「天ぷらは栄養満点」(新宿医院院長、新居裕久)


健康ネタの続き。今朝の日経「医食同源コラム」で新居先生からいいことを教えてもらった。

抜粋:
  1. 天ぷらは代表的な日本料理の一つ。天ぷらの起源は1616年、日本橋に魚河岸が出来たときから。露店で売られていた。
  2. 天ぷらを食べたいがコルステロールが心配だとか、糖尿病によくないのではないかと云われる。心配はない。
  3. 確かに食材に使われるエビ、イカなどにはコルステロールが多いが、エビやイカの中には血中総コルステロール値を下げるタウリンがより多く含まれているから心配はない(辻啓介教授の動物実験)。
  4. 糖尿病に対しては、血糖値を上げる大きな原因は、炭水化物の摂りすぎに因るもので、タンパク質や脂肪はブドウ糖に変わらないので血糖値を上げる心配はない。
  5. そこで、天ぷらを食べる場合は、出来るだけ衣の少ないものを選び、ご飯の量をぐんと減らすようにすればいい。
  6. 摂取エネルギーよりも食事内容が血糖値に影響する。
  7. 天ぷらは旬の魚介類と野菜を組み合わせて揚げるので、栄養満点の美食である。

ごはんを減らすと言うことがポイントですな。散人は家では天ぷらを食べないが(後の掃除がたいへん)、外では食べることがある。中でも「てんや」の天ぷらはおすすめ。安い上に品質にむらがない(コンピュータ制御の自動機械で揚げるからだ)。

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蛇足)「医食同源」で天ぷらを誉めているのに、同じ今日の日経紙面に「天ぷらなどの小麦粉を使う食品は食べないのがダイエットによい」とする記事があった。曰く:
  1. 小麦粉を摂らないダイエットがお奨め。
  2. 小麦粉と聞くとパスタやパンを思い浮かべるが、天ぷら、フライなどの揚げ物にも小麦粉が使われる。ダメ。
  3. さらにパンに添えるおかずは油を使ったものが多いので小麦粉を控えることで油の摂取量を抑えられる。
  4. 小麦の加工品はあまり噛まずに飲み込むので食べ過ぎになりやすい。

最近、日経の「食育」担当の記者さん(女性?)は、ちょっと思いこみが強いのか、伝統食至上主義に陥っているようだ。日本料理以外は食うなと言うことらしいが、天ぷらだって伝統食だ。うどんだってそうだろう。へんな「食国粋主義」は困るな。

Posted: Sat - May 27, 2006 at 04:22 PM           |  


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