日経:生魚は海水魚であってもアニサキスが怖い‥‥スペイン政府は生魚の生食を禁止!
昨日,大間の生マグロと冷凍マグロの対決を書いたら,はてブで「生マグロはアニサキスが怖いよ」というコメントを見つけた。何のことだろうと思っていたら,今晩の日経に解説記事があった。お魚はたとえ海水魚であっても,生で食べるのは危険であるとのこと。激しい嘔吐や腹痛にじんましんを起こすという。
日経夕刊17面「世界の話題」コラムで鈴木千春記者が書いている:- スペイン政府は2006年12月に保健省が魚介類を食べる際の注意を公示した。冷凍魚以外は生で食べてはいけないというもの。
- 魚に住み着くアニサキスという寄生虫が,人体に入ると激しい腹痛や嘔吐,じんましんを引き起こすという。
- でもこのアニサキスという寄生虫はマイナス20度以下で24時間以上冷凍すれば死滅する。魚を生で食べる場合は規定の冷凍基準を守ることが大切との政府判断。
- 魚の内蔵を取り除き,そのまま海に捨てるという水産業界の慣習が,寄生虫が巣食った内蔵を魚が食べ,アニキサスが蔓延る悪循環を引き起こしている。。
- スペインの業界団体は今回の政府措置に真っ向から反対しているが,消費者団体は「食の安全が第一。冷凍では質は落ちない」と政府のお達しに賛同している。
スペインの消費者団体は,どっかの国の消費者団体とは大違いで、消費者の健康と福祉を第一に優先して考えていると感心した。どっかの国の消費者団体は,生産者団体の利益代弁者に成り下がっているからな。動
物の肉を(魚肉であれ)生でむさぼり食うのは,あまり衛生的じゃない。これ常識。昔はあまり生魚を食べなかったから特別のオケーションにたまに刺身を食べ
る分には危険は少なかったんだろうが,昨今のように生魚を日常的に食するようになると,結構危険な事態となっている。日本の厚生労働省も国民の健康を考え
て指針を出すべきときじゃないか?注;アニサキス【(ラ) Anisakis】
回虫目アニサキス属の線虫の総称。幼虫は第一中間宿主のオキアミ類を経て第二中間宿主の魚類やイカに寄生し,体長 2cm ほどに育つ。魚類の生食に伴い人体に入ると胃や腸壁に侵入して,時に激痛や嘔吐(おうと)などを起こす。
Posted: Thu - January 4, 2007 at 09:58 PM
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