柘榴園菜館:本日のデザート「干からびたチーズと黒パン」


小泉・森会談ですっかり有名になった「干からびたチーズ(ミモレット)」だが、高いので恥ずかしながら今まで食することがなかった。でも小泉さんのおかげで日本ですっかり有名になったためか、おみやげに買ってきてくれる人が現れた。最近は連日「ミモレット」。牛込北町のベッカーで買う黒パンと食べると、いいですよ!

うちのカミさんは年に二回はフランスに帰省するが、おみやげに買って帰るのはいつも柔らかいチーズばっか。だから「干からびたチーズ」は食べたことがなかったのである。今晩カミさんに問いつめるに、干からびたチーズは日本で売っているが、柔らかいチーズは輸入が出来ず日本では売ってないからだという(だったらカミさん長年密輸をしてきたのか!)。柔らかいチーズばかりではなく、生ハムなんかも輸入禁止。そういえば、スペインから極上の生ハムを持って帰って成田で没収されて泣きべそをかいていた人もいたな。アルゼンチンの極上の牛肉と羊肉も日本には持ち込めない。なぜだ?

検疫制度のおかげだ。外国の食肉や生チーズの黴菌を持ち込んでは国内食肉・チーズ生産者に迷惑をかけるというのだ。

でもアルゼンチンとかでは「黴菌」にもかかわらずものすごく高い生産性のもとに食肉・生チーズの生産が行われている。ヨーロッパでもそうだ。結局は、検疫制度というのは、生産効率の悪い国内生産者を守るための非関税障壁に過ぎないのではないか?

そこで提案だが、県別で検疫制度を設けてはどうだろうか? 消費地でしか過ぎない東京には自由に外国の農産物を持ち込める。都内で消費するのはいい、でも都外に持ち出すには検疫が必要だとする。街道筋と鉄道駅の数百個所に検疫所を設ける必要がでてくるが、現行検疫制度のおかげで失われている膨大な機会損失を考えれば、十分採算がとれるのではないか? 少なくとも東京都民は莫大な利益を享受できる。ついでにべらぼうに高い輸入関税も東京都区部に限っては免除してもらう。都区部の生活関連物価はほとんど半分になるのではないか。

民主主義というものは、地方分権がその基本だ。それぞれの地方の特殊性に鑑み、それぞれ独自の制度があっていいはずである。それでこそ「三位一体の改革」だ。

Posted: Wed - January 4, 2006 at 09:09 PM           |  


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