新宿6丁目の日テレ跡地を三菱地所連合が落札!


あの広大な跡地の利用方法がようやく決まったようだ:
NIKKEI NET(日経ネット) : "三菱地所連合、新宿で複合開発・2300億円で土地取得 三菱地所、大和ハウス工業などが都市再生機構の保有する東京・新宿の「日本テレビゴルフガーデン」跡地(2万6000平方メートル)を落札したことが30日、明らかになった。特別目的会社(SPC)を通じ2300億円で取得、3—5年後の完成をめざしてオフィスを中心とした複合開発を進める。都心のオフィス需給の逼迫(ひっぱく)が続く中、再開発を狙った大手不動産会社による大型の土地買収が加速してきた。 落札したのは新宿区新宿6丁目にある約4万平方メートルの同跡地のうちの「N街区」。明治通りから東側に入った一画で、現状の容積率は最高700%。高層オフィスビルを中心に商業施設などを組み合わせた複合開発を進める。SPCには三菱地所、大和ハウスのほか平和不動産、日本土地建物などが参画している。"
紙面では二位グループより3〜4割も高い落札価格であり採算がとれるかなとするコメントも出ているが、散人は成功すると思う。

あそこのいいところ:
  1. 東京の中心地は新宿。これは人口統計的に動かし難い事実であり、選挙の度に都知事候補は真っ先に第一声は新宿で演説することからも明か。それなのに、今まで新宿に大きな商業施設が建設できる用地がなかった。これが最後の出物。
  2. 山手線の内側にありJR駅に面していないこと。現在の山手線は巨大な城壁として機能しており、内外方向の移動が極端に難しい。新宿、渋谷、池袋などのJR駅周辺市街地の構造的な欠点はここにある。お客はJRでやってくるという時代にはよかったかも知れないが、地下鉄を利用する生活の「街」にはなりにくいのである。高速道路の高架が近くにないのもいい。
  3. 高地にあること。東京23区でも一番高い位置に位置する戦略的立地だ。だから源義家は東北遠征の祈願に厳島神社(抜弁天)を建てた(前九年の役)。地形的に水が溜まらないので台風が来ても水浸しになることはない。
  4. 何よりも決定的な優位性は地域の国際性。あの辺りの外国人居住者比率は住民票ベースで20%を超える。港区なぞの比ではない。日本に訪れる外国人観光客が一番訪れる街は新宿(ここ )。韓国、中国なぞアジア系が多いのだが、今や世界経済はアジアを向いている。ニッポン経済は落ち目だが、こういうときには元気の良い経済にあやかるのが一番。

ということで、このプロジェクトは繁昌間違いないところ。長らく東新宿地区は開発から取り残されてきたが(その分静かでいいところだったのであるが)、そういう時代でもなくなったようだ。

余丁町の隣町でもある。ながらく新宿のチベットと自認してきた余丁町も、少しは便利になるか。

Posted: Wed - October 31, 2007 at 10:43 AM           |


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