ドラマ「ミス・マープル」に見る日英健康事情‥‥やっぱりヨードのとり過ぎで顔が浮腫む?


今晩の衛星NHK。アガサ・クリスティーのドラマ。楽しめた。特に感心したのは,むこうのお婆さんたちがえらくカッコいいこと。行動ばかりではなく,フィジカリーにスマートで格好いいのだ。ブクブク顔がむくんでいない。なぜだろう?

思い出したのは,このエントリーでの銀狐先生のコメント
私 も最初は逆(ヨード不足が甲状腺異常を起こす)じゃないかと思ったのですが,調べてみるとヨード過剰が甲状腺機能「低下」を起こすようです。摂りすぎはま た時には「亢進」を起こすこともあるようで,要するに摂りすぎはよろしくない訳です。日本人は FAO/WHO の推奨する摂取量の 20 倍を摂っているので,気を付けた方が良いということですね。過剰摂取に対してはある程度の適応があるようですが,これ以上の摂取は控えた方が良いと考えら れています。多分,番組に登場した専門家はその文脈で言われたのでしょう。
いうことで,葛西アナも誤解した訳ではなく,散人さんの最初の記事で特に訂正する必要はなかったと思います。 Konno N, Makita H, Yuri K, Iizuka N, Kawasaki K 1994 Association between dietary iodine intake and prevalence of subclinical hypothyroidism in the coastal regions of Japan. J Endocrinol Metab 78:393–397

甲状腺異常は顔面のむくみを引き起こす。最初の散人のエントリーは, 「日本人はヨードをとりすぎるから,甲状腺がやられ顔面が膨れるのではないか」というもの(顔面の脂肪はモンゴロイドの特質であるというが,中国人やベト ナム人はそういうことはないし、脂肪じゃなくってむくみ)。直後に訂正したがあながち見当はずれの推理ではなかったようだ。農水族が主張する「ニッポンの 伝統的な食生活への復帰運動」は,顔がむくんだ婆さんと爺さんの大量生産につながるだけかもしれない。

Posted: Wed - December 6, 2006 at 11:17 PM           |


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