若鶏の丸焼き野菜添え……柘榴園亭主気まぐれ大成功一品
もう2週間も食料品の買い出しに行っていないのに、息子が夕飯を食べに来るという。冷蔵庫はカラッポ。冷凍庫の中を見て、急遽夕食レシピの考えついた。大成功。
冷凍庫の中に、昔々麻布のニッシンで買った「コーニッシュ・ゲーム・ヘン」一羽があった。他に冷凍野菜が少々。これで作った「若鶏の丸焼き」レシピーが実にうまかったのだ。
「コーニッシュ・ゲーム・ヘン」とはアメリカ産の若鶏の冷凍品。時には「コーニッシュ・ロック・ヘン」というちょっと違った種類のもあるが、いずれにせよ100グラム100円ぐらいで麻布のスーパー「ニッシン」で売られている。とても安い食材だ。でも、これが実にうまい!
せいぜい500グラム程度の若鶏だが、冷凍となると解凍に時間がかかる。電子レンジで「弱解凍20分」。これでいい。
あとは天下のおフランスが発明した世紀の大発明調理器具である「ココット」を利用する。オーブンを使ってもいいのだろうが、散人はあんな複雑な電子機器は使えないし、野菜と一緒に調理するならやっぱり「ココット」である。でも鶏をいきなりココットに入れると色合いが好ましくなくなるので、事前に中華鍋で焦げ目を作る。その後はココットで一時間。で、お終い。実に美味しかったですぞ!
材料:
冷凍「ロック・ヘン(ゲーム・ヘン)」一羽(500グラム程度)
ジャガイモ二個
タマネギ一個
冷凍グリーンピース、適量
冷凍芽キャベツ。適量
白ワイン、適量
ハーブ、適当に
作り方:
冷凍のロックヘンを解凍。塩胡椒して、その後強火の中華鍋で裏表に焦げ目を付ける。ココットにバターを敷いて、焦げ目を付けたロックヘンを入れ、野菜を全部入れて、白ワインをかけ、ハーブをかけて、弱火で一時間。おわり。
これが、実に美味しいのです。食い物にうるさい息子も驚嘆のあまりに感涙。誠におすすめの一品。
チップ:
鶏に焦げ目を付けるとき、鍋も焦げるので、鍋の材質に注意。テフロン加工の鍋は直ぐにだめになる。ふつうの鉄製の中華鍋もだめ。焦げ付くと後がたいへん。おすすめはステンレス製の中華鍋。いくら高温度で加熱し、鍋に焦げ目を作りまくっても、ワイヤースポンジでこすれがすべて解消するのだ。黒錆び重視の中華鉄鍋ではこうはいかない。
散人が使っている中華鍋は、中国製のステンレス鍋だ。ステンレスは熱伝導が悪いのだが、この製品はそれをカバーするためにとても厚手になっている。それでやたらに重いのではああるが、これが絶品。どんなに焦がしても心配することはない。ワイヤーブラシでゴジゴシ擦ればいいのだ。「中華鍋は黒錆びのコーティングが命。擦ってはだめだ」とこだわっている自称「通」の「こだわり料理人」は遅れている。本場の中国では、今や中華鍋は「擦ってもいい」ステンレス製なのだ!美しいとやらの「伝統」にこだわって進歩を否定していては、時代に乗り遅れるという例かな。
Posted: Mon - March 27, 2006 at 09:30 PM
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