『100歳の美しい脳』(デヴィッド・スノウドン)……文章でアルツハイマーリスクがわかる?


今日読んだ本。これはいい本です。疫学研究の話だが、感動的なエピソードにあふれて いる。修道女集団とは個人の記録が完全に残っており、且つ生活様式がみんな同じなので、疫学研究の対象としては理想的なんだそうだ。死後に脳組織の提供ま でもして研究に協力する修道女の姿には頭が下がる。若いころの文章の「言語密度」と高齢になってのアルツハイマー発症とは関係があるらしい。

この本:

日 本で同じような研究をしようと思っても修道院が少ないので難しいだろう。ふと思ったが、数百万人に達しているというブロッガーを対象にアルツハイマーと文 章特性(思考態度)との関係の疫学研究は出来ないものか。人数は充分いるし、書いたものはネットに時系列で確実に残っているし、文章はデジタル化されてい るのでコンピュータ処理が簡単。統計的な疫学研究には理想的な環境。でも修道女と違って、ブロッガーはちゃんと協力してくれるかどうかが問題だな。

スノウドン博士の研究の要約はこのサイトで読める:

http://www.nunstudy.org

Posted: Wed - May 31, 2006 at 03:09 PM           |  


©