(民間人の政治任用で)「政策決定プロセスを知らない民間人は官僚よりダメ」(竹中平蔵)


竹中平蔵は時々「身も蓋もない」真実をしゃべってしまう。だから嫌われるのだが、憎たらしいけれどその通りだと思うときがある。

今朝の日経「領空侵犯」で竹中平蔵は言いました:
  1. 政策研究において民間と政府のギャップはこの数年むしろ拡大している。郵政民営化でも民間からはなんの対案も出てこなかった。
  2. 日本のシンクタンクではマーケットウォッチャーがたまたまアルバイトみたいに政策を論評しているだけ。本当の意味でのポリシーウォッチャーがいない。
  3. 政策はどんなに頑張っても民主主義の政治プロセス以外では決められない。永田町や霞ヶ関で仕事をしたことのない人間はそこがわかっていない。
  4. 政策決定プロセスを知らない民間人は使いようによっては官僚よりダメ。官僚に囲まれ、すぐに取り込まれてしまう。
  5. シンクタンクは人材供給や雇用流動化の受け皿機能を果たすべき。

日本の シンクタンクとアメリカのシンクタンクの決定的な違いは、政権交代に伴う政策プランナーのリボルビング雇用機能だろう。だいたい日本では政権が交代なんか しないからシンクタンク機能は霞ヶ関が戦後一貫して独占してきた。今さら民間人の政治任用といわれても準備が整っていない。竹中平蔵は、自分が苦労したた めか、そのへんよくわかっている。

ところで「官僚よりダメ」な民間人ってだれのことだろう? K 氏のことかな? また敵を作ってしまったね、平蔵さん。

Posted: Mon - February 7, 2005 at 02:45 PM           |  


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