは、牛乳に含まれるCPPと乳糖のおかげ。ミネラルの吸収も助ける効果がある。
  9. カルシウムの補給には、安くておいしくて、その上調理の必要がない牛乳をもっと摂取するべきである。

そう、朝食には、クサイ臭いをそこら中に発散する焼き魚や納豆なんかではなく(朝の通勤電車の中の臭いはとても嫌だ)、もっと牛乳を飲んだらいい。お母さんの仕事ももっと楽になる。どうしてこういうあたりまえのことが「食育」では無視されるのか、よくわからない。朝食はご飯と味噌汁と焼き魚でないとダメだとするへんな「食育」は、農村漁村利権団体への利益誘導のために推進されているとしか云いようがないが、日本人の健康にとっては、とても危ういことだ。

Posted: Sat - January 27, 2007 at 10:24 PM           |


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