「社会への配慮とは、“身だしなみを整える”ことである」(千宗室)


今夜の日経で一番グサッと來た記事。裏千家家元の千宗室氏がエティケットの本質を書いて居られる。すごく反省した。

千宗室氏はいわれる:
  1. 人に対して不愉快感を与えぬように配慮するのがお洒落の本意だ。
  2. しかし、現実はどうか。(中略)身も心も自分が定めたルールの中にいる人が多い。やはり浮き上がる。
  3. (私は)ホテルに出かける場合は、必ずスーツを着る。家族と食事をするときも上着を着用する。
  4. ホテルは大勢が集う場である。だから不快感を与えるかも知れぬ恰好で足を踏み入れる振る舞いは私には出来ない。
  5. 私たちに与えられた場には限りがある。その場を独り占めにしているのに無頓着な、気配りが出来ない輩が増えつつあるのが、いやはやなんとも息苦しい。

その通りだと思う。今年から始まった千宗室の「あすへの話題」コラム連載で、これがいままでの一番良い文章ではないか。

特に定年退職者は、気をつけた方がいい。何十年と背広を強制された反動なのか、やたらラフな恰好をすることをカッコイイと誤解される諸兄が多いからだ。

米 国の小説に「アクシデンタル・ツーリスト」という名品がある。旅行ガイド作家が主人公だが、彼は読者に旅行をする場合は、必ず「灰色のスーツ」を着用する ように薦める。いかなるケースでも使える服装であるし、一番地元風景になじむ服装でもあるからだ。。スニーカーとジャンパーで海外旅行に出かけたり、東京 の街歩きをする中高年が、最近多すぎるのである。高齢者にになればなるほど、身だしなみには気をつけたいものだと(自分の身だしなみがいい加減な)散人は 思う。

Posted: Fri - April 8, 2005 at 10:27 PM           |  


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