NHK「医療〜安心できますか?」‥‥現在の日本の医療は間違った方向に進んでいるとNHKは言う、そうなのか?


今晩の視聴者参加番組。出演した視聴者たちの99%は日本の医療は間違った方向に進んでいるという。
医療〜安心できますか?【日本の、これから】: "国民皆保険制度のもと、いつでも・どこでも・だれでも安心して医療を受けられるはずだった日本の医療。 それが今、ほころび始めています。

深刻な医師不足。医者がいないため、小児科や産婦人科が閉鎖され安心して子供を産めない地域があります。救急病院を辞める 病院も多く、患者がたらい回しにされるケースも後を絶ちません。"
とてもNHK的。敢えて袋だたきに合うことを覚悟で言えば‥…。

若い医者が「地方」から逃げ出していることが問題だという。これは小泉政権になって からの「市場主義的改革」がよくなかったからで、もっと都会から地方にお金を回す「伝統的日本システム」を堅持することがいま重要であると(意訳)。まさ にNHK的総括だ。毎日NHKを見ている人たちは、ナイーブにもそういう方向に誘導されてしまう。

で も、若い研修医たちが、なんで地方を嫌がり都会に行こうとしているのか? 若い人たちにとって都会の方が魅力的であるからだ。それを強引に止めるのが「正 しい政策」だと言う。よく考えてほしい。地方勤務の「若い医者」にとって都会の方が魅力的だと言うことは、取りも直さず「普通の地方人」にとっても都会の 方が魅力的であるということではないのか? どうして彼らを強引に地方に押しとどめようとする?

人 々は利便性を求めて、地域間の移動を行いたいという意欲を持つ。地方勤務を強制させられている若い医者(多くは傭兵として使い捨てられる運命)もそうだろ う。農村に生まれた次男三男も同じことでみんな都会に出てきた。それが日本の経済発展をもたらした。どうして今、地方の「無医村地域」に住んでいる人たち も同じように行動しないのだ! ただでさえ、日本の農村は人口過剰で、そのおかげで引き起こされた極端なまでの「低生産性」と「国際競争力の低下」に悩ん でいるというのに。しかし、戦後時代を通じて続いた「地方から都市への人口移動」が最近鈍っていることだ。なぜなら地方の方が(よそ者は別として、地元生 まれの住民にとって)居心地がよくなってしまったからだ。もし問題があれば「農村の味方」であるNHKがキャンペーンをしてくれる。

この「地方主権ニッポンシステム」こそが日本国の「諸悪の根源」となっている。

NHK と地方農村団体の豊富な資金で養われているマスコミは「富士山のてっぺんに住んでいようとも公平な医療を受ける権利がある」との主張を繰り返しているよう に見える。これはおかしい。日本国は、そもそも、もっと人口の流動的で自由な移動を保証する自由主義に基づく民主的な国家であったはずだ。サヨ・マスコミ は、「地方に優しく」として日本の人口構造を固定化を主張することで、逆にウヨ的「ニッポン・バリュー」の固定化・育成に寄与しているのである。

Posted: Sat - October 14, 2006 at 08:43 PM           |


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