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「“根拠なき自己過信”と“国民的熱狂”はニッポン人の特徴」(半藤一利)


今晩の日経夕刊。半藤一利への インタビューが秀逸。昭和史からの教訓であるが、現代日本にも重なり合うという。

半藤一利は「携帯電話も怖い。 自分の嫌いな情報はカットして好みの世界に没入できる。画面が小さいので短いコトバ、勢いのあるメッセージが伝わりやすい。論理的なプロセスが省略され る。集団的催眠を演出する小道具として政治家に利用されないか心配です」と語る。

今ネットに氾濫するいわゆる「ネットウヨ」の言動を見 ても、半藤一利の不安は理解できる。いまネットは「根拠なき自己過信」と「国民的熱狂」に満ちあふれているように見える。

散人の個人的体験だけからの印象だが、いわゆる「ネッ トウヨ」には「農村居住者」が多いように思う。彼らはたとえ戦争になっても食うものは自給自足できるから心配はない。輸入農産物が入ってこなくなるとか えって儲かる。空襲も受けることはない。いわば自分を安全なところにおいて、経済的な得失をも考えて、勇ましいことを言っているのである。その上、農民特 有の粘着質でもって、敵と見なした人間には執拗に嫌がらせを続ける。それが「正義」だと自分で思いこんでいる。いやはや恐ろしい。

その点、都市住民は戦争になれば真っ先に空襲を受ける し、食糧は海外からも「国内からも」入ってこないことを経験的に知っているので、平和主義者が多い。ごく自然で合理的な判断だ。

半藤一利氏は生まれつきの都会人。歴史を自分で体験し ている。都市住民は、このような人の言うことに耳を傾けるべきではないか。

Posted: Thu - April 20, 2006 at 07:09 PM           |  


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