「喫煙規制は日本のムラ社会的な異端排除の論理だ」(千葉大教授、広井良典)


今朝の日経新聞「領空侵犯」で千葉大学教授が、善悪二元的に陥りがちな喫煙規制論を剪る。日本の嫌煙論には米国渡来のものと、日本のムラ社会的なものの二つがあるという。同感だな。

善と悪の「善悪二元論」を展開する米国では、喫煙が邪悪なものと見なされるのは予想できる。でも、なぜ善悪は常に相対的であるとするアニミズムの国の日本で喫煙者が迫害されるのか?

散 人は、これは単なるニッポンジンの米国崇拝のなせる技だと考えてきた。ところが広井氏によると、そればかりではない、日本の「ムラ社会」がそれを加速して いるという。「ムラ社会ではウチには気を遣う一方、ソトへの配慮が足らない」と。その「ソト」が今の喫煙者というわけだ。

「自立した個人と共同体が常識でバランスをとる」ヨーロッパ型の社会に、日本は学ぶところが多いのではないかとのご指摘。これは傾聴に値する。

Posted: Mon - August 29, 2005 at 09:57 PM           |  


©