NHK新日曜美術館「琉球展」……目からウロコ!


今日の新日曜美術館はよかった:
昨年10月の開館以来、わずか4か月余で100万人の入館者を記録して注目される九州国立博物館。日本、中国に続く第3弾として「琉球展」が開催されている(4/29〜6/25・51日間)。展示されるのは重要文化財30件を含む146件で、目玉は琉球王家尚家に伝わる国宝級の名品である。
沖縄文明ってのは、すごかったのだ!

中でも16世紀の当時の交易の様子を描いた絵には感動。世界各国の船が琉球王国にやってきている。いずれもすごい文明的な船。一番みすぼらしく野蛮な船は当時の薩摩からの交易船だ。見るからに民度が低そうな船。でも腕力だけは強かった。

17世紀、世界貿易で栄えた琉球王国も、野蛮な薩摩の侵略を受けてあえなく征服されてしまう。グローバリズムはローカリズム(国粋主義)に破れたのである。それから琉球文化の没落が始まる。現在の状況はご存じの通り。地域エゴ丸出しの「日本的地方文化」に成り下がっている。

このことが、実によくわかった番組だった。NHK新日曜美術館の新チームはとてもエライ。

戦後の自由主義精神で開花した現代日本文明も、農協主導の地方主義のごり押しで、もはや風前の灯火。このままでは、琉球文明と同じ道をたどる!

Posted: Sun - May 21, 2006 at 08:50 PM           |  


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