「パワーポイントは論理を見えなくする」(国立民族博物館教授、小長谷有紀氏)


今晩の日経「あすへの話題」。小長谷教授は大学院生に対して「さて」という接続詞は論文の中で使ってはいけないと厳禁されているそうだ。「さて」を使うと論理の構築を放棄することになるからだと。パワーポイントはこの「さて」ばかりだとおっしゃる。全面的に同意。

散人も以前から同じ印象を持っている。以前にも書いた:↓

パワーポイントの功罪

汚い表現を使うと、パワーポイントによるプレゼンテーションは、「小間物屋」(要は「ゲロ」ということのエレガントな表現)である。ところがパワーポイントは一見しゃれているので、聴衆は「ゲロ」を見せつけられているという認識が少なくなるというだけのことで、多くのパワーポイントプレゼンテーションが単なるゲロであることにはかわりはない。ゲロでもなんとか格好を付けてしまうところに問題がある。

パワーポイントの使用を禁止するところが現れないかと、期待しているんだけれど、ちょっと無理か。とにかく、あれは楽だから。悪貨は良貨を駆逐するのである。

Posted: Sat - October 8, 2005 at 09:28 PM           |  


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